米沢市の県立大学の教授が無断で他の教員の研究室に侵入し書類送検 マスターキーの合鍵を作成
薄暗い研究室の中をライトをつけて物色する、不審な男性。米沢市の県立米沢栄養大学の男性教授が他の教員の研究室に正当な理由がなく複数回侵入していたとして建造物侵入の疑いで書類送検されたことがわかりました。
建造物侵入の疑いで書類送検されたのは県立米沢栄養大学に勤務する50代の男性教授です。
関係者によりますと、男性教授はことし8月30日から9月5日にかけて無人の状態だった別の教員の研究室に正当な理由なく複数回侵入した疑いが持たれています。
被害のあった研究室では、去年の秋ごろからかけたはずの部屋の鍵が開いていたことが複数回あったため、防犯カメラを設置していたといいます。
YBCでは侵入被害の様子を捉えた防犯カメラの映像を入手しました。
ことし8月30日土曜日の午後7時ごろ、講義がなく本来は教員の出入りがない休日の夜、研究室に不審者の姿が。その3日後の9月2日早朝、カメラに映っていたのは同僚の男性教授でした。男性教授は右手に軍手をはめて、机の上や棚の中を物色ー。
侵入してしばらく経った後、カメラの存在に気付いた様子を見せ、立ち去りました。
被害者は警察に被害届を提出。
警察の提案で新たにもう1台、防犯カメラを設置しました。
すると、9月4日の午後11時ごろにも男性教授の姿が被害者の研究室にありました。
男性教授は元々設置されたカメラを持ち出したりしながら出入りを4回繰り返しました。
また、映像には自分が映らないようにビニールひものようなものを使って防犯カメラの動作を細工するような行動も捉えられていました。男性教授は9月10日、警察から事情聴取を受け、研究室に侵入した容疑を認めたということです。男性教授はどの研究室にも入ることができるマスターキーの合鍵を無断で作っていました。その合鍵を使って侵入していたとみられています。
警察の調べに対し、侵入した理由について「近く開かれる会議の資料を事前に見ようとしていた。3回目の侵入はカメラのデータを消すために侵入した」と話しているということです。
大学はYBCの取材に対し、「男性教授が警察から捜査を受けていることは認識している。現在は司法の判断を待っている」としつつ、男性教授の処分などについては「検察の捜査に影響が出る恐れがありノーコメント」としています。