「頭悪いんか」発言、強引に口に食べ物 発覚した保育士10人の虐待
殴る、食べ物を口に押し込む、大声で叱責(しっせき)――。福岡県田川市の私立「松原保育園」で保育士10人による園児への虐待が確認された。身体的虐待や心理的虐待など28件にのぼり、嘔吐(おうと)した園児をさらに激しく叱責する行為もあった。
県が20日公表した。県は、運営する社会福祉法人「松原福祉会」に児童福祉法に基づく改善勧告をし、検証や再発防止に向けた取り組み方針の整理を求めた。
県によると、虐待行為を確認したのは、20~60代の女性保育士10人。身体的虐待14件、心理的虐待4件、ネグレクト4件、不適切保育6件だった。10人のうち2人は、虐待行為が発覚した今年8月以降に懲戒解雇となっている。園児らに目立ったけがは確認されていないという。
保育士間で黙認 保護者「食べ物押し込むなんて危険」
身体的虐待は、昼食やおやつの時間が多く、食べるのが遅い園児が嫌がっているにもかかわらず、食べ物を強引に口に押し込んでいた。別の保育士も同様の行為をし、園児が嘔吐すると、今度は嘔吐したことに対し激しく叱責した。
食べ物をこぼした園児に対し…
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