北海道のお米②~品種とか~
こんにちは。
北海道だいすき、くりあです!
前回、お米の大まかなお話をしました。
今日は、お米の品種などについてです。
前回、お米は「うるち米」と「もち米」があるとお話しました。
が、日本酒をつくるためのお米もあって、「酒米」といいます。
それぞれ特徴やいくつかの品種があるので、順番にお話していきます!
うるち米
北海道米は、主食として食べられているうるち米だけでも十数品種あります。
それぞれの個性豊かな美味しさがあります。
1.ゆめぴりか
甘みが強く、北海道米の中でも特に粘りの強いもっちりとした品種です。
白ご飯で、お米そのものを味わうのがおすすめ!
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2.ななつぼし
北海道で一番多く栽培されている品種。
ほどよい甘み・粘りで、バランスのとれた味わいが特徴です。
冷めても美味しいので、お弁当にもおすすめ!
3.ふっくりんこ
道南で誕生した品種です。
その名の通り、ふっくらとした食感で、甘みは強くほどよいかたさが特徴。
魚介類との相性◎と言われていて、いか飯に使われていることも多いようです。
4.おぼろづき
北海道米の中でもアミロースが低く、粘りの強い品種です。
ほのかに甘みがあって、冷めても硬くならないので、お弁当にもおすすめ!
5.きらら397
適度な粒感でくずれにくいので、ピラフなどにおすすめ◎タレ通りがいいので、丼ものにもよく合います。
6.えみまる
苗を作らずに、直接田んぼに種をまく方法に適した品種で、柔らかめの食感が特徴。
食味はななつぼしと同等だといわれています。
生産者に優しく、そして美味しい新品種。これからが期待されています。
もち米
うるち米と同様に、北海道の各地で生産されています。
「もち団地」というもち米を集団で生産するという方法をとっているようです。
1.はくちょうもち
北海道産もち米ブランドをささえてきた品種と言われています。
炊飯器で炊けるもち米として、一般家庭でも利用されています。やわらかさが長持ちし、粘りが強いのが特徴です。
2.風の子もち
現在の北海道の代表品種。
お餅にした時に、粘り・コシがあってきめが細かいことが特徴です。
3.きたゆきもち
冷めてもやわらかく、粘りが長持ちするのが特徴です。
4.きたふくもち
硬化性が高く、お餅にした時の食感が良いこのが特徴。切り餅や米菓に適した品種です。
酒米
北海道でもたくさんの日本酒が造られています!
美味しい日本酒がたくさんあるので、それはまた別の機会に深~くお話したいと思います。
「お米も水も北海道産」を目指して誕生した酒米たちです。
1.吟風
北海道産米を原料とした酒造りが広がるきっかけとなった品種で、芳醇な香りで旨味とコクがあります。
2.彗星
タンパク質含有量が低く香りは穏やかで、淡麗辛口のお酒に仕上がる傾向にあります。
3.きたしずく
バランスの取れた味わいで、柔らかい味のお酒になります。
余談ですが、以前、お酒とチーズのお話もしました。↓
うるち米の栄養
前回、うるち米ともち米の成分の違いを説明しました。
うるち米ともち米の違いは、でんぷん(アミロースとアミロペクチン)の性質の違いということでした!
今回は普段食べているうるち米の栄養について。
お米の成分は炭水化物77%、たんぱく質6%、脂質1%などです。
たんぱく質にはアミノ酸がバランスよく含まれていて、卵のたんぱく値を100とすると、精白米は81。牛肉(79)や大豆(70)よりも高い値なんです!
その他にも、カルシウムや鉄分、ビタミンなども含まれています。
お米の保管方法
風通しの良い冷暗所で!
お米を密封容器に移し替えて、冷蔵庫で保存すると、乾燥を防ぐことができ、約10週間は酸化を抑えられるといわれているので、おすすめです◎
美味しいごはんの炊き方
①量を正確に量る
②やさしく研ぐ
お米のうま味成分を逃さないためにも、手早くやさしく研ぎましょう。
最初に冷たい水を一気に注ぎ、底の方から手早く静かにかき混ぜすぐに水を捨てます。
熱いお湯は糠が浸透したり、デンプン質が変化するので厳禁!
これを2回繰り返します。つぎは少量の水で指先を使いやさしく数回研ぎ、研ぎ汁を捨てます。研ぎ汁が澄むまで、何回か水の入れ替えを繰り返します。
③水加減の調整
柔らかめがお好きなら水は多めなど、お好みで水を調節します。
④水に浸すTime
ごはんは吸水率が上がるほど美味しく炊き上がります。
理想は5℃位の水で2時間浸すこと!一番吸水する条件です。
炊くとき熱が均等に行き渡るよう、お米の表面を平らにしておくこともお忘れなく。
➄しっかり蒸らす
ごはんを中心まで均一に炊き上げるため、蒸らす時間をとりましょう。炊飯器だと15~20分が目安です。
⑥混ぜて余分な水分を飛ばす
ごはんの粒を潰さないようよく混ぜ、余計な水分を飛ばします。
濡らしたしゃもじを使い十時に4等分して、釜の底から大きく掘り起こし、切るようにほぐすのがコツです!
無洗米の場合
*前回の復習*
精米された白米の表面には、ネバネバした「肌ヌカ」が残っています。精白米を炊く前にとぎ洗いをするのは、その肌ヌカを取り除くためです。
この肌ヌカを取り除いたのが"無洗米"。
無洗米を炊く時のポイントは水加減!
浸漬時間などは普通のお米と同じですが、肌ヌカがとれている分、1カップに入る米の量が多くなるので、お水1カップ当り大さじ1~2杯の水をプラスしてください。
私はもっぱら”ななつぼし”ですが、”ゆめぴりか”と”おぼろづき”も大好きです。
”ななつぼし”が一番作られているだけあって、安くて無難に美味しいんですよね。
ご炊こう(ゴタコウ)チャレンジというものを発見!
炊くだけじゃなくて食べましょう(笑)
長々と読んでいただき、ありがとうございました!
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