──「こう聞かれたらこう答えよう」と、事前に準備しておいたほうがいいかもしれませんね。

 そうですね。例えば子育て中の仲間を誘って、ワークショップのような形で「練習」する場を設けるのはどうでしょうか。あなたは大人の役、私は子どもの役……と割り振って、子ども役の人はわざと答えにくい質問をしたりして、「どう答えるか」を考えていく。防災訓練のようなものですね。

 なかなか踏み出せないという人も多いかもしれませんが、性教育は子どもが低年齢のうちのほうがやりやすいです。そのチャンスを逃さないで、ぜひ取り組んでみてください。

(取材・文/仲藤里美) 

【前編】教員による性加害、生徒の持ちものに“体液”付着でなぜ「器物損壊罪」になるのか? 弁護士に聞く
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仲藤里美
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