「煙が出てパンパンという破裂音が聞こえた」 山梨大の実験室から出火 黒煙上がるもけが人なし 山梨
山梨大学の甲府キャンパスで23日午後、爆発音がして建物の一階から黒煙が上がりました。
建物内には複数の学生や教員がいましたが、けが人はなく、現場は一時、騒然としました。
こちらは火災が発生してまもなく撮影された写真です。
建物1階の窓から真っ黒な煙が上っています。
写真では出入り口に煙がたまり、建物内が見えなくなっている様子が分かります。
23日午後1時45分ごろ、山梨大学・甲府キャンパスの建物の一階で、「爆発音がして黒煙が見える」と消防に通報がありました。
出火したのは、工学部工学科の学生が使う実験室で、消防車15台が出動し、火は実験室約47平方メートルを焼き、約40分後に消し止められました。
建物内にいた学生
「最初は火災報知器が鳴って、びっくりして部屋から出たら、廊下が煙っていて、機械が焼け焦げたようなにおいがした。外に出たら換気扇から煙が出ていて、パンパンという乾いた破裂音が何回も聞こえて、友人が通報したんですけど、その話だと、部屋を開けたら煙で充満していて、何も見えなかったみたいな」
大学によりますと、出火当時、実験室に人はおらず、建物内には複数の学生や教員がいましたが、けが人はいませんでした。
警察は実況見分を行い、出火原因などを調べています。