介護福祉士養成施設、外国人留学生の入学者4千人超
初めて日本人上回る 25 年度
日本介護福祉士養成施設協会(介養協)によると、2025年度に介護福祉士養成施設に入学した外国人留学生は4,074人となり、前年度比で33.4%増えた。全体の入学者数7,356人に占める外国人留学生の割合は55.4%で、初めて日本人の入学者数を上回った。【渕本稔】
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新卒者やハローワークなどからの離職者を含む日本人の入学者数は3,282人(前年度比6.0%減)だった。
25年度の外国人留学生は23カ国から入学し、前年度から3カ国増えた。
入学者数が最も多かった国はネパールで1,899人(前年度比44.9%増)。次いで、▽ミャンマー747人(40.2%増)▽ベトナム490人(13.7%増)▽中国239人(7.2%増)▽フィリピン192人(102.1%増)-など。
介養協の調査に回答した養成施設(課程)は272カ所(対前年度7カ所減)で、入学定員数は1万1,001人(前年度比1.2%減)。25年度の入学者数は全体で前年度比12.4%増の7,356人となり、定員充足率は66.9%(対前年度8.1ポイント増)だった。
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