トランプ米政権は22日、多様性、公平性、包摂性(DEI)を巡り、バージニア大学と合意に達したと発表した。4月撮影(2025年 ロイター/Dado Ruvic)
[ワシントン 22日 ロイター] - トランプ米政権は22日、多様性、公平性、包摂性(DEI)を巡り、バージニア大学と合意に達したと発表した。同大はDEIに関する政権の法的見解を受け入れることを条件に、公民権調査の一時停止と政府からの資金援助の受給資格を得ることになる。
トランプ政権は親パレスチナ派の学生による抗議活動や、多様性の向上を目的とした政策を巡って全米の大学に圧力をかけてきたが、州立大学が和解に応じたのは今回が初めて。同大の前学長は政権からの圧力を受けて6月に辞任した。
司法省のハーミート・ディロン公民権局長は「バージニア大とのこの注目すべき合意により、学生と教職員は不当な差別から保護され、平等な機会と公正が回復される」との声明を発表した。
バージニア大のポール・マホニー学長は、合意に金銭的支払いは含まれず、学問の自由が保持され、「今後に向けた最善の道筋」を示すものだと評価した。
トランプ政権はこれまでにコロンビア大学とブラウン大学の2私大と和解に達しており、両大はそれぞれ2億ドルと5000万ドルの和解金を政府に支払い、公民権調査の停止と研究資金援助の再開を受けることで合意した。
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