透き通るような世界観にいちゃいけないタイプのクリーチャーに成ったけど今日も元気に擬態する   作:食卓の英雄

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えっ…いつの間に10日も……?
今年はモンハン20周年なので、拙作の「モンスターハンター:オリジン」の方も見てほしいぞ(ダイマ)

今話にはリアンが出ません。何気に初めてでは?



第30話 犠牲になったのだ。犠牲の犠牲にな

 

 日は跨ぎ、今日はアビドスがカイザーローンより負っている利子返済日である。

 アビドスの借金はその月の利子だけでも莫大なものであり、788万3250円というもの。たった5人の学生にとっては、それを支払うだけでも辛いものだ。しかし利子だけでひいこらいっていては、借金そのものをどうすることも出来ない。

 309年返済という気の遠くなりそうな年月は、実質一生どころか孫の代でも返せるものではない。要は、プランなどあってないようなものだ。

 

 借金のことまで踏み入るつもりのない第3分隊はその間は校舎内の警備に当たり、そうして、アビドス廃校対策委員会朝の会議が開かれる。

 先生と第3分隊の分隊長と副分隊長、4人の特殊技能班を含めた会議であった。

 当然だが、彼女たちがこの話題に参加しているのはアビドス側の厚意でしかない。普通ならば、いち学園の生徒会活動―――アビドスの場合は実質的にとつくが―――に踏み入るブラックマーケットの企業など、あり得たものではない。

 

「全員揃ったようなので始めます。まずは、2つの事案についてお話したいと思います」

「最初に、昨晩の襲撃の件です」

 

 アヤネが取り仕切り、彼女の集めた情報を読み上げる。

 

「私達を襲ったのは“便利屋68”と呼ばれる部活です。ゲヘナではかなり危険で素行の悪い生徒達として知られています。便利屋とは頼まれた事は何でもこなすサービス業者で……。部活のリーダーの名前はアルさん、自らを“社長”と称している様です」

「彼女の下には3人の部員がいて、それぞれ室長、課長、平社員の肩書があるとのことです」

 

 それというのも、先日傭兵を率いて校舎へと襲撃を仕掛けてきた便利屋68のことであった。彼女達はゲヘナでも有数の力を持つ団体の一つではあったものの、対するアビドスも精鋭揃い。それに加えて、便利屋のターゲットがアビドスであると会話から理解した第3分隊による隙の的確な埋め方に疲弊させられてしまい本領を発揮できなかった様だ。

 加えて双盾に守られた狙撃手に的確に一人ずつ傭兵を減らされ、最終的に立っているのが便利屋だけになったことで数の利を失ったことで撤退していった。

 

 因みに、もう一人のスナイパーの少女は便利屋側の牽制に専念し、トラッパーの方はアビドス校舎に勝手に仕掛けるわけもいかないため、他分隊員の補佐に回っていたので消化不良らしいのだが。

 この即席のくせに役割に徹した連携に、カヨコは「顔の前を飛び回る小蠅の中に、毒を持ってるのが紛れ込んでるみたい」と評している。

 

「いやぁー、本格的だねー」

「社長さんだったんですね☆ってことは昨日だけで社長二人と出会ったことになりますね!」

 

 ホシノとノノミが感心したような言葉を述べるも、正直反応から驚いているのかどうにも分かりづらい。

 

「便利屋68…。私達もフリーで傭兵をしていた時に名前を聞いたことくらいはあったな。中々やり手だし、傭兵バイトより戦力として期待されているってのは知ってる。…あれが便利屋68だったのか。しかし、会社というには規模が小さいな」

「個人事業で身内しか雇わない…とかはありますけどね」

 

 分隊長が昨日の交戦を思い返しながら、記憶にある知識を並べていく。

 

「起業さえすればどれほど小規模でも社長は名乗れるので…。あんまり比べるのも…」

「ゲヘナ学園では、起業が許可されているの?」

「いえ、それはないと思います……恐らく、勝手に起業したのかと」

「あら、校則違反って事ですね、悪い子達には見えませんでしたが……」

「それが今までかなり非行を積み重ねてきたようでして、ゲヘナでも問題児扱いされています、依頼の方も破壊工作だとか戦闘行為だとかが中心だそうで、かなりの武闘派です」

「そんな危険な組織が私たちの学校を狙っているのです!もっと気を引き締めないといけません!」

 

 かなりの武闘派。戦闘行為やら危険やらと言われても「それ私達もじゃないか?」の一言で全員の視線が分隊メンバーに向く。

 確かにそうだ。むしろより組織的で複数の隊がある分こっちも似たようなものかもしれない。

 

 注目してほしかった情報がより身近な存在に食われてしまった。アヤネは何とかメガネをクイッとあげ、軌道修正に乗り出した。

 これには朝にあった恨みも消沈するというものだ。折角調べたのに…。

 

「そ、それに加えて、セリカちゃんを襲ったヘルメット団の黒幕についてです!」

 

 その言葉に、誰もが身を引き締める。

 

「先日の戦闘で手に入れた戦略兵器の破片を分析した結果……。現在は取引されていない型番だということが判明しました」

「もう生産してないってこと?」

「それをどうやって手に入れたのかしら」

「生産が中止された型番を手に入れる方法は……キヴォトスでは“ブラックマーケット”しかありません」

 

 ブラックマーケット。普通に生活している生徒ならば、殆ど関わりのない後ろ暗い場所だ。

 

「ブラックマーケット……とっても危ない場所じゃないですか」

「そうです。あそこでは中退、休学、退学……様々な理由で学校を辞めた生徒が集団を形成しており、連邦生徒会の許可を得ていない非認可の部活もたくさん活動していると聞きました」

「便利屋68みたいに?」

「はい。それから便利屋68も、ブラックマーケットで何度か騒ぎを起こしていると聞きました」

 

「あ、あの〜」

「もしかしてわざと言ってるんですか?」

「私らもブラックマーケットの企業なんだけど」

「ウチの社員全員学校辞めてるぞ」

 

「「「「あっ…」」」」

 

 全員、素で忘れていたとでもいいたげだ。彼女たちの中ではブラックマーケット=不良。ブラックマーケット=怖いという方程式が出来上がっていたらしい。

 

「と、ともかく、そこが重要ポイントですね!」

「はい。二つの出来事の関連性を探すのも、ひとつの方法かもしれません」

「よし、じゃあ決まりだねー。嬉しいことに、ブラックマーケットに詳しい人たちもいるしー? 調べてみよっか。意外な手がかりがあるかもしれないしね」

 

 と、話しが纏まりかけてきた所で待ったがかかる。それはこの話題に参加していた分隊長からだ。

 

「一つ言っておきたいのだが、私達はあくまで先生を護ることをオーナーに指示されただけのグループだ。アビドスに与しているのも、先生の職務の関係上、成り行きに過ぎない。……だが、ブラックマーケットまでとなると、護衛としては口を出させてもらう」

「な、何でよ!?」

「そもそもアビドスとは関わりのない土地だからだ。ただでさえ今はキヴォトス自体が混乱している状況で、治外法権のブラックマーケットなんて、危険過ぎる。それにどこの所属かも分からないような集団が毎日たむろするそこで人目につく形で私たちがついてみろ。先生の公権力や行動に疑問が呈され、私たち全体だって目をつけられかねない。その責任はアビドスでは取れないだろう?」

「それは、確かにそう……」

「…ですね」

 

 告げられた言葉は、どこまでも護衛としての客観的なものだった。ブラックマーケットに入りびたるという行為自体が今は危ない上、その1企業と結託していると見られれば、未だ舵を取りあぐねている勢力からの覚えはよくないだろう。

 あくまで自宅内の問題ならば、ただの1生徒としての依頼で片付いたものが、適用されなくなる。

 

 分隊長の言葉は冷酷なようにも思えるが、事実であることは揺らがない。無理に説得するのも、ややこしい事態に巻き込むのは憚られるが故選択することが出来ない。

 

「故に私たちには、先生が関わらないことを提案させていただくのだけど。……どうする?」

「“行くよ”」

「そうだよねー。先生も流石に……って。えぇ、それでも行くつもりなんだ。ちょっとびっくりだよ」

 

 分隊長が先生の指示を仰ぐと、ノータイムで宣言する。

 

「“注目されるのも、警戒されてるのも分かってるつもりだけど、それは今困っている生徒たちを見捨てる理由にはならないからね”」

「……そのせいで私たちが困ってしまっても?」

「“…そうだね。心苦しいけど、頼りにさせてもらうよ。なんたってブラックマーケットのプロなんでしょ?”」

「………はぁ、そういうタイプの人とは分かっていたが……。まあ、いい。これもオーナーの指示で言っただけだから、個人的な心象としては賛成だ。分かった。私たちハンター小隊第3分隊も協力させていただこう」

「っ…いいの!?」

「え、あ、はい…。別に断る理由も元々ないので…」

「いざとなればオーナーが何とか始末はつけてくれるしな」

「ウチ等も余裕があれば助けにはなりたいしねぇ」

 

 その発言を機に、堰を切ったように分隊員がまくしたてる。どうやら、今の発言が聞けるまでは待っているように言われていたらしい。

 

「そういう訳で、私たち第3分隊は先生の護衛としてブラックマーケットを案内する。……その過程で、アビドスを助けることもあるかもしれない、ということだ」

「そういうことなら、お言葉に甘えちゃいます」

「あくまでついでってことだねー。うん、それならいいかも?」

「ん、これからもよろしく」

「建前が大事、ということですね…。でも直接お礼をいったら駄目なんじゃないでしょうか……?」

「そういうのはもう今更じゃない? それじゃあみんな、ブラックマーケットに行くわよ!」

「「「「「おー!」」」」」

 

 

 

 

 

 

 夜中の都市群。他よりも高い位置に建てられたビルの一角、ガラス張りのオフィスにて、質の良さそうなスーツを着こなした巨躯のオートマタ型人間――カイザーPMC理事が電話を切った。

 

 何を隠そう、このカイザーPMC理事がアビドスへとカタカタヘルメット団や便利屋68を差し向けた張本人である。

 先日の交戦の報告を聞き、それらの情報を整理した理事は4本のアイラインを歪ませる。

 

「どういうことだ。何故やつらが廃校寸前の学校に力を――?」

 

 今回、カタカタヘルメット団との戦闘に耐えるアビドスを攻め落とすため、他よりも強いと聞く便利屋68を雇った。それも、いくら練習とはいえ*1傭兵まで雇った豪勢なもの。疲弊したアビドスには十分過ぎる戦力だった筈だ。

 

 しかし、現実に告げられた言葉は敗北。

 なんと先日土地を買ったRE:flectorの駒が力を貸しているというのだ。

 

「このためかっ…!」

 

 思い出すのは、法外な値段に文句も言わず即決で土地を買った不気味な女。

 

 理由などいくらでも考えつく。カイザーがアビドスを追い出して土地にしたいのと同じ様に、内部に取り入って協力すれば、そのままいち学園の後ろ盾が得られる。

 RE:flectorはその実力と成長速度は凄まじいと聞いているものの、それでもまだ新参者ではある。表での力をつけるために手中に収めやすい学校として考えていてもおかしくはない。

 

 カイザーへの手だしも、アビドスを狙って襲撃に巻き込まれた以上正当防衛が成り立ち、土地権もカイザーが握っているので分配も容易い。いや、ともすれば全て譲る代わりに表での権限を主張してくる可能性も考えられた。

 

 またこのことがバレても、借金のカタとして奪い取った土地を主張するよりも廃校寸前の学校に力を貸したという方が民意は良いものになる。

 

 あの時不思議そうにしていた自分を鉄仮面の下で笑っていたのかと思うと怒りが沸々と沸いてくる。

 

「……いや、だが、いい。あれの規模はまだ小隊一つで全て。報告では分隊程度らしいが……。小隊が揃ったとて我がPMCには及ばない。……問題はアビドスだが」

 

「――お困りの様ですね?」

「………」

 

 コツリ。革靴で気持ちの良い足音とともに男の声が木霊する。

 

 入ってきたのは、黒いスーツに身を包んだ、黒い人型。ここキヴォトスにおけるオートマタ、獣人(一般人)でも、生徒でもない不可解な存在。

 黒い体に合わせるように弾痕の様な目、亀裂のような口を持つ怪人がそこには立っていた。

 

「いや、困ってはいない。ただ、計算に変数が加わっただけだ。その変数も、上限の高など知れている」

「ふむ……。ですが、報告を受けたのではないですか? 『アビドスの生徒がデータよりも強かった』と」

「何故貴様がそれを…。いや、そうだとしてもそんなもの予想外の戦力と同時に相手どったが故の誤認だろう」

 

 彼、仮に黒服としよう。黒服は意味深長に微かな笑みを浮かべると、その報告に目を向ける。

 

「…データに不備はありません」

「……?」

「勘違い。ではなくアビドスの生徒が更に強くなったと解釈すべきか、と言うことですよ」

「何故そんなことが貴様に分かる?」

「クックック…」

 

 答える気がないのか、カイザーPMC理事の追求を笑って過ごす黒服。しかしカイザーPMC理事も相手のことを警戒しているのかそれ以上は踏み入れない。

 

「チッ…。それで、どういうことだ。そんな短期間で戦力が変わるものか。新装備や部員の増加なら分かるがアビドスは借金まみれの零細高校だ。そんなもの考えられん。あるとすればやつらからの援助だが…」

「ククク…そうですね。変化要因を一つずつ上げて検証していくのは、大切ですよ。その調子で確認してみると良いでしょう。……では」

 

 黒服はそう告げると、背を向けて立ち去ろうとする。しかし、扉の一歩前まで歩くと不意に止まり、背後のカイザーPMC理事に忠告した。

 

「ああ、そうでした。これは協力関係にある私のちょっとした親切のようなものですが、一つ言っておきます。竜の逆鱗と虎の尾。どちらも触れてはならない事項に当てはめられる言葉ですが……。時に、その両方に触れてしまう状況というものもございます。どうか、片方に気を取られて見逃さぬよう。―――どちらかを怒らせれば、自然と両者のものに触れてしまうのですからね」

 

 クックック。そう言い残した黒服は今度こそ退出した。完全に扉が閉まりきり、足音も聞こえなくなった部屋で、カイザーPMC理事は吐き捨てた。

 

「………ちっ、あいつといい、不気味な奴らだ」

 

 

 

 

 

 

 アビドス対策委員会と先生、第3分隊はブラックマーケットへと出立した。念の為第3分隊はRE:flectorと判断できるものをすべて排除して変装し、銃器も鹵獲品の無骨なものに取り替えてから同行。

 

 ブラックマーケットを歩く中で不良生徒に襲われていたトリニティの生徒、“阿慈谷ヒフミ”と行動を共にした彼女達はアビドスの利息を受け取っている銀行員がブラックマーケットの闇銀行に流れていく瞬間を目にしてしまった。

 

(因みに戦闘は少数ながら学園でもトップクラスの精鋭級のアビドス、ブラックマーケットを熟知し、裏社会でも名の知られているU.B.C.S.隊員らが先生の指揮を受けたのでオーバーキルもいいとこだった)

 

 しかし、その真偽を推し量るにも肝心の集金確認の書類は銀行の中。どうするべきかと頭を悩ませる中、シロコが鶴の一声を上げる。

 

「―――銀行を襲う」

 

「はぁーもうほんとヤダ!なんでこう変な方向に思い切りがいいんだ!!」

「ウチにも似たようなの(カニ道楽ちゃん)いるけど君前科とかない普通の生徒だよね…?」

「えっ…、えっ…、駄目なんですか…?わ、私も銀行は襲ったことがあるんですけど……」

「お前大人しそうな顔でよくやるな…」

「ん、先輩」

 

 他のメンバーとヒフミが頭を抱える中、アビドス対策委員会は乗り気で覆面を装着していく。……正体を隠すための覆面なのにやたら派手で見分けがつきやすいのはいいのだろうか。

 

「でも、みんなの分の覆面はない…」

「や め ろ」「私たちここで暮らしてるんだから巻き込まないでくれ…」「それとなく距離を置いてついてってやるから…」「と、逃走ルート確保しとくよ…」「さ、流石に全員だと効率も悪くなるし少数で素早くいった方がいいと思うよー」

 

 さりげなく全員で行くつもりのシロコに拒絶の意思を伝えると、流石のシロコも分別はつくようで諦めたらしい。

 流石に本拠地としていて関わりも多い彼女達に頼むのは憚られるらしい。

 ………となると、目をつけられたのは一人。

 

「ヒフミ」

「はい…。えっ……。えっ!? 私ですか!?」

 

 ポン、と肩に手を置かれて信じられないという瞳でシロコを見る。この子、目がマジだ。

 

「ごめんヒフミ、悪いけど素顔のままになる」

「うへー、って事はバレたら全部トリニティのせいだって言うしかないねぇ」

「えぇっ!?そ、そんな、何で……!?」

 

 自分たちから巻き込んでおいて、一人だけ擦り付けられる。かなり理不尽なことに巻き込まれかけたが、そこにアビドスの癒やし担当、ノノミが待ったをかけた。

 

「それは可哀想すぎます」

「ノ、ノノミさ―――」

「ヒフミちゃん、これをどうぞ」

 

 手渡されたのは先程買った鯛焼きの袋。これを被れということだろうか。

 被らされた。目出しの穴を追加され、おまけに番号まできっちり割り振られてしまっている。しかも外見の違いから勝手にボスに格上げされてしまった。

 

「う、あ…み、みなさん…」

 

 助けを求めるように他の面子へと目を向けるが、悲しいかな。誰もがその縋るような視線から目を背けた。

 

 残念ながら、ヒフミは犠牲になったのだ。アビドス対策委員会発足前から続く因縁…その犠牲にな。

 

 

――――この日、ブラックマーケットに新たな裏社会の有力者、覆面水着団とその首魁ファウストが高らかに産声を上げたのであった。

 

 

※因みに銀行強盗は上手くいった。行き過ぎて書類だけでなく現金まで奪取してきた。

 

 

 

*1
勘違いです。本気でやってました





あんまり変わってないところとかはちょっと巻いてます。

カイザーPMC理事「不気味なやつらめ……!」
リアン「改造バッタたのしぃ〜!」
黒服「先生キターーー!! あ、あと何か変なのいますよ。触んないほうがいいんじゃないですかね。知らんけど」



面白いと感じたら評価、感想をお送りください。モチベと新しい発想のもとになります。あと作者が喜ぶ。

先生の台詞にゲーム本編のように「“”」はいる?

  • 先生と一目で分かるからあった方がいい
  • 別にゲームテキストでもないのでなくていい
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