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うみーのお魚愚痴日記+case

都会のアパートお魚日記 + 日本の水辺の生き物

夏だし旅にでも出るかね⑦

2010-01-29 22:41:58 | 水族館来訪記
※おことわり
俺のデジカメだと、フラッシュを炊かないと泳いでる魚が綺麗に撮れず
水族館ではフラッシュを炊くような愚かな事をするつもりもなく
結論としてまともな写真が殆どないので
写真殆どありませんがご勘弁を。つーか見たけりゃ行け(笑
シャッタースピードとか調整できる
デジタル一眼? とか買ったほうがいいのかな。
水槽内写真撮るのとか
ああいうのじゃないときつそうだ。
カテゴリ迷ったが、作ったまま放置された
「水族館来訪記」に組み込んどきます。記事数ゼロだと悲しいし。

なお、掲載写真は全てクリックで拡大となっております。





さて、宍道湖を一回りしたわけだが、
その間にも、雨がちらほら降ってきていた。

小雨が降ったり止んだりというところだったが
早朝に見えていた青空は、厚い雲に覆われて
いまにも泣き出しそうだ。




開館時間より暫く遅れて、
俺は、宍道湖のほとりにある
『島根県立宍道湖自然館ゴビウス』へとやってきた。
ゴビウスとはハゼの学名から取ったそうで
名前の通り宍道湖のハゼに重点を置いた水族館だ。



入り口に入ると、丁度亀の特別展示が行われていた。
放流の危険性や、交雑の危険性などを説いていた。

初めてワニガメやホクベイカミツキガメを生で見たが、
あれフィールドで遭遇したら泣くぞ俺。
ちなみに俺が行った時、本で見たことしかない
天然記念物リュウキュウハコガメは、現在申請中で展示してなかった。

他にもゴビウスでは、ミシシッピーアカミミガメが
持ち込まれることが多く、それを飼育している。
入り口通路の下に亀の飼育庭があり、
透明の足元から亀たちの姿を見ることができる。




さて、館内に入ると
まるで普通の海の水族館のような光景が広がる。
さすが宍道湖&中海を擁する島根県。
エイやスズキ、コチやソイなどがお出迎え。
ただ、他の水族館のように深海魚がいるとか
そういったわけではなく
あくまで宍道湖や中海で出会える魚たちの展示。
海水魚といっても、
防波堤の釣りで出会えたり、汽水域淡水域で
出会えるような魚たちばかりで親近感を覚える。


もちろん館内には淡水魚も充実している。
汽水海水域を過ぎると、淡水魚展示のメインフロアに出るが
島根県にいるほぼ全ての淡水魚と出会うことができる。

大水槽が二つあり、ひとつはゴギ&オオサンショウウオの水槽。
そしてもうひとつは、中央で二つに区切り
中海と宍道湖に分けた水槽だ。

特に後者の水槽では、展示される魚のプレートに
中海と宍道湖のどの区域に生息しているか色分けされ
セスジボラやカワハギとウグイが一緒に泳いでいたりする。


ゴギ水槽では、そのゴギの圧倒的な存在感に感動し、
伸び伸びと泳ぐオイカワが素敵だった。
ただ、水槽の目の前にいたオオサンショウウオに対して
携帯でフラッシュ写真を撮った家族連れの
馬鹿なオッサンが居たので随分と気分を害したりもした。


細かいこだわりには感動させられる部分が多い。
島根県の地図に、
メダカはどの地域でどんな呼び方をされているかの
表記が載っていたり、
岩魚の放流に関する問題点の記載や
イッシーは高津川で見つかったんで
種名に「タカツ(高津)エンシス」って付いたとか
一般の人にはあんまり興味ないかもしれないが
魚好きだと、子供のようにドキドキできる空間だ。


ここの魅力は正直まともに語り継げる自信が無いので
少しだけ切り出して紹介したい。


ハゼについて。



館内の最初にスズキたちの正面にある水槽。
シンジコハゼの水槽だ。
宍道湖で見つかったハゼということで
やはりいい位置に据えている。
残念ながらその地味さで
ヒーローにはなれないようなのが悲しいが。

俺は同定のためしっかりと食い入るように見るが
どうにも自信がない。
ただ、大変似てはいるのだが……




なんて思っていたら
水槽の隣にビリンゴとシンジコハゼの見分け方。
そして分布の記載があった。
ぶっちゃけて言うと、ビリンゴは中海のみ。
シンジコハゼは宍道湖のみの住み分けで
隣接地帯では多少入り混じるものの
それ以外のポイントでは完全な済み分けが
されているようだ。

俺が捕まえた場所は、完全に隣接の反対側。
ビリンゴがいるような場所ではない。
というわけで、シンジコハゼらしい。
もう少し大きくなって、わかりやすい個体だったら
嬉しかったのだが、まあー……こればかりはな。



他にも、チチブとヌマチチブの見分け方や
宍道湖にいるハゼの一覧など
ハゼ好き汽水好きにはたまらない世界。


淡水コーナーでは、山陰の希少な魚たちが
素晴らしい状態で展示されている。


中央に堂々たる姿のイッシー。
俺が福岡で採取したものとは受ける印象が違う。
だが、アジメやスジシマともまた違う姿だ。
不思議なドジョウだよ、こいつも。


テツギョなんかも展示されていた。でかい。
こいつを展示している水族館は初めてだ。
金魚が勢ぞろいのアクアマリンふくしまですら
展示していない生き物だ。
他にコイツを見に行くならば
原産地近くの水族館にいるかどうか……。




もちろんミナミアカヒレタビラも登場している。
やはりタビラは臆病で、近づくと水槽の奥に
隠れてしまうのが残念だが……
色の出たミナミは、ピンクの尾びれに
一番外の縁が真っ白で、
関東のアカヒレとは全く違う色。
こんな姿のものを採取して見たい!

「ミナミアカヒレタビラ」の名前がシールで、
その下に多分「アカヒレタビラ」と記載があるところが
なんとも嬉しいね。


ミナミの通路反対側には、

イシドンコの水槽が!!

……だが姿が見えない。おいタカハヤじゃまだ退け。


よぉおおおおくみると、奥のほうに
石に隠れたドンコの姿。

これがイシドンコか!!


……ぶっちゃけさっぱりわかりません。
分布域は極めて限られていて
島根の西側~山口の島根県境位。
ゴギがいるような渓流域に住むらしい。
次回はコレを狙いに行ってみたいな。




巡回通路からちょっとはぐれた場所にいたのは
スジシマドジョウの山陰小型種。
コイツを探しに来ているのだが
残念ながらまだ未発見。
とりあえず水族館で見れたので安心だ。

これは九州小型と同一ではないかという
話が出ているらしくて、
いまは「点小型」と呼称しているらしい。
※表記もそうなってました。
つまり山陰か九州で両方採取の必要がないと!
ということは、神様を採取すれば
とりあえず九州固有種はコンプリートか!?



この水槽の隣には、島根の魚の
生息分布に関しての考察があった。
西と東で大きく分布の違う島根県。
特に西側は近年2種のイッシーが定義され
まだまだ発見のありそうな地域である。




他にも、ヒガイやタナゴ
堂々たるアユカケ。
喧嘩するオヤニラミ。
頬が赤く体は青のイトヨ。
ギギ可愛いよギギ。

あちこちで見られる、
だが、素敵な面々が展示されていた。



山の多い山陰には、サンショウウオも多い。
サンショウウオとカエルの両生類コーナーも充実。
ああくそうサンショウウオって可愛いなああああ
水槽前に立つと、顔向けて「見る」んだよ、アイツら。
カエルたちは我関せずだが
サンショウウオとかイモリたちって
顔向けてくれるんだよ。
これは溜まりません、あああ、サンショウウオ良いなあ。



さて、最後に是非これを紹介しておきたい。



『甲羅の白い』モクズガニ。
一体何がどうしたらこんな奴が生まれるのか。
大きな大きなモクズガニ。
手の毛が真っ白な奴は見たことがあるが
※うちでも脱皮したし。
甲羅が真っ白なのは初めてだぞ。

こいつに着目する人は全然いなかったが
こーれは珍しいんじゃないだろうか。



さて、一通り見終わって満足した俺ではあるが、
ふと外を見ると……凄いことになっていた。
雨粒が見えるどころか、たたき付けるような大雨。
嵐でも来てるんだろうか、とんでもない状態だ。
外に出ると、吹き飛ばされそうな強い風に乗って
雨粒が散弾のようにたたきつけてくる。

こりゃとてもじゃないが採取なんて出来ん。
通り雨かなにかだろうか、俺は再入場し
もう暫く様子を見ることにした。


……だが、なんかゴビウスの隣の施設で
何かの催し物があったらしく、
雨から逃げてきた子供たち(家族連れ)が大量にやってきて
いまいち落ち着けない。
大水槽前の椅子に座って
ノンビリ魚を見ている俺の目の前に立つなあああ



というわけで、さらに一時間ほど魚を見たり
サンショウウオを見たり(狭くてゆっくりできなかった)

バスに追いかけられるザリガニを見たりしたが
どうにも雨が止みそうに無い。
どーやら一日雨っぽい。

困ったものだ。

さて、どうしたものかな。


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2 コメント(10/1 コメント投稿終了)

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Unknown (CB御殿)
2010-01-31 14:31:10
今年こそ神様にお会いして九州コンプリートしましょう
Unknown (うみへび)
2010-02-01 18:33:44
>>CB御殿さん
今年こそ……今年こそ!!

とりあえず3月は行かず(まだ遡上前なので)に
別の季節を狙いますよっ


目指せ九州コンプリート!

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