Bリーグ 全国に新アリーナが続々誕生!新計画に賛否で住民投票も…
アリーナ建設計画が街を分断!?
愛知・豊橋市。東三河地域の中心都市で、人口は約36万人。今この街は、歴史ある公園の土地を活用した新アリーナの建設計画を巡り、大きく揺れていた。 新アリーナは、豊橋を拠点とするBリーグ「三遠ネオフェニックス」のホームとして使用する予定で、5000席以上を想定。総事業費約230億円のほとんどが税金で賄われる。 しかし、工事が始まるタイミングで反対運動が活発化。市長が工事を差し止め、住民投票で是非を問うことになったのだ。 建設予定地の近くに住む藤田さんは、この計画に反対していた。「バブルの時、中央が地方に建物を造ると、いっぱい補助金を出していた。そういう仕組みで造ったものは、大体ダメになる。失敗した歴史の繰り返し」(藤田さん)。
現在、三遠ネオフェニックスは、豊橋市総合体育館でホームゲームを開催している。 フェニックスの岡村秀一郎社長は、「つらい。どちらかが勝てば、どちらかが遺恨を残す。結論はすごく難しい。住民投票というかたちは悩ましい」と話す。 ここ2シーズン連続で、中地区の優勝を勝ち取っている三遠ネオフェニックスは、2026年から始まるトップカテゴリー、Bプレミアへの参加が認められている26チームのうちの一つ。 しかしこの体育館では、参加条件である5000席以上を満たすことができないため、将来新アリーナが使用できることを前提に、参加が承認されている。
Bリーグ 経営戦略グループ マネージャーの古澤彬弘さん(42)は、新アリーナの建設が、街に分断を生んだ事態を重く受け止めていた。 「もうちょっとやり方があったのかもしれない。バスケットボール、スポーツを確固たる産業にして、幸せな人をつくりたい。そのためにアリーナがある」。 7月20日、新アリーナ建設の是非を問う運命の住民投票が始まった。果たして、市民の決断は――。
“最弱”5 勝55敗のチームにもアリーナを!
人口約50万人、四国最大の都市、愛媛・松山市。 松山市に本拠地を構える「愛媛オレンジバイキングス」は、現在、下部リーグのB2に所属し、平均の集客数は約1400人。こうしたチームをビジネス面から支えていくのも、Bリーグ・古澤さんの役目だ。 古澤さんが訪ねたのは、1997年にこの地で創業したIT企業「サイボウズ」の松山オフィス。 サイボウズは、クラウド事業などを手がけ、年商は約300億円。 6月に「創業の地を盛り上げたい」と愛媛オレンジバイキングスを買収し、経営に参画した。 地域のためにもトップカテゴリーのBプレミアを目指したいサイボウズだが、新たなアリーナを造るには市民の後押しが必要だ。 「いつか夢のアリーナで地元ファンの熱狂のなか、プレーしてもらいたい…」そんな思いを抱く古澤さんが、サイボウズに送ったアドバイスとは――。 ※「ガイアの夜明け」より
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