両親も知らなかった「死んだンゴ」 がんで死去した津別の元北大生・中山さん最期の日々 がん研究機関への寄付急増
【津別】希少がんを患い、12日に22歳で亡くなったオホーツク管内津別町出身で北海道大の元1年生、中山奏琉(かなる)さんが、交流サイト(SNS)に自身の死を報告する投稿を載せて話題になっている。亡くなる直前、公開日時をあらかじめ指定できる予約投稿をしたとみられ、死の2日後に中山さんのX(旧ツイッター)に表示された。閲覧数は投稿から1週間の21日時点で3億回を超え、ネットを通じて闘病の様子を発信してきた明るい人柄も相まって、全国のネットユーザーから哀悼の意を込めた寄付ががん関連機関に相次いでいる。
■突然投稿された「グエー死んだンゴ」
「グエー死んだンゴ」。こんなネットスラング(俗語)が14日、中山さんのXに突然投稿された。まるで死後の投稿にも見えるインパクトから閲覧数は一気に増加した。
■全国大会に出場
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