北村晴男氏、維新に言及「私はただ1点だけ、懸念を持っております。維新さんが必ずしも…」
北村弁護士こと、日本保守党の北村晴男参院議員(69)が20日、自身のYouTubeチャンネル「弁護士北村晴男ちゃんねる」を更新。自民党との連立政権に合意した日本維新の会について、言及した。 【写真】北村弁護士の長男、甲子園→名門大法学部→弁護士目指すも… 北村はYouTubeに、同日都内で開かれた「高市早苗総裁就任記念国民の集い」で行った自身のスピーチの模様をアップした。 そのスピーチの中で北村氏は「私はただ1点だけ、懸念を持っております。それは維新さんが、必ずしも“保守政党”と思えてこなかった。むしろ我々から見ると、“親中、媚中政党じゃないのか?”という疑問を持たれてきました。そりゃまあ大阪発祥ですから、大阪があの体たらくになっていますから、“そうなんじゃねえの?”って思ってきました。なので、この高市政権ができたあかつきにですね、(維新が)足を引っ張らないように、外からコントロールしたいと思います」などと話した。 今回の自民との連立合意をめぐる政策協議の中で、維新は議員定数削減を「絶対条件」とし、21日に召集される臨時国会で衆院議員の定数を1割削減する方針で合意した。議員定数削減をめぐっては比例代表の約50議席が対象になる見通しで、比例選出の多い少数政党に不利になるとの批判の声も出ている。 北村氏はスピーチで「今、大変大衆受けのする、衆議院の比例区の議員の定数削減ということを維新さんは言っておられます。これは確かに一般の方は受けるでしょう。それをやるなら、“身を切るための改革”をやるなら」として、議員の報酬などを「10%減らせばそれですむ、あっという間にできる」などと主張した。さらに「(10%減らすことで)加えて、われわれのような少数政党が国政政党になる道、それを閉ざされることがないということなんです。このことはよく、これから訴えていきたいと思います」などと話した。