『ぬきたしTHE ANIMATION』は、令和最高峰のエロゲ原作アニメだったって言うのを言いたいだけの記事。
どうも、今年の誕生日を迎えたら厄年になる男、ぶりっつです。
note初投稿の話題がコレってどうなんだよ!?って感じですが
好きなものは好きだからしょうがない!
『ぬきたし THE ANIMATION』がこの令和時代に与えた衝撃
「ぬきたしアニメ化?ちょwwww地上波かよwwwwwwww」
ぬきたし THE ANIMATION 公式サイト https://nukiani.com/
「ぬきたし THE ANIMATION」(原作:『抜きゲーみたいな島に住んでる貧乳(わたし)はどうすりゃいいですか?』以後"ぬきたし"とする)のアニメ化って、僕ら美少女ゲーム好きな人にとってはもう事件中の事件だった…。
ぶっちゃけ、アニメ化発表記事二度見した。
参考:https://www.famitsu.com/article/202506/43824
だが放送開始してフタを開けてみたら、予想を遥かに超えるヤバさと熱さで、もう僕は声を大にして言いたい。
これは間違いなく、最近の美少女ゲー原作アニメの中で「最高峰」やんけ!
この作品の最大の特長をまず述べよう。過激なエロという“皮”を被りながら、その実態は極めて硬派な「シナリオ重視」の骨太な物語であること。その底知れない魅力について、ちょっと熱く語るで。
基本的にアニメ版準拠だと最初に述べておきます。
原作とはちょっと違うところがあるからね!
1. 現代社会への鋭いアンチテーゼ:エロを被ったシナリオの本質
「ドスケベ条例」(すでにパワーワード)という、性行為をしないと逮捕されちゃう狂ったルールがある青藍島が舞台。
まずこの解説が第一話で解説されんのホント草。
ここが『ぬきたし』の核であり、現代社会への鋭いアンチテーゼだと僕は思う。
一見、欲望が全て解放された性的ユートピアに見える。しかし、その実態は、童貞で処女厨ある主人公・淳之介たちマイノリティの「性を選択しない自由」を徹底的に抑圧するディストピアとして機能してる!
エロがテーマを際立たせる: 本作のシナリオが優れているのは、この過激な「エロ」の要素が、単なるオマケやギャグで終わらず、「自由の抑圧」というテーマそのものと深く結びついている点。多様性やポリコレが叫ばれる現代で、「正しいとされる価値観が、いつの間にか抑圧的な絶対規範と化す危険性」を、最も刺激的な形で描き出してるんだよね。
マイノリティ同士の対立構造の深さ: 淳之介が率いるNLNS(反交尾勢力)は性の自由な選択を訴えるけど、や「FS」のような、異なる信念を持つ集団が複雑に絡み合う。この多層的な構造こそが、エロを被った骨太なシナリオの真骨頂だと思ってる。勧善懲悪じゃなく、それぞれに正義があるっていうのおじさんである僕にとっては激熱なんだよ。
過激な設定に爆笑するけど、根本にあるのは「自分の信念を曲げへんで!誇りを守る!」っていう、熱血王道少年漫画みたいな展開。このギャグとシリアスの温度差で風邪ひきそうになる感じが、本当に最高にアツいんよ。
2. 制作陣の愛と狂気!「規制との戦い」の歴史
アニメがこんなに神作になった最大の功労者は、制作会社のPassione。彼らの「ぬきたしをアニメ化する!」っていう執念と愛が画面から溢れまくってた。最高にクレイジー。アニメ化中止っていうエイプリルフールしたのも美少女ゲーム会社っぽくて大変良い。
Passioneは過去にも『異種族レビュワーズ』で放送中止になるほどの表現に挑んだ事が当時話題になった。編成上の都合ってなんだろう?
そんな彼らが、再び『ぬきたし』という、放送禁止用語のオンパレードのような原作に挑み、そして恐ろしいことに見事に完走!
『異種族レビュワーズ』と『ぬきたし THE ANIMATION』を完走したKBS京都も称賛したい。
この事実だけでも、クリエイター魂の勝利だと思います。
あと放映局マジでグッジョブ。マジで凄い。
OPから規制満載のインパクト:この作品がどれだけヤバいか、それはオープニング(OP)映像を見てほしい。通常の深夜アニメなら本編で徐々にギアを上げていくところを、『ぬきたし』はOPから黒塗りやモザイクが当たり前だったんだ。この「規制だらけのOP」という姿勢そのものが、視聴者に「このアニメ、ガチやんwwwww」という強烈なインパクトを与え、期待値を爆上げさせたとおもふ。
規制を逆手に取る天才的な演出: 地上波で規制がかかると、「見せられないよ!(画像略)」ってなるよね。でも、『ぬきたし』は、その規制を「芸」にしてた!巧みな言葉遊びで本質を匂わせたり、謎の光の使い方が妙にエモかったり。この規制すらもエンタメにする強さは、彼らの積み重ねてきた「ギリギリを攻める」という信念があるからこそだと思います。
たまにセウトなのは御愛嬌。
3. 異常な日常を彩る「ハメドリくん」の魅力
そして、青藍島(舞台の常夏の島)の異常な日常を象徴するのが、あのマスコットキャラ「ハメドリくん」。
あのシンプルなデザインと、つい「かわいい!」と思ってしまうような愛らしいビジュアルが、ドスケベな世界観と共存していることが、逆にこの島の狂気を際立たせているんだ。健全な見た目の裏に隠された真逆の意味。その強烈なギャップが、視聴者の常識を揺さぶり、作品の持つ「バカ」と「シリアス」の二重構造を補強してた気がする。
4. Qruppo音楽チームの「本気」と伝説の「ぬきたし婚」
本作の熱狂ぶりは、社会現象的なニュースにも繋がりましたよね。
アニメの初回放送直前に発表された、主人公・橘淳之介役の柳晃平さんとヒロイン・片桐奈々瀬役の石上静香さんの結婚。ファンの中で語り継がれるこの「ぬきたし婚」は、作品が持つ「真実の愛の力」を、現実世界にまで証明した奇跡的な出来事でした!この作品を彩る二人が結ばれたなんて、まさに運命としか言いようがない。ぬきたし婚って字面強いな。
さらに、原作を手がけるQruppo。そして、音楽チーム、特にえびかれー伯爵さんを中心とした楽曲のクオリティも尋常じゃなかった!OPのUtopia or Dystopia/夢乃ゆき、そしてED 再会系少女はどうすりゃいいですか?/綾瀬理恵、そして最終話で挿入歌で持ってきた THE APPLE IS CAST!![2025 ver]/夢乃ゆき&綺良雪。マジヤバいやろこれ。
この曲流れるって事は2期やる布石にちがいねぇ。やったれやったれ。
5. 経済的評価とファンからの「愛の投資」
どうやら円盤も凄い売れているらしい。配信版(DMM TV、アニメフェスタにて配信)よりも凄いらしいぞ、青藍島ver。僕はDMM TVで視聴してました。
アニメ化は、ファンと制作陣の「クレイジーと愛と狂気と情熱(あえて2回言う)」が結集して成功させた、稀な出来事だったんじゃないかと思うのである。
6. 結論:最高峰が切り開く未来、そして今すぐ配信サイト登録だ!
『ぬきたし THE ANIMATION』は、笑えたし、熱いし、なんか救われた気になった、本当に素晴らしい作品だった。
もし、地上波版の規制で「モヤモヤした」「もっと見たい!」と感じたなら、迷わずDMM TV(14日間無料) orアニメフェスタに登録して配信限定バージョンを見るべき。僕はDMM TVで配信を視聴したよ。
FANZAアカウント持ってるから登録楽だった。
何回も言うけど青藍島verはもっとすごいらしいのですごい見たい。
この作品を通して、「アダルトゲームって、こんなに面白くて深いシナリオなんや!」っていう、美少女ゲームの魅力がもっと広く伝わってほしい。シナリオゲーのストーリーの濃さこそ、シナリオ重視系アダルトゲームの最大の魅力だと思ふ。あえて18禁にすることによって可能な表現もあるのだ。
続編『ぬきたし 2』のアニメ化マジしてほしい。
あの終わり方で2期なかったら悲しい。ちなみにノゲノラ2期はまだですか。
7.なんか色々書いたけど
なんかオタクくさい論調になっちまったよね。
だってオタクだもの。ぶりを。
そんなこんなで「ぬきたし THE ANIMATION」についてのまとめでした。
ちょこちょこ色々書いていけたらなと思います。
あ、steamで「ラムネーション!」がセールやってるのでチェックしてみてください。198円。10月7日まで。https://store.steampowered.com/app/1025140/LAMUNATION_international/?l=japanese
あと18歳以上の方は、原作もどちゃくそ面白いのでやりましょう。
FANZAで購入できます。
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