「富士山入山料、大人も幼稚園児も4000円で親子連れ減少」…静岡県議会委で山小屋関係者ら減免制度の必要性強調
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富士山の保全や活用、オーバーツーリズムについて議論する静岡県議会の富士山保全・適正活用推進特別委員会が21日、県庁で開かれ、今夏から始まった入山規制について山小屋関係者らが意見を述べた。 【表】静岡県側での富士山への入山手続き
須走口東富士山荘を運営する男性(74)は「今夏から導入された入山料が、大人も幼稚園児も一律4000円なのが原因で、親子連れの登山客が減ったと感じている」と指摘。「親子で登れるのは(子どもが)小さい時しかない。対策を講じるべきだ」と減免制度の必要性を強調した。ほかにも、「入山料をトイレの整備などに充ててほしい」という声も上がった。
委員間討議では、教育活動として入山する児童などを対象とした減免制度などについて意見が交わされた。
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