感想① ルーマニア女子大生殺害事件について
※感想をダラダラと書き連ねたものになります。
恥ずかしながら僕はこのニュースを知らなかったです、僕が小学生の時なので記憶に残っていないのですが、ニュースでどのくらい報道されていたのでしょうか
深夜になんとなく眠れなくてネットサーフィンをしていたらこの記事を見つけて、なんというか闇が深い事件だなと怖くなってしまって余計眠れなくなってしまいました(結局4時に寝た)
ちょっとアウトプットしないと気持ちが治らないなと思い、筆を取りました。
【概要について】
アイセックという学生団体に留学の手配をお願いしたところ、アイセックの手違いで危険地域の危険時間に1人で行動することになってしまい、案の定危ない人に声をかけられて騙されて連れて行かれて殺害されたということ
ほんとに胸糞というか心が痛む事件……まずは被害者の方にご冥福を申し上げます。
【被害者への誹謗中傷について】
この事件が報道された後、アイセックジャパンや犯人、ルーマニア警察ではなく被害者やその親族にも多く誹謗中傷があったようです。(なぜ?)
内容としては、知らない男について行くのが悪い、そもそも渡航したのが悪い、旅行プランを確認して止めなかった親が悪いなど…
ちゃんちゃらおかしいですね、悪いのはアイセックジャパンと犯人とルーマニア警察です。それ以上でもそれ以下でもありません。被害者が「お嬢様」ということによる嫉妬に起因してるんですかね、それで被害者叩いてる人の思考やばい気がします
不用意ではあったと思います。知らない男について行くことであったり危険なプランであるのに渡航したことなど、不用意と言われれば認めざるを得ません。
しかしそれが非難されるのはどうなのでしょう。あくまで悪いのは他の人なのになんで被害者が悲しい思いをしないといけないのでしょう。わざわざ表明する必要あります?被害者が悪いとか、言う必要あります?人の心あります?言わなくないですか普通?亡くなってるんですよ?
せめて自戒として自分は危ないところに1人で行かないようにしようとか思うくらいじゃないですか?なんでそれを被害者にぶつけるんですか?自戒でいいじゃないですか
【この事件から思うこと】
そもそもとして、学生団体に留学の手配を頼むこと自体に危うさがあるのかなあと率直に感じてしまいました。
アイセック自体は界隈では名の知れた団体でいろいろな国に支部があってその支部のひとつがアイセックジャパンということですが、内情は割とボロボロというのがニュース記事から読み取れます。
学生ボランティアとして運営が行われているため、運営学生としても手配に対する責任が薄れてしまっているのではないでしょうか。
自分がボランティアで運営していることと問題への責任問題は全く別物です。運営者に「ボランティアだからある程度大目に見てね」といった考え方がもしあるのであれば、それ相応の規模での活動にとどめるべきでしょう。
海外インターンへの派遣といった大規模な活動を行いながら、内心で悪い意味での「ボランティア精神」を持ち、責任逃れをすることは許されません。
上記のように書いてるのはとある「アイセック卒業生」のブログを読んだのがきっかけです。
そこには「アイセックの活動をしてもお金はもらえないし、大人の真似事をしてるだけで意味があるのかと私自身考えたが、アイセックには「青臭さ」や「未熟さ」「無知さ」があり、それらがあっても許されるのが学生団体アイセックとして活動をする利点だと私は結論付けた。お金がもらえなくて大人の真似事をしてるだけということの対価として未熟さが許されている」といったような内容があり、
(そのメンタリティでやって良い規模感の活動じゃ無いんじゃ無いか?実際死んじゃった人が出てるんだし)と感じたわけです。(何のブログかは書きません。)
「分相応」という言葉がありますが、学生団体には学生団体の「分相応」の活動があります。意識高いボランティアをしている自分に酔うのは勝手ですし、それをモチベーションに活動を行うことも「人に迷惑をかけないなら」大いに結構ですが、こうなった以上ある程度責任を取るべきでは無いかと思うわけです(10年前の話ですが)
ネットには真意不明のアイセック関係者の言説が挙がっていますが、それについてはあえて触れません。ただ、真意がはっきりしてる部分だけでも十分批判に値するものであるのは確かです。誹謗中傷ではなく、事実に基づく批判です。
【さいごに】
僕も学生団体のリーダーをやっていた学生団体界隈の人間なのでどうしても今回の件は気になってしまいました。
自戒としては「分相応」の活動を心がける、「責任取れないことはやらない」、「"ボランティア"ということを言い訳に使わない」あたりですかね、気をつけたいと思います。


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