李在明(イ・ジェミョン)大統領は20日、「(国民が)韓国の国防は自らの力でしなければならない、(自らの力で)できると思えるようにしなければならない」とし、「その中心基盤はやはり防衛産業の発展だ」と述べた。
李大統領は同日、京畿道高陽市(コヤンシ)のキンテックスで「ソウル国際航空宇宙および防衛産業展示会(ADEX)」の開幕式後に開かれた防衛産業発展のための討論会に出席し、「大韓民国が今のような状況でも、自主国防を解決できず、国防をどこかに依存しなければならないと考える国民が一部でもいるという事実は納得しがたい」として、このように述べた。
李大統領は防衛産業の発展について、「ただ『兵器をうまく作る』レベルではなく、できるだけ国産化し、市場もできるだけ多角化して世界に向けた産業へと発展させていかなければならない」とし、「また、防衛産業は先端技術開発において主軸となる要素でもある。民間の先端技術産業をリードする主な触媒の役割を果たしてほしい」と述べた。
(引用ここまで)
イ・ジェミョン大統領と高市早苗総理の違いの中で、もっとも際立っているのが対米外交の姿勢であるといっていいでしょう。
え? イ・ジェミョンも対米外交重視を言っているですって?
そうですね、口ではそのように言っています。
「韓米関係は重要だ」とか、「米韓同盟を強化する」と言っています。なんなら就任演説からそのように述べています。
李在明氏、韓国大統領に就任 「全ての国民に仕える」―強固な日米韓協力表明(時事通信)
これらをもって日本のメディアからは「反米とされていたが、そうではないようだ」といった評価が一般的なものとなっています。
まあ、そんなに簡単だったらどれだけいいことやら。
時としてなにを言っているかよりも、「なにを言っていないのか」が雄弁にその人物の志向性を語ることがあります。
イ・ジェミョンについても、それがあてはまるのではないかと考えています。
そのキーワードこそが「自由で開かれたインド太平洋」。
就任以降、公の場でのインタビューや演説などで一度たりとも語ったことがありません。
これに気がついたのは楽韓さんではなく、同志社大学の浅羽祐樹教授。
さすがの慧眼というべきか。
何度か語っているように現在のアメリカの外交、防衛基本方針はアジアファーストです。
対中国において自分たちも防衛力を高めるし、日本をはじめとした中国周辺国にも防衛力を高めてもらう。
抑止力を高めることで対中国の「拒否戦略」を成立させようとしているのです。
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そして、イ・ジェミョンが根本的に反米政治家である証左が、この「自主国防」を盛んに述べているところ。
「自主国防」との言葉がなにを意味しているのか、詳しくはこちらの楽韓noteにて書いていますのでご参考までに。
アメリカから独り立ちし、自分たちだけの力で国防を担おうとするのが「自主国防」の意味あいです。
つまり、米韓同盟すら解消しようというのがイ・ジェミョンの本当の気分、方向性なのですよ。
この記事の「大韓民国が今のような状況でも、自主国防を解決できず、国防をどこかに依存しなければならないと考える国民が一部でもいるという事実は納得しがたい」って言葉は一刻も早く米韓同盟を破棄しなければならないって方向性の示唆ですからね?
この男が反米政治家じゃなかったら「反米」って言葉の意味あいが変化するわ。
それくらいには反米意識を持っている人物なのです。
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中味は長編記事。最新の記事は「 やはりアメリカから軽視されていた韓国・検証編 」となっています。
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