仏首相への不信任案否決、年金改革凍結で政権維持

仏首相への不信任案否決、年金改革凍結で政権維持
 フランスのルコルニュ首相に対する2件の不信任案は16日、いずれも否決された。マクロン大統領が進めてきた年金制度改革を2027年の大統領選後まで停止すると約束し、社会党の支持を取り付けたことが奏功した。16日撮影(2025年 ロイター/Benoit Tessier)
[パリ 16日 ロイター] - フランスのルコルニュ首相に対する2件の不信任案は16日、いずれも否決された。マクロン大統領が進めてきた年金制度改革を2027年の大統領選後まで停止すると約束し、社会党の支持を取り付けたことが奏功した。
極左政党「不屈のフランス」が提出した最初の不信任案は271票の賛成を得たが、可決に必要な289票には届かなかった。
極右政党「国民連合(RN)」が提出した2件目の不信任案に対する賛成は144票だった。
RNのバルデラ党首はXへの投稿で、「取引によって票をかき集めた多数派は、国益を犠牲にして自らの立場を守ることに成功した」と批判した。
不信任案の否決は投資家の間で広く予想されていたため、仏債券市場への影響は見られなかった。
不信任案は否決されたものの、ルコルニュ氏は2026年度予算の可決に向け、今後数週間にわたり厳しい与野党交渉に直面する見通しだ。

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