BS朝日の政治番組で「死んでしまえ、と言えば」発言 田原総一朗氏
武田遼
BS朝日は21日、19日に放送された討論番組「激論!クロスファイア」で不適切な発言があったとして、番組の司会でジャーナリストの田原総一朗氏(91)を厳重注意したと明らかにした。
番組は事前に収録されたもので、自民党の片山さつき氏、立憲民主党の辻元清美氏、社民党の福島瑞穂氏をゲストに進行。選択的夫婦別姓に否定的な姿勢の自民総裁・高市早苗氏に対して辻元氏と福島氏が批判すると、田原氏が発言に割り込む形で、「あんなやつは死んでしまえ、と言えばいい」と発言した。
田原氏の事務所は朝日新聞の取材に、高市氏を念頭にした発言かとの問いに、「死んでしまえと言えばいいという言葉は野党に対する怒りで、誰に向けたものでもない。ただ死んでしまえ、というのは申し訳なかった」と回答。次回の放送で謝罪する意向を示した。
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