異色の経歴で小説家に転身した宮田愛萌、國學院大卒の文学少女はなぜアイドル活動を経て文筆家になったのか? 先輩のジャーナリスト丸山ゴンザレスが真相に迫る
“危険地帯ジャーナリスト”丸山ゴンザレスさんと“小説家”宮田愛萌さんとの特別対談。文学少女からアイドル、そして文筆家へという異色の経歴を持つ宮田さんの人生のTHE CHANGEを紐解いていく。――。【特別対談・第3回/全5回】 ■【画像】美しすぎる小説家、宮田愛萌、國學院大卒の文学少女が、アイドルを経て文筆家に! 神楽坂での取材時アザーカット3枚 丸山「普通の大学生からアイドル、そしてアイドルから小説家。華麗なる転身ですよね。文章を書いたり本を読んだりすることが好きな宮田さんにとっては、順風満帆に聞こえるのですが……。就職したいと思ったことがあるというのはなぜ?」 宮田「なんなら、今でも考えていますよ(笑)。実は私、出版社で本を売る仕事だとか、図書館の司書になって本をお勧めする仕事がしたかったんです。自分の人生の目標は“多くの人に私の好きな本を読んでもらうようなことをする!”というものなので」 丸山「典型的な文学好きって感じ。そういうところも國學院の文学部っぽいですね」 宮田「最初にも話しましたけど、オープンキャンパスで授業を受けたことをきっかけに、國學院では絶対に『万葉集』を勉強したかったですし。大学生の間は好きなことをとことん学ぼうと思っていました。で、いつか誰かにその本の魅力を語れるような人になろうと思って。だから、本当は大学院も行こうかなとも思っていたんですよ。そこで満足できたら就職しようって」 丸山「先ほどの話だと、大学に入ってからアイドル活動を始めたということですけど」 宮田「はい、普通の学生でした」 丸山「これだけの文学少女だったということは、親御さんもアイドル活動をすることに驚かれたんじゃありません?」
体調も崩しがちで、“これは一生の仕事ではないな”と
宮田「正直、大反対されていました(笑)。だから、しっかり大学と両立させるからと説得してやっとOKをもらえた形で。だから勉強には、すごく協力してくれて。“図書館に行きたい”って言ったら父が大学まで送り迎えしてくれるとか、過保護なくらいに……。感謝しかありません」 丸山「芸能活動も大学も、親の理解は大切ですからね。ということは、アイドルとしてずっと続けていくという選択肢もあったわけじゃないですか。そこから小説家として文芸の世界に進もうと決めた理由は?」 宮田「アイドル活動も本当に充実していたんですけど、当時、アイドルと大学生の両立も体力的に厳しくて……。体調もちょっと崩しがちで、芸能活動をお休みした時期があったりしたのもあって。“これは一生の仕事ではないな”と思っていたんです」 丸山「確かにそういう面はありますよね。次のゾーンに行かないと、というか」 宮田「そんな折に、『アイドル歌会』というイベントに呼んでいただいてお世話になっているうちに、今度は出版社さんから“うちで書きませんか”って声をかけていただいて、小説を書く流れになったんです」 丸山「“小説を書く”という気持ちが最初にあったというよりは、周囲が表現の場を与えてくれたということですね」 宮田「そうですね。強いて言うなら、自分から変わったというよりは、周りの環境が変化してそこに適応していったという感じなんです。もともと小説を書いたりするのは、すごく好きだったんです。でも、何かを書くってこと自体は同人誌とかでもできるじゃないですか。実際、それでもいいと思っていたので、まさか自分がそれを生業にするなんて思ってもいませんでした」 丸山「幸せなことだと思います。でも最初の目標を聞いた感じだと、今でも司書さんとか出版の世界に対する興味は消えてなさそうですね?」 宮田「実はアイドルを卒業したくらいのタイミングで、私立の中高の図書館司書に応募して、面接にも行ったんですよ。落ちましたけど……(笑)」 丸山「それは相手も見る目がないなぁ(笑)」 宮田「自分で小説を作るのも好きですが、誰かに本を読んでもらいたいし、買ってもらいたいんですよ。できれば、紙の本を本屋さんで購入してもらいたい。この熱意だけは、小学生の頃からずっと変わらず抱いている感情なんです。だから、今でもそんなお仕事はやってみたいなという気持ちはありますね」
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