転職しても失敗...キャリア迷子になったHSPの私が、自分の道に気づいたきっかけ
「キャリア」という言葉を聞くだけで、胸が少し痛くなる……
何かを成し遂げた実感もない。
特別なスキルがあるわけでもない。
失敗と挫折ばかり。
社長とソリが合わなくなって仕事を辞めたこともありましたし、
適応障害で休職していた時もありました。
正直、キャリアなんて語れる立場じゃない――。
そう思って、ずっと目をそらしてきたのです。
でも、今はこう思っています。
「自分の意志さえあれば、キャリアは何度でも創り直せる」
むしろ、遠回りや失敗の経験こそが、その人のキャリアの「深み」になるのだと。
今日は、そんなお話をさせてください。
1.「勝てるわけがない」職場で失った自信
私がかつて働いていたのは、外資系企業のカスタマーサポートエンジニアでした。
データベースやサーバーの知識が求められる職種でしたが、最初はその知識がほとんどゼロ。
前職の中小企業ではプログラマーをしていたものの、英語も、独自ツールも、社内ルールも、説明書の単語すらわからない状態でした。
それでも、「早く周りに追いつかなくては」と必死で食らいつきました。
けれど2年経っても成果は上がらず、むしろ周りとの差が広がっていくばかり。
同僚たちは、小学生のころからPCを組み立てていたような、生粋のIT好きばかり。
一方の私は、「なんとなく流されるまま」、企業のネームバリューに惹かれて入社した元・文系。
「勝てるわけがない」
「追いつけるはずがない」
――そんな言葉が頭の中をぐるぐると回っていました。
ある日、上司から別室に呼ばれました。
「どうしてこの顧客に、こう対応したのか?」と。
それは何億もの契約を結んでいる大口顧客からの緊急の問い合わせでした。
私はいつも、必ず先輩に相談しながら対応していました。
その時もそう。決して私一人だけの責任ではなかったのです。
上司も責める様子はなく、チーム全体の問題として捉えてくれていました。
――けれど、
その瞬間、ぷつんと何かが切れました。
やる気が、すっと抜け落ちて、惨めさだけが残ったのです。
その日を境に仕事を任されるたび、
「失敗したらどうしよう」という不安がついて回るようになりました。
職場にいること自体が、だんだんと苦しくなっていき、
そして、わたしは転職しました。
2.目標のない仕事は、心もすり減らしていく
次の職場でも、目標はありませんでした。
「これがやりたい」も、「この仕事に向いている」もない。
ただ「ちゃんと働いている自分」でいるためだけに、生活費を得るために、仕事をしていました。
でもそれは、とても苦しいことでした。
目標のない仕事は、ちょっとしたミスやトラブルで心が折れそうになる。
「自分は何をしてるんだろう」という虚しさが、ずっと胸の奥に残るのです。
そうやって長い間、わたしはキャリアのことを考えるのが怖くなっていました。
3.キャリアは、やり直せる
その私を変えるきっかけになったのは、
目的のないまま働き、ついには休職に追い込まれてしまった時でした。
「このまま、人生が終わっていくのかな」という不安。
これから先も、ちょっと働いては、病んで、休んで……
ずっと余裕がなくて、貯金もできない状態。
本当にそんな人生でいいのか……
――「それは嫌だ」
その気持ちが、胸の奥からはっきり聞こえたのです。
そこから少しずつ、自分の過去を振り返り、
苦じゃなかったこと、得意だったことを整理しはじめました。
いわゆる「キャリアの棚卸し」です。
すると、見えてきました。
これまでの遠回りも、挫折も、ちゃんと意味があったことに。
あのとき苦しんだからこそ、人の気持ちに寄り添える。
技術が足りなくても、「伝える力」は自分の強みかもしれない。
――「自分は何も持ってないわけじゃないんだ」
ほんの少し、自分を見直してみただけで、
見える景色が変わっていったのです。
そうして思い出しました。
昔、会社の研修で一緒になったキャリアコンサルタントの方に言われたことを。
「きっかさんは、キャリアコンサルタントに向いているかもしれないね」――と。
4.「やってみよう」と思ったその瞬間から、キャリアライフは変わる
「どうせ無理だ」
「自分には特別なスキルもない」
――そんなふうに、ずっとキャリアに背を向けてきました。
でもあるとき、ふと心の奥から声が聞こえたのです。
「それでも、何かやってみたいかもしれない」
このまま何もしないまま10年が過ぎたら、
「なんであの時、動かなかったんだろう」と後悔する気がする。
怖さも、不安もたくさんありました。
でも「ほんの小さな一歩でも、自分で“選ぶ”ことならできるかもしれない」――そう思ったのです。
まずは、オンライン講座をひとつ受けてみることから始めました。
自分の強みや特性を知るための本も、手に取って読んでみました。
すると、少しずつ次の一歩が見えてきたのです。
資格取得のための本格的な講座を受けてみよう。
これまでの経験を活かして、HSPHSC Plus+の代表として、交流会や講演会の企画・運営にもチャレンジしよう。
最初は本当に、小さな小さな一歩でした。
それでも、自分で「選んだ」「進もうと思った」と思えたその瞬間――
心の中に、ほんの少し光が差した気がしました。
キャリアのやり直しに「遅い」なんてことはない。
たとえ回り道だったとしても、積み上げてきた時間はちゃんと自分の糧になる。
そう信じて、私はまた歩き出すことにしたのです。
5. どんなときからでも、キャリアはつくり直せる
これまでの自分のキャリアに、自信が持てない。
自分の人生は失敗と失敗ばかりだった。
ーーそんなふうに思っているあなたへ。
キャリアは、ただ「積み重ねる」だけのものではありません。
迷って立ち止まること。
失敗して、自信をなくすこと。
それさえも、あなたのキャリアの一部です。
「これからどうしよう」
そう考えはじめたその瞬間から、
新しいキャリアの物語はもう動き始めています。
私は今、キャリアコンサルタントとして、
かつての自分と同じように「このままでいいのかな」と悩む方々と向き合っています。
特別なスキルがなくても、大丈夫。
まだ迷っていても、大丈夫。
焦らなくてもいい。
あなたのペースで、あなたらしいキャリアをつくっていけばいいのです。
きっと、これまでの道のりも、
たくさん悩んで、たくさん立ち止まった日々も、
「無駄じゃなかった」と思える日が来ます。
「あのとき動いて良かった」と思える人生に、必ずなります。
だから、もし一人で考えるのが苦しいときは、どうか頼ってください。
私と一緒に、新しいキャリアの物語を始めましょう。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます✨
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コメント
1踏み出すのは”今”かもしれない。。そんなことを読んでいて感じました。HSS型HSPへの理解は社会的に認知はまだ低いかもしれませんね。自分が何者かもわからず、ただ合わず飽き性で、40歳50歳と転職を繰り返せば、定着のできない”続かない人”として、レッテルを貼られてしまい、人が嫌がる仕事しか残らなくなってしまいますね。器用で世渡り上手な人というよりも、器用貧乏として生きていくのだろうか。とHSS型HSPについては思っていました。 適応障害や思う存分発揮できなかった辛い時期に共感します。私も違った形で病気と向き合っていますが、あなたがnoteに出て来られるまでは相当苦しかったと思います。 自分らしさが取り戻せてよかったですね!