〜数十分後、補習授業部教室〜
一旦補修授業部の教室へ移動した後、簡単な自己紹介と補修授業についてのお話が終わりった後
「えっと…そういうことですので、よろしくお願いします」”よろしくね”
「なるほど、つまりこれからは毎日放課後に特殊訓練が追加されるわけか」
「えっと、訓練と言っていいかわかりませんが、大体そんな感じです。私達はこれから行われる特別学力試験で、「狼さんを除く全員同時合格」が目標になりますね。先生も手伝ってくれますし…全員で頑張って落第を免れましょう!」
ヒフミが書類を読み、喋る
「ええと…特別学力試験は3次まで、そのうち一回でも受かればオッケーです!先生、先生にはスケジュールや補修をお願いしたいです!」
「なるほど、3回のミッションのうち一度でもいいから成功すればよし、それまで皆で集まり訓練を重ねる…それぐらいなら問題ない、この集まりも各自のリタイアを防ぐために…サボタージュする理由もない」
「そ、そうですね!頑張りましょう!えっと、アズサちゃんは転校してすぐだから、まだ慣れていない部分もあったでしょうし、協力しあえばすぐになんとかなると思います!」
「あら?白洲さんはこちらに転校されて来たのですか?わざわざトリニティとは…珍しいですね」「……」
「………てんこう、とは」”やっぱり狼を補修授業に参加させたの間違いじゃなかった気がする”「!?」
「うん、私は転校してきた。今時珍しいかもしれないが、れっきとした事実だし、隠しておくことでもない」
「…そうですね…では、私もよろしければアズサちゃん、と呼んでもいいですか?」「?…別にいいけど…?」
「では、アズサちゃん、ヒフミちゃん、そしてコハルちゃん…うふふふ、なんだかいい響きですね、私達はこれから補修授業部の仲間ということで…しかし、狼さんは…さん付け、でよろしいでしょうか?」「……ああ」
「…ええっと、狼?だっけ。あなたについていろいろ聞きたい。どうしてわざわざ刀を?銃火器相手には無力ではないのか?」「………言えぬ」
そうして会話が続くなか、狼は1人、こっちを警戒する目で見る者を見つける
「………お主…」「……なによ、言っとくけど私は認めないからね」「……」
開口一番に否定され少し落ち込む狼であった
「…え?」「…あら?どういうことです?」
「わ、私は正義実現委員会のエリートだし!私の方が年下だからって、あんた達を先輩だなんて呼ぶ気ないから!それにこんな部活なんてさっさと抜けてやるんだから!あんまり馴れ馴れしくしないでくれる!?」
「それにあんた、なんで女子高生の補修授業の集まりに平然と入ってるのよ!見たところトリニティの生徒でもないし!ていうか男だし!大人だし!なんか刀持ってるし!名前が狼の一文字だけなんておかしい!すっごい怪しい!」
「………」”…ま、まぁ…確かに名前が一文字だけなのはおかしいっていう点には同意するけど”「先生殿!?」
先生まさかの裏切り。狼は思わぬ裏切りに衝撃を受けた
「…なるほど、確かに補修授業部の中で先輩後輩なんて扱いは必要ないと思いますし、特に問題はありませんね。狼さんは…まぁ、見たところ怪しさはありますが…」
「同感だ、私も特に必要を感じない。そもそもここに集まってるのはお互いの利益のため、仲良し会ではない、狼は…まぁ、もし襲いかかってきてもすぐに返り討ちにできるだろうし、問題はない」
「あ、あぅ…」「……」”……”
やっぱり補修授業部に入れたの間違いだったかもしれん
先生はそう考え冷や汗を垂らし、狼は横目で先生を見る
「…じゃあ決まり!そもそもの話なんだけど…私が落ちたのはあくまで…飛び級のために、2年生ようのテストを受けたから!」「あら?なぜ、そのような…?」
「な、なぜって、私はこれから正義実現委員会を背負う立場になるわけだし…」
「でも、それで落第してしまったのですよね?いちど試しにチャレンジするということであれば理解できますが、なぜそれを何度も?」
「う、うるさいうるさい!私が言いたいのはそういうことじゃなくて!つまり私は今まで、本当の力を隠してたってこと!!」
その言葉を聞き、その場にいる全員が?を浮かべる
「今度のテストはちゃんと、1年生用のテストを受けるから!そうすればちゃんと優秀な成績を収めてはい終わりってわけ、分かる?」
その言葉を聞いて、さらに皆が?を浮かべる
「それで、すぐこんな補修事業部なんてやめてやるんだから!」「えっと、個人で優秀な成績を出したとしても、それでこの部を卒業できるわけじゃなくて……」
「…なるほど、実力を隠していたわけか。ちなみに私も今は前の所との学習進度の違いが大きかったから、1年生用の試験を受けている」
「あ、じゃあ同じ…い、いや!どうせすぐに関係なくなるけど……」
「それに、短い付き合いで残念だったけど、あなたたちはそういう感じじゃないみたいだし?あははっ!」
「じゃあね、せいぜいがんばって」
そう言ってコハルは退出した
「あ、ああぁ…行ってしまいました…」「ふふ、コハルちゃんは、テンションの上下がすごくて見ていて面白いですね」
「アズサちゃんは対照的に、一貫して全然ぶれないですし」「…?」
「……能ある鷹は爪を隠す…が…」
狼は1人呟く。どう考えても、あのコハルとやらはそこまで強くはないのでは…?
「うううう…どうしてぇ…」
「これからが楽しみですね。ふふふっ。狼さんも、全く同じ内容ではないと思いますが、どうぞよろしくお願いしますね?
「…………ああ、よしなに頼む」”…さて、どっから始めるかなぁ”
これから、毎日放課後に集まり、補修授業を受ける事になる。
不安で頭を抱えたくなる狼であった
ここまで読んでくれてありがとうございます!
投稿がとても遅れてしまい申し訳ない…受験がひと段落したのでぼちぼち再開していきます。今回は久しぶりに書くので慣らし運転も兼ねて短めです。久しぶりなのに…すまない…
人間になりたいぷっちょ様!アーミス・セコロス様!評価9ありがとうございます!
アーミス・セコロス様!雅やか英雄様!-シオン-様!誤字報告ありがとうございます!
では、また…
狼「銃…か…」
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新たに調達するべきか…
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このまま使い続けるべきか…
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先生殿に聞いてみるか…
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…エンジニア部…とやら…うむ…
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イズナに聞くか……