二週間後、そしてティーパーティー
〜2週間後、シャーレオフィス〜
“ん〜疲れた!”「お疲れ様です、先生」
いつも通りの作業を終え、ユウカが労いの言葉をかけてくれる
今日はユウカが当番で来ており、仕事を手伝ってもらった&仕事が少なかったお陰で4時30分といういつもなら考えられない速さで仕事が終わったのである
「今日はだいぶ時間があまりましたね…」”どれもこれもユウカが手伝ってくれたお陰だよ…ありがとう!”
「れ、例には及びません。当番ですし当たり前の事をしたまでです」”そ、そう?でも…そうだ!時間まで余裕あるし、ユウカは私に何かして欲しいものでもある?”「し、して欲しい物、ですか?」
“うん、いっつも助けてもらってばかりだし、何か私にできる事はないかな〜って”
「な、なら先生、この後私と2人d「………」…お、お帰りなさい、狼さん」”あ、おかえり狼。ほんとどうやって音もなく入ってきてるの?”
いつのまにか帰ってきた狼がスッ…と音もなくオフィスへと帰ってきていた
「…あいすまぬ…」”まぁもう慣れたけどさ…”
狼がシャーレへ届いた依頼をこなし帰るたびに無音で帰ってくるため先生と当番に来る頻度が高いユウカ以外の生徒は毎度驚いているためシャーレは大人の幽霊を雇っていると一時期話題になったりしていた
狼自身も稀に幽霊扱いされて眉間に皺がよく濃くなっていた。格好をいつもの渋柿色から連邦生徒会の服に変えても噂はなかなか絶えなかった
「…邪魔したか」「いえ、大丈夫ですよ。特にタイミングが悪かったわけではありません、ええ、ほんとうです」「………すまぬ」
なんとなくユウカが怒っている気がして謝ったが、狼も先生もなぜユウカが不機嫌になったか全くわからなかった
〜数十分後〜
“そういえば昨日なんか変な夢を見た気がするんだよね、全く覚えてないけど”「………夢、か?」「夢…夢は起きたら忘れる物ですし、気にしない方がいいと思いますよ、先生」
「………ユウカ殿、いんすうぶんかい…とよく言うが、どんな意味が?」「…ええっと…ちょっとそれを説明するにはいろんな単語が出てさらにそれを説明するのに…って永遠に終わらない話になりますが聞きますか?」「……遠慮する」
そうして雑談する事、不意に事は起こった
プルルルル、プルルルル、プルルルル
“おや、こんな時間に電話?私が出るよ”
ガチャ、と電話に先生が出る
“もしもし、こちら連邦捜査部シャーレの先生です…え?”
先生がびっくりした声を出す
“はい、はい…ご招待ですか?数日前に送ったお手紙の返事が来ないので直接お電話…と?”
ユウカが少し青ざめ、狼はため息を吐く
2週間。その間にも様々な事があったのに
また、面倒事か?と
〜翌日、トリニティ総合学園〜
“お〜ここがトリニティか…少しタイムスリップしたみたいな感じでテンション上がるな〜”「………」
先生がテンションを上げている中、狼は建物をじっとみていた
「…(屋根は丸い物、角ばっているもの、違う物が多い…登れぬ屋根もあるだろう…しかしあの高い塔はなんだ?時計がついている…そして他より高い…城の天守閣みたいなものか??)」
とりあえず鉤縄はかけれそうだな、と結論づけた狼であった
狼も2週間ずっと仕事ばかりしていた訳ではない、依頼で入ったスケバンや不良の退治、すっかり忘れていた銃弾の補充や不要な弾薬やしれっと拾った銃弾やグレネードや飲み物やらを仏の懐を借りて整理したりとできることはしていた
時折れっどういんたーやら山海経とやらに連れて行かれたり面倒事に巻き込まれもしたがあれも良い経験であったものだ
狼の服装も、いつもの渋柿色の服の修繕が終わり、その格好の上に連邦生徒会の制服のブレザーを羽織っている
義手は使えないが服と体が穴ボコだらけよりはマシだと思い、歩く事数分
狼が人影が近づいて来る事に気づき、念のため楔丸に手を掛ける
が…
「お久しぶりです、先生…トリニティ総合学園へようこそいらっしゃいました」「……!?!?!?!?!?(正気かこの女!?)」
おもわず、見た瞬間狼は眉間の皺が濃くなり、後退りしそうになる足をなんとか抑える
“お久しぶりだね、ハスミ。元気してた?”「ええ、忙しい日々ではありますが…して、先生、そちらの方は…?」
“ん?ああ、ハスミはまだ会ってなかったね、私の護衛の狼だよ…狼?”「…………」
狼はドン引きしていた。色々訳あるのだろうがなんだその格好は、恥じらいはないのだろうか…と思うがよく考えればもう何度も同じように露出の高い*1格好ばかりであったためよくよく考えればきっと大丈夫なのだろうと自分を納得させる
「……お初にお目にかかる………狼だ」「初めまして、正義実現委員会の羽川ハスミです」
“ちなみにハスミはどうしてここに?”「私はご案内のため、ですね。ティーパーティーの方々がいらっしゃる建物へ行くのに道案内をつけないわけにもいきませんので…」
「では、ついてきてください」”うん、道案内よろしくね?ハスミ”「………」
……よくよく考えればあのアコとかいう生徒の方がよっぽど恥じるべき格好をしていたのでは?と思い直す狼であった*2
そうして案内される事、しばらく
「こちらです。先生、狼さん…この先は別の者が案内を引き継ぐはずなのでその方の案内へと従ってください」”わかった。道案内ありがとう。ハスミ”「…感謝する」
「ええ、ではまた会いましょう、先生、狼さん…失礼します」
ハスミと別れた後、今度は真っ白な服を来た生徒が来て優雅に一礼する
「ごきげんよう、シャーレの先生とその護衛の方、あちらで桐藤様と聖園様がお待ちしております」”こんにちは、それじゃ行こうか、狼”「…ああ」
そうして、大きな扉の前まで案内された後、2人の生徒が近づいてくる
「入室する前に、武器をお預かりいたします」「持っている武器は全て渡してください」
“私は持ってないよ、狼は……”「……」
無言でシャドウファングを抜き、渡す
「…そちらの二振りの刀も、お預かりいたします」「………できぬ」”ええっと…できれば刀は勘弁して欲しいな…”
楔丸はまだいい、しかし問題は不死斬りだ
万が一盗まれでもすれば大惨事、そしてもし抜刀してしまえば取り返しのつかない事になる
しかし訳を説明したところで理解されるはずもなし、ならばここでこのまま待つか…?と考え始めたその時
「武器を、お預かりする必要はありませんよ」
扉の奥から声が聞こえた
「し、しかし桐藤様?よろしいのですか?」「ええ、もちろんです」
扉越しで聞こえる声はまるで人形の様だとなぜかそう思った
「承知いたしました。ご案内いたします」
そうして大きな扉が開き
「こんにちは、先生、狼さん。こうしてお会いするのは初めまして、ですね。ティーパーティーのホスト、桐藤ナギサと申します」
「そしてこちらは、同じくティーパーティーのメンバー、聖園ミカさんです」
「あらためまして、お初にお目にかかります。私たちがトリニティの生徒会、ティーパーティーです」「初めまして!よろしくね!」
この時、狼はなんとなく感じた
ああ、また何か巻き込まれるのだな、と
ここまで読んでくれてありがとうございます!
やっっっっっっっとエデン条約編だあああああああ
投稿遅れてしまいました…すまぬ
アンケートの結果狼の身長は171cmという事にしました。理由は170cmの表が一番多く総票数が171だったからで((殴
自分の小説って投稿したりする前に読み直すとあれ…?ってなるところめちゃくちゃ多いんですよね
んで書き直して投稿するも結局あれ?ってなるところあったりで不思議っすよね
以下に感謝を
ラルトシ様!Dace111様!bbbーb・bーbb様!ROM専です!!様!評価9ありがとうございます!
雅やか英雄様!誤字報告ありがとうございます!
あ、狼がドン引きした理由ですが、前にも書いたかもしれませんが戦国時代は女性の太もも見えたら鼻血もんらしいです
まあつまりそういうことだ
イベント関係でアンケート取るんで回答お願いします!
狼「銃…か…」
-
新たに調達するべきか…
-
このまま使い続けるべきか…
-
先生殿に聞いてみるか…
-
…エンジニア部…とやら…うむ…
-
イズナに聞くか……