お試しでこの時間にしてみました
沢山の感想ありがとうございました!ほんとに励みになります。このままなんとか書いていこうと思いますのでどうかこれからもよろしくお願いします
ダブルハーツ様!評価9ありがとうございます!
それではどうぞ!
〜ミレニアム、エンジニア部〜
「よし!固定の緩みもなさそうだね」「パイルバンカー、それは暴力の化身、力の権化…その威力は説明不要!」
「………」
狼はウタハに新たに作ってもらった忍具と義手を軽く見てもらい、異常が無いと判断されたことに少し安堵していた
ウタハの話を聞くにこの義手は絡繰がわからず壊れてしまえばもう直す事はできない、構造を知るために分解して戻せなかったら大惨事だといわれ、この忍義手はそれほどまでに凄まじい代物らしい
「………」
口が裂けても、言えぬだろう
鑿で削るようにして整備していた時期があったなどと
「……頼みが、ある」「どうしたんだい?」
ここまで良い代物を作れるのであれば、手入れする道具もあるだろう
そう考えて、狼は口を開く
「…砥石は、無いか」「…研石?刀を研ぐのかい?」
「…ああ」「……う〜ん、砥石か…刀はどれぐらい摩耗しているんだい?」
狼が楔丸を抜刀し、ウタハとコトリに見せる
「……これは…コトリ、説明できる?」「お任せください!」
「まず、これは打ち込み疵と呼ばれるもので、刀に何か硬い物体が当たった時にできる疵ですね!これは… 打ち込み疵、斬り込み疵、この痕は鉄砲疵と矢疵でしょうか?今の所刀が受けるであろう傷のほぼ全てを網羅してますね!とても長い時間大事に戦場で使われてきたのでしょう!これらはまだしも、この疵、もとい刃こぼれがだいぶ出ていますね、これぐらいなら研磨すれば十分直せるかと!刃切れやカラス口のような重大な疵はないのでとりあえず研ぐことさえできればまたすぐ使えます!刀の疵といえば」「…もうよい」
「あれ?もういいのですか?」「………」「うん、とりあえず直せるのは分かったけど…うん…さすがに砥石は…あっ!」
「……?」「…あ、砥石といえばありましたね、アレ」
「少し待っててくれ、前に別の部活の先輩が包丁研ぎに使う砥石が欲しいとウチに頼まれた事があったんだ、その砥石が…」
ウタハが倉庫へと向かい、狼とコトリも続く
「どこだったかな…ユウカに没収された訳じゃないからあるはず…」「……これは?。」
狼が細長い、砥石みたいな石を見つけ拾う
「ああ、狼…それはカモフラージュ弾薬箱だよ、ある程度の銃弾を入れるためにしてそこらの石にカモフラージュできるようにしたら金属のインゴットみたいな形で質感が石、中身は弾薬箱という浪漫が詰まった箱だよ」「……」
……かもふらーじゅ?ろまん?それよりも、これが弾薬を入れる箱だと??
「………」
実用性はどこにいったのだろうか
「ウタハ先輩、それは確か「玄関の鍵を隠すためのカモフラージュの石の弾薬バージョンとして作ったけど結局見た目が不自然すぎるし隠す意味もない」ってなって没になってた物では?」
「……………」
狼は少し怖くなった
「……………あれは、なんだ」
狼は珍妙な見た目の装置を指差す
「あれはウチで作った銃だね、色々機能を追加したら原型が崩れたけど、結構実用的だよ」
「…その機n「説明しましょう!」……頼む」
「まず、あの銃の元はトンプソン・コンテンダー、もとい正式名称はトンプソン、センター・コンテンダー!後装式シングルアクション拳銃であり22口径ロングライフル弾から.45-70ガバメント弾まで幅広い弾丸を発射できることが特徴です!コンテンダーの最大の特徴は、銃身と本体フレームの接合方法でフォアエンドで覆われている大きな蝶つがいピンを押し出すことにより銃身を取り外すことができ、口径の異なる銃身を蝶つがいピンで固定しフォアエンドを取り付けることで異なる弾丸を使用することができるようになるのが最大の特徴です!照準器とエキストラクターは銃身に付属しているため、本体フレーム自体はあらゆる弾丸に対応し、この機構のため、銃身と照準器等を一度に変更することが容易で必要な工具はマイナスドライバーのみという楽に交換ができるのも特徴です!本体フレームには、撃針が2本ついており、撃鉄のセレクターでリムファイアとセンターファイアを選択することができてセレクターは安全装置も兼ねて2本の撃針のどちらも撃発できない位置も選択できます!初期の設計では、リムファイアかセンターファイアをドライバーを使って設定できるだけで、安全装置の機能は無かった、と聞いたことがあります!」
「………」「まぁ、いろんな銃弾を使える万能銃でそれで私たちで更に万能にしようとした結果台無しになりそうになってね…結局お蔵入りになったんだ」
「……手入れは、どれほど楽だ」「中折れ式だから他と比べれば楽だね」
「………使い方は」「単純、装填数は少ないけど再装填は簡単だし、一部機構を付ければ再装填は楽になるよ」
「……………そうか」「でも、キヴォトスじゃかなりレアだからね、入手手段が乏しいのが問題なんだ」
「……分かった」
狼は少しがっかりした
「アレは失敗したよ、とりあえずBluetoothとタバスコ発射機構とか自動炭酸水製造機とかさまざまな便利機能をくっつけていたら重くてまともに使えなくなったんだ」
「…………」
…銃であの有様なのだ、砥石は大丈夫なのだろうか
いや、もはやまともな砥石かどうかすら怪しいのではないか
狼の眉間の皺が増える
ここで狼に疑問が湧く
「……この
「……この絡繰に、そのぶるーとうーすとやらは、あるのか」「何を言っているんだい?狼」
それを聞いて狼はホッとした、流石に勝手に変な機能をつけるなd「もちろんついているに決まっているじゃないか」
「………」「ああ、他に何かつけようとしたけど隙間がなくてね、外付け形式にはしたくなかったからBluetoothはつけたよ」
「…………………」「う、ウタハ先輩…狼さん、怒ってませんか?」
「…ふふっ、何を言ってるんだい?狼ならきっと浪漫をわかってくれるはずさ」「……」
…後で先生殿から説教されるべきでは?と訝しんだ狼であった
〜数分後〜
「あった!ようやく見つけたぞ!」
ウタハが小さい箱を幾つか取り出す
「これは…
「…それだけあれば…良い」
金剛砥はともかく、他は狼の求めている物だ
「狼、使うのはもちろん構わないが…どうやって研ぐんだい?」「……刃こぼれを、直せれば…それでよい」
狼は刀工でもなければ研師でもない。忍である
故に、狼にとってある程度の切れ味を保証さえしてくれれば、それでよいのだ
「なら、良かったらうちの工房を使わないかい?ちょうど余っている部屋があってね」「…かたじけない」
「コトリ、案内を頼む。私はちょっとシャーレに連絡しなきゃいけない」「はい!わかりました!お任せください!狼さん、こちらです!」
狼はコトリに連れられて向かった
ここまで読んでくれてありがとうございます!
ちなみに疵とはキズと読みます。傷との違いは怪我などは傷、主に物の欠点や損傷が疵と使い分けるらしいです
…ちょっとこじつけすぎですかね?流石にエンジニア部といえど砥石はあるか…?
自分、刀はど素人で何も知らないので少しづつ勉強して描いてます。でもようわからん((
あともう一話だけ続く予定にはしていますが…その次の話をどうするかアンケートとりますので、お願いします
狼「銃…か…」
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新たに調達するべきか…
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このまま使い続けるべきか…
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先生殿に聞いてみるか…
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…エンジニア部…とやら…うむ…
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イズナに聞くか……