#10 Quality-Work : 仕事の内容を分類してみる
Quality-Workの分類機能
Quality-Workは記録したアクティビティーを分類する機能を持っています。
記録した作業データは、色々な観点で分類できます。例えば以下のようなものがあります。
「文書作成」「プログラミング」「会議」「学習」など作業種別の観点による分類
「A案件」「B案件」など案件やプロジェクトの観点による分類
製造業で言うところの「直接作業」「間接作業」などの観点による分類
Quality-workでは観点のことを「ビュー」と呼んでおり、まずビューを設定して、それごとにカテゴリー分けをします。アクティビティーがどのカテゴリに属するかは、基本的に、アクティビティの持つタイトルの文字列データとアプリケーション名によって決定します。分類方法には以下の二種類があります。
タイトルによる分類 : 指定されたタイトル文字列が、アクティビティの持つウインドウタイトルデータと一致した場合に当該カテゴリーに属すると判断します。
キーワードによる分類 : アクティビティの持つタイトル、アプリケーションデータに、指定されたキーワードが含まれている場合に当該カテゴリーに属すると判断します。また、キーワードが含まれている場合に当該カテゴリに分類する「NOTキーワード設定」もできます。例えば、キーワードとして「Mac」、NOTキーワードに「Apple」を設定していると、「Macを Apple Storeで購入する場合」というは当該カテゴリに分類されませんが、「駅から最寄りのMacを探す」は分類されます。
実際に分類してみる
実際に分類をしていくことにします。分類のための設定は「カテゴリーエディター」を使って行います。
ビューの設定
まずビューを作成します。カテゴリーエディター画面の左のサイドバー上部にある「編集」ボタンを押して「ビューの編集」画面から追加を行います。
ビューの名前は何でも良いのですが今回は「仕事内容」という名前のビューを作ることにします。
カテゴリーの設定
次にカテゴリーを設定していきます。画面中段あたりにあるタブトップの「+新規追加」をクリックすると出てくる画面からカテゴリーの名前とグラフなどで表示する際に使う表示色を設定して保存します。
私が主にやっている作業を大まかに分けると、「ブログやNoteなどの記事の作成」「ソフトウェアの開発」「事業収支の帳簿作成、確定申告などの会計作業」の3つになりそうです。それぞれ「記事作成」「ソフトウェア開発」「会計」の3つのカテゴリーに分類することにします。
分類条件の設定
次に各カテゴリーの分類条件を設定していきます。まず「記事作成」ですが、私は原稿を書くのにMac OS付属のアプリケーション「Notes」を使っていますので、キーワードに「Note」を登録します。
さらに「ソフトウェア開発」の際のコードエディターには VS Codeを使っています。VS Vodeは「Electron」というディスクトップ用のフレームワークの上に構築されていて、OS上のアプリケーション名は「Electron」になります。キーワードに「Electron」を登録します。
「会計」の関係の作業としては、freeeの会計ソフトサービスを使っているので、キーワードとして「freee」を登録します。
さて、この状態でどのように分類されたかを見てみます。2/19のデータは以下になりました。
黒色のところが、どのカテゴリーのキーワードにもマッチしなかったところで、まだ、59.3%が未分類になっています。本来は何かに分類されないと行けないものを取りこぼしているようです。何を取りこぼしているかカテゴリーエディターを使って見ていきます。色がついていないところが未分類のアクティビティーです。
ちょうど確定申告に取り掛かっていた時期なので、その関連の作業が記録されており、これらの作業を会計に分類します。
左にチェックを入れ下の「会計ボタン」をクリックすると、このアプリ名とタイトル名のものは「会計」に分類されます
登録されたアプリ名とタイトル名からキーワード候補が抽出されますので、この中から会計に関係ありそうなものをキーワードに設定します。
さらにリストの中で未分類になっているものを見ながら、他にもキーワードを追加してみました。
分類後の結果
他のカテゴリについても同じ要領でキーワードを追加していき、もう一度どのように分類されたのかを見てみます。
未分類のものは9.1%に減りました。また、時間別グラフを分類表示すると下のようになります。
8時台に未分類になっている時間が多いようです。調べてみるとメールを読んだりヤフーニュースを見たりしている時間でした。午前中に確定申告のための「会計」作業をやってますが、午後はソフトウェア開発作業が中心です。16時台にかなり集中して作業をしているようです。
自分の仕事を客観駅に把握する
このようにして、何の作業にどれだけの時間を使っているかを可視化することができます。表示したウインドウのタイトルだけで作業を分類しているだけなので、全てが完璧に分類できるわけではありませんが、少なくとも自分がどのように時間を使っているかの大体の傾向はわかります。
自分の仕事内容ごとの時間を客観的に把握することで、何か発見があるかもしれません。ぜひ、一度お試しあれ。
了



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