“ジェンダーギャップ指数”をご存知ですか?
これは、男女の平等がどれくらい進んでいるかを示す、世界的な指標のこと。
日本は2024年で146カ国中118位で、いまだに大きな格差があるようです。
こうした現状を、広告を通して考えるきっかけにしてもらおうと、2025年6月25日(水)から「わたしたちは わかりあえない からこそ」展が、アドミュージアム東京にてスタート。
さっそくエディターが行ってきたので、見どころをレポートします!
「わたしたちは わかりあえない からこそ」展 / アドミュージアム東京
JR・新橋駅から徒歩5分、都営大江戸線・汐留駅から徒歩2分のカレッタ汐留内にある「アドミュージアム東京」。
“広告を通して新しい発見に出合う場所”をコンセプトに、江戸時代から現代まで約33万点の収蔵資料を誇る広告ミュージアムです。
今回の企画展「わたしたちは わかりあえない からこそ」展では、ジェンダーの視点から、“わかりあえなさ”の先にあるコミュニケーションの可能性や、今わたしたちにできることを模索していきます。
約60点の広告事例の他に、体験展示も用意されていて、見どころ満載ですよ。
ユニークな広告が盛りだくさん!お気に入りを見つけてみて
展示は「過去から学んでみる」「新しくしてみる」「声をあげてみる」「決めつけをやめてみる」「問いかけてみる」「力を合わせてみる」「データから考えてみる」「□してみる」「気づきをつくってみる」「いろんな視点に立ってみる」の合計10個のテーマで構成されています。
各テーマごとに、実際のポスターやコマーシャルなどがたくさん紹介されているから、最後まで飽きずに楽しむことができますよ◎
この写真は、エディターが実際に気になった広告。
「男でも、首相になれるの?」という言葉が、思わず目を引きますよね。
1つ1つの展示に説明書きがあるので、その広告に込められたメッセージを知ることができます。
この広告が誕生した理由を知りたい人は、実際に行って確かめてみてくださいね。
クイズやアンケート、画像生成まで!体験展示も充実◎
今回の企画展は、見るだけでなく、実際に体験できる展示も用意されていました。
シーソーにおもりを乗せて、男女比を予測するクイズや、
駒をおいてみんなで参加できるアンケートなど、日本のジェンダーに関する現状や問題を楽しみながら学ぶことができます。
さらに最後のコーナー「□してみる」では、自分自身が展示の1つになれちゃうんです!
タブレットの案内に沿って全身を撮影をすると、服だけの画像が生成されます。服の再現度が高くてきっと驚いちゃうはず。
四角の中に、“わたしたちがわかりあえないからこそすべきこと”を記入して完成です。
画像はQRコードから無料でダウンロードできるのもうれしいポイント◎ ぜひ体験してみてくださいね。
夏休みのお出かけスポットにおすすめだよ
今回紹介した「わたしたちは わかりあえない からこそ」展は全て室内展示だから、これからの暑い季節にぴったりなお出かけスポット。
しかも、入場無料で「アドミュージアム東京」の常設展示も楽しめます。
企画展は8月30日(土)まで開催しているので、夏休みにぜひ遊びに行ってみてくださいね。
「わたしたちは わかりあえない からこそ」展
住所:東京都港区東新橋1-8-2 カレッタ汐留 地下2階 「アドミュージアム東京」
期間:2025年6月25日(水)~8月30日(土)
開館時間:12:00~18:00
休館日:日曜日、月曜日(※臨時休館あり)
入館料:無料
公式サイト
https://www.admt.jp/