男の人ってカルバンクラインの下着が好きなんでしょと言われて裸を見せられた。括るな。媚びるな。舐めるな。すべての男がそうだと思うな。バカな女だなと思う男もいるのだ。そういうことをする奴は「我が人生に一片の悔いなし」と言って死ぬことができない。家族関係にトラウマを抱えていて、自分のうだつのあがらなさを誰かの責任にする。この親でよかったと決めろ。この親だからこれを学べたと認めろ。孤児なら捨てられたことから学べ。親が捨ててくれてよかったと思え。

なるべく大きな夢を持て。推し活なんかやめろ。応援なんて誰でもできる。もっと上を目指せ。木村拓哉が好きなら木村拓哉に会うことを人生の目的にするのではなく、木村拓哉から「これからお茶しない？」と誘われるような人生を目指せ。無茶でもいいから「こうなったら最高」と思える夢を描け。大きければ大きいほど張り合いがある。自虐に走るな。自虐に走るなら徹底的に罵れ。罵り具合に木村拓哉も爆笑したら、木村拓哉と友達になれる。徹底的に自分であり続けろ。いつかとか今はまだとか絶対に言うな。今の自分に胸を張れ。これが自分ですと宣言して、堂々と生きろ。

夢が小さい奴はケチ臭い。いつも感謝していますとか言いながら、ノートに百円寄付してくる。百円で何ができる。手数料を取られるからこっちに入ってくるのは八十円とかだぞドケチ野郎。俺が喜ぶとでも思ったか。お前の感謝は安過ぎる。その程度の額でありがとうございましたとか言われたがるな。ちょっと痛いなと思う額を出して、はじめて出したと言えるのだ。小銭を出しただけでいいことをしたと思うな。出すなら出せ。徹底的に出せ。続けようと思うな。これで終わってもいいと思って、自分のありったけを出せ。続けることに喜びはない。終わらせることに興奮がある。

謙虚な奴はドケチ。出し惜しみする意気地なし。出さない奴は何も得ない。極悪非道の無銭飲食。生き血を求める情報ゾンビ。愛されないし、愛さない。愛されたら愛するのはゴミ。聖帝は運命を愛する。運命を愛して「我が人生に一片の悔いなし」と言いながら、仁王立ちで死ぬ。運命を愛すると、運命からも愛される。愛している人、愛されている人は、負けない。謙虚さは、敗北の証。この運命でよかったと決める。この運命だからこれだけのことを学べたと認める。天涯孤独なら天涯孤独から学ぶ。一人になってよかったと思う。

運命を愛する。神様は「ちゃんとしなさい」とは言っていない。どのような生き方でもいいから、生きている限り幸せであれと言っている。好きなように生きろと言っている。自分の幸せに責任を持てと言っている。自由が欲しい時は誰かに頼んだりするなと言っている。君が自由だと思えばこの瞬間から君は自由なんだと言っている。一体、そのことのどこが難しいのだと言っている。不幸な人は不幸を選んでいるのだよと言っている。幸せな人は幸せを選んでいるのだよと言っている。生きている限り幸せであれ。死ぬ時は「我が人生に一片の悔いなし」と言って、立ったまま死ね。