“催涙スプレー”かけ「5000万円入り紙袋」奪おうとしたか 男2人逃走中 東京・江戸川区
19日午前10時半ごろ、東京・江戸川区の路上で、銀行で現金5000万円ほどを引き出したとみられる男性が、2人組の男に催涙スプレーのようなものをかけられる事件があり、警視庁は強盗未遂事件として逃走した男の行方を追っています。
警視庁によりますと、19日午前10時半ごろ、江戸川区西瑞江で「社長が会社の前で何者かにスプレーをかけられた」と110番通報がありました。
現場近くにある人材派遣会社の社長の男性が、銀行で現金を引き出し、紙袋に入れて会社に向かっていたところ、2人組の男に声をかけられ、突然、催涙スプレーのようなものをかけられたということです。
捜査関係者によりますと、社長の男性は、紙袋には5000万円ほどの現金が入っていたと説明していて、男2人は紙袋を奪おうとしましたが、社長の男性が抵抗したため、何も奪わずに逃走しました。
社長の男性は、路上に男2人が座っていて変だなと思い通り過ぎたら、後方から声をかけられ、振り向いたら催涙スプレーのようなものをかけられたと説明しているということです。男性は目の痛みを訴えていますが軽傷です。
現場から逃走した男2人はいずれも、身長170センチメートルくらい、黒い半袖シャツに黒いハーフパンツ姿でサングラスをかけていたということです。
警視庁は、強盗未遂事件として逃げた男2人の行方を追っています。