主を失った狼、透き通る世界に行き着く   作:けんどーさん

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こんにちはけんどーです

…1週間以上も投稿遅れてごめんなさい。おまけにこれほとんど生存報告みたいなもんでめっちゃ短いです

…いや違うんすよ、GW明けのテストやらバイトやら届いたホワグリのプラモ組み立てで忙しかったんですほんとごめんなさいorz

通りすがりの変態-NEO-様!評価9ありがとうございます!ぐらたん924様!評価8ありがとうございます!

コリアンダー牧様!誤字報告ありがとうございます!

あ、一応グロ注意です

それではどうぞ


窮地、そして援軍

〜百鬼夜行、廃墟〜

 

どさり、と狼が地面に倒れる

 

“後ろ!?くそっ!”「し…師匠…?」

 

「……え?」「な、なんで血が…」「ふっ…ふはははは!ご苦労だったな、魑魅一座」

 

「お、おい!どうして血が…」「話と違う…撃たれても大丈夫なんじゃ…」

 

その瞬間

 

 

「ぐえっ!?」「えっ!?嘘!」

 

狼がくるりと転がり、魑魅一座を一人抑え、刀を突き刺す

 

“イズナっ!”「!!はいっ!」「ぐあっ!」

 

ズダダダダ、とイズナがすぐにもう1人の魑魅一座を撃つ

 

“イズナ、そのままマサムニェを”「おおっとそうは行かん、全員来い!」

 

マサムニェが声を掛けると、辺りから魑魅一座がゾロゾロと現れる

 

「ふははは!この数をたった二人、そしてもう片方は瀕死と来た!さぁ、どうするシャーレの先生!」”くそっ、まずい…”

 

 

万事休すか…と先生が考えたその時

 

「…主殿、師匠を連れて逃げてください」”!?イズナ、一体…”

 

「ここはイズナが食い止めます!早く行ってください!やああああ!!」

 

イズナが右手に銃を、左手にクナイを持ち魑魅一座の集団に飛び込む

 

“くっ、狼、薬は…”「…治りが…遅い…何故だ」

 

狼はすでに瓢箪を飲んだが、なぜが傷の塞がる速度が遅い

 

“なら…狼、一旦逃げるよ、確かファイヤーマンズキャリーは…”

 

先生が狼を担ぎあげ、逃げ出す

 

「くっ!おい!シャーレの先生が逃げるぞ!追うんだ!」「させません!」

 

イズナが爆弾付きのクナイを投げ、妨害する

 

「イズナがさっき師匠を庇っていれば…これ以上、師匠に怪我をさせるわけには…!」

 

イズナが必死に戦うが…

 

ガトリングの掃射を飛んで避けるが、着地した時にズダァン!と散弾が当たり、ジンジン痛む

 

魑魅一座が放つRPG7の弾をなんとか逸らすがその隙にガトリングの銃弾が足に当たる

 

「う、ぐうっ…」

 

そのまま、イズナは倒れた

 

「はっ、啖呵を切った割に大したこともない、魑魅一座、先生を追うんだ」「はいっす、でも血が出てるっぽいっすけど…」

 

魑魅一座が血痕の跡を見ながら喋る

 

「構わん、どうせ殺してもこの廃墟ならそうそう見つかるまい、さっさと追うんだ」「わ、わかったっす…」

 

魑魅一座が6人ほど血痕を追いかけ始める

 

 

「さて、儂はそろそろ…」「まだ…ですっ」

 

イズナが起きあがりながら喋る

 

「師匠と…主殿の元には…」「…はっ、口が達者でも動けなければ意味はないな、やれ」「うい」

 

魑魅一座がイズナに狙いを定め

 

 

ズダァン!「がっ!」

 

イズナは倒れ、気を失った

 

「…ふん、愚か者めが、素直に従っていればいいものを…こい、シャーレの先生とあのふざけた刀を持った男を仕留めるぞ」

 

マサムニェと魑魅一座は移動し始めた

 

 

 

 

 

 

“…はぁ、はぁ…”「…先生、殿…もう、降ろせ」

 

“だめだよ、狼…まだ傷が…”「…もうよい、降ろせ」

 

“……わかった”

 

先生が狼を降ろす

 

“怪我の治りが遅い…いつもはすぐ治るんだよね?”「ああ、だが…」

 

狼が傷の近くを触った時、ふと感じる違和感

 

「……なんだ…」”狼、どうしたの?”

 

「………」

 

 

狼は何か異物が体内に入り込んでいるのを感じ、ふぅ…と一息つくと

 

「…ぐっ」”狼!?何を!?”

 

指を傷口に突っ込んだ

 

グチュ…グチュ…と肉を掻き分ける音と血がドクドクと流れる

 

“狼、一体…”「……ぐっ」

 

そして狼が指を引き抜くと

 

“…そうか、銃弾…”「…これが…ぐっ、邪魔を…」

 

狼は体内に残っていた銃弾を投げ捨て、グイと瓢箪を飲む

 

すると、今度は傷がたちまち治った

 

“…よかった、いきなり変なことをし始めたからびっくりした”「…あやつの元へ行かなければ」

 

狼はもと来た道を引き返そうとする

 

“…!!待って、狼…さっきから銃声が聞こえない…イズナはもう…”「…クソっ」

 

“多分…こっちを追ってくるはず、隠れないと…”「……先生殿、援軍を呼べ」

 

“…っ、でも…”「…行け…俺に構うな」

 

“…必ず戻る”「…ああ」

 

先生はその場を離れる

 

 

「……行ったか」

 

狼が楔丸を抜刀する、と同時に

 

「おい!いたぞ!」「ん?どうして一人なんだ?」「まぁいい!撃て!」

 

「……」

 

一人で戦うのは久方ぶりだな…と場違いなことを考えながら狼は走り出した

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〜廃墟周辺〜

 

「…う〜ん、この廃墟よね、おっきい音したの」「うん!多分そうだよ、方向的にここで合ってるはず」

 

「……なぜデショウ、嫌な予感が…」「…待ってください、誰かがこっちに来てます!」

 

その言葉に皆が銃を構える

 

「っ!誰!そこで止まらないと…」「撃つよ?」”ま、待って!撃たないで!”

 

「…え?先生?」”はぁ…はぁ…よかった…皆んな、いそいできてくれ!狼が…げほっ”

 

「先生、大丈夫ですか?」”はぁ…ふう、大丈夫、それより狼が…”

 

「う〜ん、色々説明して欲しいけど後!先生、案内して!」”わかった、持ってくれ、私の体力…”

 

一行は廃墟へと入っていった




ここまで読んでくれてありがとうございます!

おかしいな、もうイベント書くだけで二ヶ月近く経ってる…そろそろ終わらせないと…

次回、お楽しみに

狼「銃…か…」

  • 新たに調達するべきか…
  • このまま使い続けるべきか…
  • 先生殿に聞いてみるか…
  • …エンジニア部…とやら…うむ…
  • イズナに聞くか……
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