なんとか書けたぜ…
電極の隠者様!評価9ありがとうございます!
雅やか英雄様!誤字報告ありがとうございます!
そしてガリっと逝っとく様!評価10まことにありがとうございます!
それではどうぞ!
〜百鬼夜行、第四商店街〜
「くっ、なんだ!あいつら前よりも強くなってる…!?」「あの大人だ!あいつが指揮をとっていやがる!」
「ちくしょう、あの忍者がこっちにいたら…お前らぁ!退却だ!」「どうよ!お祭り運営委員会を舐めたからよ!」
「私達の勝利デス!」”なんとかなったか…でもさっき別のところも襲撃してるって言ってたからそっちに急ごう!”
「はい!ええと…確か場所は…」”ちょっと待ってね…アロナ、付近で戦闘が起こってる可能性が一番高い場所を教えて欲しい”
「はい!マップにマーカーを設置しました!」”ありがとう、アロナ、二人とも、多分襲撃されてる場所を特定したよ”「え、マジですか?すっご…じゃなくて、先生すごいです!」
「お頭!その襲撃されてる場所はどこデスカ!」”ええとね…場所は…創立480周年…九郎ちゃy「「九郎茶屋ですかっ!!」」うわぁお息ぴったり…じゃなくて、そんな驚くこと?”
「そりゃそうですよ!その歴史はとっても古く、御神木がまだそこら辺にある木と同じぐらいの大きさからあるって言われてる時代からある茶屋ですよ!」「そこを襲撃するなんて、一体何を考えて…なんだかもうよくワカリマセン…」
“と、とりあえず急いだ方がいい?”「当たり前です!早く行きますよ!」「お頭!ちょっと失礼シマス!」”え?うわぁ!”
フィーナがヒョイと先生を持ち上げ、全速力で走る
「「急げ急げぇ!」」”あわわわわぁ!早いぃ!”
3人は全速力で次の襲撃地点へと向かった
〜百鬼夜行、九郎茶屋〜
「あ、ありがとう、助かったよ…」「……怪我は、無いか」
狼が楔丸を使い瓦礫をどかし、瓦礫に埋もれていた客を助けていた*1
「ああ、打撲はしただろうけど骨が折れた感じはしないよ」「………そうか」
「お客様ー!他に瓦礫に埋もれてるお客様はいらっしゃいますかー?」「た、助けてくれ〜!」
「一人発見!誰かー!こっちに要救助お客様がいるから手伝って〜!」「「「は〜い!」」」
「いや〜よかったよかった、死ぬかと思ったよ」「……ああ」
「ところでよ…」「……?」
狼が助けた猫の獣人が狼に話しかける
「そう言えば兄ちゃんは見ない顔だな、観光か?」「……ここのおはぎを、食いに来た」
「あちゃ、そいつは残念だったな…まさか襲撃が来るなんて思いもしなかっただろ」「……賊どもめ……許せぬ」
「まぁまぁ、お若い子達はやんちゃしたいお年頃だからな、これはいささかやりすぎだがな…」「……うむ」
〜数分後〜
「百鬼夜行お祭り運営委員会です!……ってあれ?」「この感じは…戦いが終わってマス…?」
「あ、シズコちゃんじゃん、珍しく遅かったけど…」「あ、やっほー、別の場所でも襲撃が合って…ここは襲撃者がもう帰っちゃった?」
「いや、お客様の一人が倒しちゃったよ?」「え、嘘、全員!?」
「全員じゃ無いけど…ほら、魍魎一座の一味が」「あ、ほんとだ…ぐるぐる巻きにされてる…」
「で、その人は一体どこにいるんデスカ?」「それなら…あっちにいるよ」
店員が指差した方向には…
「あ、あの人?見たところ大人の男性…?先生と同じ?」「…?」
狼がいた
「あの、貴方がここに来た襲撃者を返り討ちにした方ですか?」「………」
「ええと…もしもし?」「………おい」
「あ、返事してくれた…で、その…」「……先生殿に何をした」
狼が楔丸に手を添える
「え?先生?」「お頭なら…ア」
フィーナが先生を降ろすと
“…世界が回ってる…ウェ…吐きそう…”「お、お頭ぁ!?大丈夫デスカ?」「って絶対大丈夫じゃ無いでしょ!えっと…お水…いや、ビニール袋?」
酔って顔面蒼白な先生がいた
「……先生殿」”……おお…か…み…?どう、し…ウップ”
「……飲め」”あ、ありが、とう…”
狼は先生に緑苔の曲がり瓢箪を渡す
「え、瓢箪?なんか苔むしてません…?」「お頭!お水持ってキマシタァ!」
“ウグ…ウグ…プハァ!これこれ!なんか飲むだけで気持ち悪くなくなるんだよなぁ!ありがとう!狼!”「……ああ」
「せ、先生、知り合いなのですか?」”え?ああ、知り合いというか護衛というか…”
「スゴイです!お頭の護衛をしているんですね!」「……??」
“ていうか、狼はなんで百鬼夜行に…?”「……おはぎを、食いに来た」
“え?……あっ”「あ、貴方も九郎茶屋のおはぎを食べに来た方だったのですね」
“……狼、もしかして…”「……ああ、食おうとした時、茶屋が襲われた」
“もしかしておはぎは…”「……」
「あ、あの、お客様、少々宜しいでしょうか?」”ん?狼のこと?”「……?」
店員が狼に話しかける
「魑魅一座を撃退していただき、ほんとうにありがとうございます!」「……ああ」
「まるでお話に出てくる人みたいでした!凄かったです!」「……お話…?」”そのお話って?”
「お話ですか?九郎茶屋の創立者が考えた昔話…そのお話に出る人と似ていたんです」「……その昔話とやらは…なんだ」
「
「そのお話に出る忍びが襲撃してきた盗賊から主人を守るために撃退した…それと似てるな〜って…」
「………その話…聞かせてもらえぬか?」「ええっと…今はその…あまり詳しくは覚えてなくて…あっ、確かこの前“伝統博物館”に保管するって…」“…今はそのお話は読めないの?”
「いえ、一応原本が保管してあるのですが、確か伝統博物館に保管場所を移したので…読むのは厳しいかも…」「スミマセン、お頭…フィーナもあまり覚えてないです…」「……そうか」
「ちょっと話がそれましたが…お客様、店を守っていただきほんとうにありがとうございました!」「……」
「今は無理ですが…おはぎを急いで作りますので、しばらくしたらまたここに来てください!」「……この様子…作れるのか?」
さっきまであった茶屋は完全に崩れたわけでは無いがかなり建物の損傷が激しく、内装もだいぶやられていた
「はい!まぁ多分提供できるのは夜になるかもしれませんが…」「……構わん…食えるだけありがたい」
「そうですか…また後ほどご来店してください!お礼に当店自慢のおはぎを振る舞います!」「……そうか」
“とりあえず狼、情報共有も兼ねて一旦戻ろうか”「……ああ」
「じゃ〜ね〜、お片付け頑張って〜」「ありがとうシズコちゃん!じゃーね!」
4人は百夜堂へと向かった
ここまで読んでくれてありがとうございます!
え?隻眼?なぜでしょうね…
お詫びのおはぎについて?このイベント中に書く、多分
この話で出た店員はただの従業員です。名前はありません
フィーナ…君口調が…会話に入れずらいのよ…!許してくれ…
次回、お楽しみに…
狼「銃…か…」
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新たに調達するべきか…
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このまま使い続けるべきか…
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先生殿に聞いてみるか…
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…エンジニア部…とやら…うむ…
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イズナに聞くか……