ふふふ、楽しくなって来ましたよ…?
以下に感謝を
白灰利独様!誤字報告ありがとうございます!
それではどうぞ!
〜ミレニアム、廊下〜
ここはミレニアムサイエンススクールの廊下、その場所で
「……」
光る米をばら撒く
「……空、か」
狼は懐に瓢箪を仕舞い、念の為忍具を霧ガラスへと切り替え走る
恐らく己が通って来た道を走っていると…
”うおおお!やばいやばい!走れぇー!”「もう!多すぎ!弾足りないってばー!」「逃走イベントですね!アリス、走ります!」「お、狼さん!どこですかっ!」
「……助太刀せねばな」
狼は声の聞こえた方へ走り出した
〜先生視点〜
“まさかこんなにいるなんて思わなかっtうわぁ!”「せ、先生!?大丈夫?」
今多分アロナが逸らしてくれたのだろうけど私のすぐ隣をドローンのミサイルが通って行ったぞ!??
“問題ない!走って!とりあえず狼と合流できれば…!”
「先生!確かこっちを曲がればいいh
モモイが曲がり角を曲がろうとしたその時
「え?」「……!」
狼が角から現れた
恐らく狼からしてみれば条件反射みたいなものなのだろう
「……」「うわっ!」
狼はサッと横へ飛び、狼に驚いたモモイが減速できず
ビッターン!
つんのめって顔面から転んでしまった
「痛い!」「お姉ちゃん!?大丈夫?」
「パンパカパーン!狼と合流しました!」”モモイ、大丈夫か…?狼も無事かい?”
「…ああ」”それはよかった…狼、アスナはどうやって倒したの?”
「……来い」
狼はそう言って進み始めた
“え?なんだ?縄で捕獲したの?」「それは…絵面が…」*1
「うう…狼…せめて受け止めてよ…」「…すまん」
そう言って進む事少し
“……光る…なんだ?これ”「先生、なんだが今信じられないものが見えるよ」
「おお!これはきっと何かの目印です!周辺に隠し道があるかもしれません!」「…これ、お米…?でもなんで光って…」
「……」
己が少女を突き落とした場所に行こうとしたら皆揃って米に夢中で困り果てる狼であった*2
〜ミレニアム、エレベーター前〜
「ちっ、めんどくせぇ…指紋が全部通らなくなってるな…」
スカジャンを着た生徒がエレベーターを操作しようとしたら指紋が通らず難儀していた
「…まさか本で読んだ話が役に立つなんてな…お、こっちはやられてないな」
生徒はまた別の場所にある貨物用エレベーターを起動する
「…不測の事態を予測しろ、か…全く、こいつに乗るのは癪なんだがな…」
そう言って生徒はエレベーターに乗ると
「………ちっ」
生徒は貨物用エレベーターにすっぽりとおさまった*3
〜ミレニアム、廊下〜
「5色米…ねぇ…道標みたいだな…う〜ん」「これ、地図がないゲームで使えそうじゃない?お姉ちゃん」
“狼…こっから突き落としたの…?”「…ああ、落ちて尚声を出していた」”あはは…つくづくここは常識が通じないなぁ”
「モモイ!ミドリ!先生!狼!差押品保管場所に行きましょう!」「うん、そうだね!ドア開けちゃおうか!」
モモイがドアを開ける
「パンパカパーン!差押品保管場所、到着!」「うわ…ガラスが割れてる…棚も少し倒れてるね」
“よし、「鏡」とってさっさとヴェリタス行こう!”
「ええ〜と…あった、「鏡!」これさえあれば…」「よし!早く帰ろー!」
「「…?」」
その時、狼と少女の耳は何かを捉えた
「…静かに、ミュートでお願いします」「ん?」
「…足音だ…数は1…距離は…少し近い程」「う〜ん…一人なら無理やり突破した方が良さそう」
「ちょ、ちょっと待って…ハレ先輩から連絡、『逃げて!いや隠れて!早く!今すぐqaws@¥#』…最後の方はなんて読むの…?」
“…ハレがそこまで取り乱すなんて…”「接近対象を把握、生徒名簿を検索…対象把握」
アリスが喋る
「身長146cm、武器は2丁SMG、メイド服の上から龍柄のスカジャン…?」「…竜…だと」
竜の…すかじゃんとは?と狼が考えるのも束の間
「隠れてぇ!」
ミドリがそう喋り4人は机の下に隠れる
狼も同じく隠れようとしたが…
「先生!お尻出てる!」”やばっちょっ狼が隠れられない!”
「…上は」
狼は上を見上げるとちょうど窪みがあり、鉤縄を掛けれ、掴めそうなそうな出っ張りもある
「……音を、殺しておけ」”狼…?上か、なるほど”
ヒュパリ、と縄を飛ばしてガシリと出っ張りを掴み、ぶら下がると同時に
「…ふーん、めちゃくちゃだなぁ…」
コールサイン、
「ね、ね、ネル先輩!?」「な、なんで…不在のはずじゃ」
「…ん?なんか今声が聞こえたような…?」「……(…音を…殺せと言ったはずだが…」
「…妙な気配が…机の下か?」「……(…仕方ない…)」
狼が手を離して落下しようとしたその時
「あ、あの!」「あん?」
「……(この声…もしや)」
「ね、ネル先輩!大変です!」「……(…ユズ殿…何故…?)」
「…あんたは?」「せ、生徒会セミナー所属、ユズキです」「……(…そうか、欺けば…戦わずに、すむ)」
今まで狼は積極的に話したことはなく、一度今の言葉に慣れようと口数を増やし今の言葉を使おうと考えたが徒労に終わったのを思いだす
しかし、戦えぬとは
「戦闘ロボが暴走して、めちゃくちゃになって…アカネ先輩とカリン先輩が制圧を試みてますが…」
「なんだよ、暴走か?あれを差し押さえたのは随分前だが…まだ整備してねぇのか」「じょ、状況的に助けが必要だと思いまして…ここにいらっしゃると…」
「…はぁ、仕方ねぇな」「わ、私はここの整理をします。せ、戦闘は…怖くて…経験もあまり無いですし…」
「んなこたぁどうでもいいけどよ…それよりあんた」
ネルがニンマリと笑う
「覚えときな、戦いで一番大事なのは、経験でも武器でもねぇ」
「度胸だ」「…は、はい…?」
「その点で、あんたに素質がないとは思わねぇ」
「自分がどう思われてるかくらい、あたしにも分かってる。それに、あんたが結構ビビりなこともまあ分かる。それなのに、初対面でこのあたしに声をかけるなんてのは、それなりに度胸がいることだろうからな」
「は、はい!ありがとうございます!」
「ああ、じゃあな、またどっかで…と言いたいとこだがなぁ」「…え?」
ネルが右手のツイン・ドラゴンを
ダダダダダ!「!!」
「なんとなく
「なぁ、お前だろ、戦闘ロボを暴走させたってやつ」「……言えぬ」
「ほぉ、ってことはよぉ」
ネルがツイン・ドラゴンを構える
「「掃除」の時間だなぁ!」「……」
狼は考える。ここで戦えば先生殿も巻き込まれ、見つかるかもしれない
…ならば手段は一つ
「……さらば」「……は?」
くるりと背を向け、狼は走り出した
「………おい!待ちやがれ!」
いきなり逃げるとは思わなかったネルが再起動し追いかけ始めた
「…ふえぇ…」
ユズがペタリと座り込む
「ユズうぅっぅぅぅ!!ありがとう!でも狼が!」「せ、先生!どうします!?」
“ま、まって!確か狼の通信機が…”
先生がタブレットに向けて喋る
“アロナ!狼の通信機に接続!…よくやった!狼!無事か!?”
『……ああ』『おい!待ちやがれ!』
ズダダダダ!と通信機越しでも響く銃声がいやでも狼は逃げきれてないと知らせる
“狼!外に出て鉤縄を使えば振り切れるはずだ!”「…承知」
『…目的の品を…持ち帰れ…こやつは俺が抑える』”…分かった、4人とも、行こう”
「せ、先生!狼は…」『…大事ない、すぐ戻る』
そしてブツ、と通信が切れる
“狼?狼!?”「…先生、行きましょう」
アリスが喋る
「狼は囮になってくれました。狼のためにも、ミッションは成功させましょう!」
“…うん、そうだね、アリス…みんな、行こう!”「「「「おー!」」」」
“…狼には足向けて寝れないや”
一行は進み続けた
〜ミレニアム、校舎内部〜
ダダダダダ!と一発の威力は低いが確実に狼の命を奪う銃弾が飛んでくる
それを狼は避け、時には防ぎ、弾いた
「刀を持ってた奴ってのはお前だなぁ!アスナが言ってたぞ!」「……」
またダダダダダ、と銃弾が飛んでくる
「……」
ガキィン!とまた狼は弾き、扉を体当たりで開けた先の部屋は
「……これは」「おお、自ら袋に入るなんてお利口な鼠じゃあねえか」
大きな広間のようであり、入り口出口共に同じ扉であり
その前にニヤリと笑っているネルがいた
「さぁて…鬼ごっこは終わりだぞ」「……」
ネルがリロードを終え、狼は楔丸を構える
「 コールサインダブルオー、「掃除」を始める」「…参る」
狼と龍の勝負が始まった
ここまで読んでくれてありがとうございます!
さぁて、類稀な強者でっせ
次回、お楽しみに…