主を失った狼、透き通る世界に行き着く   作:けんどーさん

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こんにちはけんどーです

最近総合UAを見て思ったことがあるんですよ

…狼が死ぬ回はUAが特に多いんですよ。つまり、そういうことだな?

エデン条約…書くの楽しみだなぁ…

荒魂マサカド様!誤字報告ありがとうございます!

それではどうぞ!


狙撃少女の悲劇、まさかの遭遇

〜ミレニアム、第三校舎屋上〜

 

しばらくした後、カリンが狼に尋ねる

 

「……ねぇ、一つ聞きたい事があるんだけど…」「……なんだ」

 

「ゲーム開発部がどうやってミレニアムの生徒会のセキュリティを突破できたんだ…?」

 

その問いに対して狼は……

 

「……言えぬ」「…ええ」

 

いつも通りの返答で返した

 

「いやまぁ普通敵にベラベラ喋る訳にはいかないだろうけど…念の為対策もしないといけないし…」「……」

 

「だから…その…教えて欲しいんだけど…」「……明かせぬ」

 

「まぁ仕方ないか…」

 

カリンは取り落としたスナイパーライフルを拾おうとする

 

「……待て」

 

その時あっと言う間に狼がカリンに近づき、楔丸を突き付ける

 

「うわっ!?だ、大丈夫!もう抵抗する気は無いから!ホークアイが落ちそうな所にあったんだ!」

 

狼が一瞬チラリと見ると確かに狙撃銃が落ちそうになっている

 

「……その銃…うむ」

 

狼は一瞬思案した後、ガシャンと忍具を切り替える

 

「え?なんだ?今の音は…」「…銃からゆっくり離れろ」

 

「わ、分かった…」

 

カリンが銃から離れるのを確認した狼は忍具を展開する

 

「え?何それ…斧?」「……」

 

狼はカリンの狙撃銃(ホークアイ)に対して仕込み斧を振り下ろした

 

ガギィン!「おいいいいい!」「……」

 

強力な一撃をくらったらカリンの銃の銃身は見事に折れ曲がった

 

「……これなら撃てまい…」「私の…私の銃が…」

 

狼はヒュパリと鉤縄を飛ばす

 

「ああ!待て!」「……」

 

カリンが狼を捕まえようと手を伸ばすが虚しく宙を掴むばかりであった

 

「この〜!覚えてろ〜!」「……」

 

少なくともあれだけ元気になったのならもう大丈夫だろう、と考えながら狼は鉤縄を飛ばしていった

 

〜少し前…ミレニアム、廊下〜

 

「…狼、行ったね」「狼が気を引いているうちに早く行こう!」

 

その時

 

ゴゴゴゴゴゴーー!!

 

「えええっ!?な、なに?地震!?」”いや…この感じ、爆発だ”「どうして…まさか!」

 

“ミドリ、何か心当たりが?”「確かアカネ先輩はとりあえずC4や爆弾を使うことで…」”……まじかぁ…”

 

「でも大丈夫!たしか事前に渡されたこれで…」

 

モモイが端末を操作する

 

“それは…?”「もしウタハ先輩が捕まった時の対策として渡されたデバイスです、流石にあんなに早く捕まるとは思いませんでしたが…」

 

「よし!これで…遮断!」

 

モモイがぽち、と端末を操作し終えるとバチン…と電気が消える

 

「これでよし…あ、先生!足元気をつけてね!」「ここさえ抜ければ…」

 

“もうすぐそこが差押品保管場所だね”「うん!これでようやくーー

 

モモイが喋ろうとしたその時

 

「あ、やっと来たね!」「え?」「!?」”うおっ!?”

 

「意外と早かったね!結構待つかと思ったけどな〜」

 

影から現れたのはメイド服に身を包みFAーMAS(サプライズパーティー)を持っている少女だった

 

「ようこそ!ゲーム開発部!それに…えっと…先輩?だっけ…」

 

“先輩……?”「あ、間違えた!先生だ!」

 

少女が今思い出したかのように喋る

 

「ずっと会えるの楽しみにしてたんだよ〜?でも…確か…チワワ?って人もいるって聞いたけど…」

 

「あ、アスナ先輩…それは…狼さんのこと?そしてどうしてここに!?」「あ!そうそう、狼って人のこと!どうして…って言われても…なんとなく?」

 

アスナが喋る

 

「予感とか直感とか…そういうのってあるでしょ?ここで待ってたらあなたたちが来るんじゃ無いかな〜?って、そんな予感がしたから!」

 

“なるほど…直感…ねぇ”

 

先生はふと狼が自分に対して繰り出される攻撃で特に殺気が強いものや普通の方法では防げない攻撃を察知することが出来ると言っていた事を思い出した

 

「難しい言葉じゃ無いのに何言ってるかわからない!」”…これは…なかなかどうして厄介な相手になりそうだ…”

 

「さっ、始めよっか!」”…2人とも、構えて”

 

「あっ!自己紹介忘れてた!」

 

少女がウィンクしながら喋る

 

「C&Cコールサイン01・アスナ!」

 

「それじゃ、行くよ!」

 

そう言って少女は走り出した

 

「やっぱりぃ!?」「お姉ちゃん!構えて!」”モモイ!制圧射撃で撃ちまくって!ミドリ!モモイのリロードを援護!”

 

「あははっ!行くよ〜!」

 

戦闘が始まるなか、先生はボソリと呟く

 

“…狼にただでさえ狙撃の対処をお願いしてるんだ…これ以上迷惑はかけれない…”

 

“狼が来る前に終わらせるよ!”

 

先生は指示を飛ばし始めた




ここまで読んでくれてありがとうございます!

キヴォトス人達から見て、銃は俺達から見たスマホみたいな扱いだと思います

今の社会はスマホが必需品です。キヴォトスでも銃は必需品です

つまりカリンのショック度具合は自分が長年愛用していたスマホを目の前で叩き割られるみたいな感覚なんでしょうねぇ…

次回、お楽しみに
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