主を失った狼、透き通る世界に行き着く   作:けんどーさん

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こんにちはけんどーです

まずは謝罪を、投稿遅れて申し訳ない…

そして狼、動きます

戦闘は次回に…許してくれ…長くなるんだ

以下に感謝を

サイリウム(夕宙リウム)様!評価9ありがとうございます!

それではどうぞ、ご照覧あれ!


Sniper VS Sinobi その1

〜ミレニアム、廊下〜

 

「よし!シャッター解除!行こう行こう!」「凄い順調…これこの後計画通りにしなくても普通に行けないかな?」

 

“まぁ念のためだし、確かそのアスナ?って子がいるかもしれないから”

 

「まぁとりあえずまたシャッターを解除しなきゃね!」「……?」

 

モモイがシャッター近くのデバイスを操作してシャッターを解除している時、狼の目に妙なポスターが映る

 

『現在ミレニアム校内でエタノール消毒液が不足しています!手洗いうがいを徹底しエタノール消毒液を使いすぎないように!』

 

「……「えたのーる」…?」「よし、開いたよ!」

 

はて、えたのーるとは一体なんなのだろうか、どうやら量が足りないのは分かった

 

「そろそろ計画だとここら辺じゃなかった?」「お姉ちゃん、確かそれ、最後のシャッターのところじゃない?」

 

「あっすっかり忘れてた、早く開けちゃお!」

 

モモイがシャッターを解除しようとしている最中、そんな場合では無いと分かっているが狼は先生に尋ねる

 

「…先生殿…「えたのーる」とはなんだ…」”エタノール?消毒液のこと?”

 

「……それは、いったい…」”まぁ簡単に言えば手についてるウイルスや細菌…つまり病気の元を殺して手を綺麗にする物だね”

 

「……情報、感謝する」”いいけど、どうしたの?いきなり消毒液について聞くなんて”

 

「…そこの張り紙に、書いてあってな」”ああ、なるほど”「よし、最後のシャッター解除!」

 

その時、モモイがちょうどシャッターを解除する

 

「ふふっ、今やこの生徒会専用フロアも私の思うがまま!最高の気分…!さぁてもう少しで鏡のある差押品保管所に着くね!」

 

「……?」

 

ふと狼は窓の外を見る。とても高い場所であり、大きなビルの窓から沢山の光が溢れてとても綺麗である

 

だが狼が外を見た理由はそれではない。今、ほんの刹那…光が灯ってない近くの校舎の屋上から()()()()()()()()()

 

 

 

「!!」「避けて!」

 

ハレが通信越しに叫び、狼は咄嗟に後ろへ飛びながら楔丸を抜刀する

 

と同時にドカアァン!と先ほどまで狼がいた場所の近くに大穴が開く

 

“狙撃か!窓から離れて!”「うわあああ!?なんか撃たれなかった!?凄い威力の銃弾が飛んでこなかった!?」

 

「これ…対物狙撃用の13.97mm砲!?私達ですらとても痛いと感じる銃弾が狼に向けて撃たれた…!?」“…!!第2射来るよ!伏せて!”

 

ドカァン!

 

「これ…もう狙撃スポットに入ってる…C&Cの狙撃手、カリン先輩の…」

 

〜ウタハ視点〜

 

まずい、とてもまずい。今白石ウタハと猫塚ヒビキは冷や汗を流していた

 

なぜなら…

 

「おう、こんなところでそのイス?を改造したロボット引き連れて何しようとしてたんだ?」「いえ、何かしようなど滅相も…」

 

美甘ネルと遭遇してしまったからだ

 

「そういうネル先輩も任務に行ってたんじゃ…」「あ?終わったからここにいるんだろ」「そうですよね…」

 

「んで、そのイスロボットは何に使うんだ?」「いや、ただ改造して試運転してただけです…」

 

「まぁいい、とりあえず用事がまだ残ってるからな、お前らもさっさと帰れよ」「はい、わかりました…」

 

「せっかくだ、ビルまで送ってってやる」「「え」」

 

「ほら、さっさと行くぞ」「わ、わかりました…」「…ありがとうございます」

 

これは…本当にマズイね…

 

〜ミレニアム、廊下〜

 

「ウタハから連絡…なんかよくわからないけどトラブルが発生してカリンの対処ができなくなったって」「ええ!?」

 

“…さっきの狙撃…流石に突っ走ってゴリ押すのは難しいな…”「……」

 

狼は先ほど見た光を思い出す。もしあそこから撃っているなら鉤縄を使って移動できるのではないか?

 

「……先生殿…提案がある」”…それは、いったい…”

 

「…俺が行こう」「え?」”…いいのかい?狼”

 

「…ああ」”…分かった、それならミドリ、一帯のガラスを撃てるところだけでいいから壊してほしい”

 

「せ、先生!本当にやるんですか!?」「そーだよ!もし狼が怪我したり…もし、もしカリン先輩の銃弾が狼に直撃したら…」

 

「ちょっお姉ちゃん思い出s…ウップ」「あっミドリ!?…狼、本当に良いの…?」「…」

 

モモイが狼を引き留めるように言う

 

「……俺は不死だ。故に心配するこちとはない…」「でも痛いでしょ!死ぬ感覚はわからないけど…そんな無理して行かなくても…」

 

「…だが、ここで行かねば…その「じーばいぶる」とやらは手に入れられんぞ」「で、でも…うう」

 

モモイは何も言い換えせず黙ってしまう

 

「…良いな、先生殿」”…ごめん、狼”

 

「…よい、気にするな」

 

「ああもう…狼、死なないでね!」「うぅ…狼さん、ご無事で…」

 

“ミドリ、お願いするよ”「はい、わかりました」

 

ミドリが窓ガラスを撃ち破壊する

 

「……」

 

狼は忍具を霧ガラスへと変え、楔丸を落とさないようしっかりと握り、手持ちの紐で手首と柄を結ぶ

 

“狼、幸運を祈るよ”「狼さん、お気をつけて…」

 

「狼!絶対怪我せず帰ってね!約束だよ!」「…ああ」

 

狼は窓ガラスから宙へ飛んだ

 

その時

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ズドン!と銃声が響き、狼へ向け一発の銃弾が飛んでくる

 

「…ぬおっ!」

 

狼はなんとか銃弾を弾くが衝撃により大きく後ろへ飛ばされる

 

「…(このまま落ちれば…鉤縄も届かぬ…!)」

 

なんとかヒュパリと鉤縄を飛ばし、また宙を舞う。しかし…

 

 

 

 

 

「!!」

 

今度は空中で体を捻り間一髪で銃弾を避ける

 

「……なんとも厄介な…」

 

弾けば後ろへ飛ばされ、もし弾きそこねば結果は死

 

「…地面を走るか」

 

狼は街灯へ向けヒュパリと鉤縄を飛ばした

 

〜ミレニアム、第三校舎屋上〜

 

「あいつ…やばい。少なくとも近づけさせちゃまずい…!」

 

一人の狙撃手が少し焦り、しかし冷静に銃を再装填する

 

何を隠そう、狼を狙撃した狙撃手、角楯カリンその人であった

 

「なんなんだあの人は…いきなり割った窓から飛び出るし…腕からなんか縄飛ばして飛ぶし…撃って当たったと思ったら刀か何かで防がれた…!」

 

装填を終え狙撃銃を構える

 

「…いた!」

 

ドカン!と銃声が鳴り、銃弾が狼へ向け飛んでいく。が…

 

「なんだ…なんで避けれるんだ…!」

 

もし回避し損ねば重症を負うのにも関わらず狼はカリンがいる場所へ地面を走り近づいていた

 

「このまま当てれず近づかれればアウト…襲撃犯の牽制もできてない…」「…(敵の方が位置は有利…そして一発でも当たれば死ぬ…か)」

 

「……(このまま避け続け近づければ…)」「…なんとか途中で一発でも当たれば…」

 

狙撃手対忍びの戦いが、始まった

 




ここまで読んでくれてありがとうございます!

え?カリンの銃にスコープはない?いやちゃんとあるんです!スキル演出の時よく見るとついてるから…

とりあえず頑張って書いたので感想貰えると嬉しいです…!

次回、お楽しみに
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