主を失った狼、透き通る世界に行き着く   作:けんどーさん

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こんにちはけんどーです

昨日投稿できずすみません、英検とバイトが重なりました

深夜テンションの鮎様!評価8ありがとうございます!

白灰利独様!荒魂マサカド様!誤字報告ありがとうございます!

それではどうぞ!

追記、描写を間違えたので一部変更しました


エンジニア部、そして戦への備え

〜ミレニアム、エンジニア部〜

 

「ほう…生徒会を襲撃する…ねぇ」”ああ、そのために協力して欲しくてね”

 

エンジニア部の部室で白石ウタハは先生の声に応える

 

「確かに、先生は正しく、そして幸運だ…我々エンジニア部は襲撃に手を貸そう」「…二言はないな」

 

「ああもちろん!だがその前に…」「…ウタハ先輩?どうしたの?」

 

ウタハが奥から何かを持ってくる

 

「まずはこれを受け取りたまえ…」「……これは」

 

大回転の仕込み傘

 

仕込み傘の回転する軸に頑丈なモーターを取り付けたエンジニア部の試作品

 

傘を開いている時にモーターを起動すると傘が回り回っている間は常時攻撃を弾く

 

しかしモーターを組み込んだことにより傘が開く時、閉じる時の動作が遅くなり、そして傘が回転している間は動くことができない

 

好き好んで傘を回し歩く者など曲芸人か忍びぐらいだ、動けずとも気にすることはない

 

「……良い出来栄え…俺では到底できぬ所を修理している…」「当たり前さ、私達はエンジニア部なんだから!」

 

狼が傘をいつも通りに装着し一通りの動作を確かめる

 

そこで感じる()()()

 

「……これは…なんだ」「あっ!ちょっと待ってそれ外さなああああ!」

 

ブチィ!と音を立てて傘に引っ付いていたナニカを千切る

 

「ああ…せっかく取り付けたBluetoothが…」”ん?聞き間違いかな?傘にBluetooth?”

 

「ああ!それを使えばモーターの回転速度を弄れるし、どれだけ摩耗したかわかるのに…」「エンジニア部にしては珍しくまともなBluetoothだ!」

 

「…余計な真似はよせ…」「ああもう…せっかくのBluetoothが…」

 

ウタハが惜しそうに機械を見つめる

 

“すごいね…あれだけボロボロだっだけどこんなにきれいになってる…”「ウタハ先輩、どうして私達に協力を?」

 

ミドリが尋ねる

 

「それは……」「…そっちの方が面白そうだからね…」「それに先生達と仲良くなりたいです!」

 

「そうだね、それと…」「……?」

ウタハがアリスと狼を目でチラリと追った

 

「…いや、なんでもない。よろしく頼む」”うん!よろしく!”

 

先生とウタハは握手をしていた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〜ミレニアム、???〜

 

一人、車椅子に座り空中浮かぶホログラムを見ている生徒がいた

 

「さて、見せてもらいましょうか、熟達の忍びの戦いとやらを」

 

その時奥からもはや下着と言えるレベルで服を着てない生徒が暑そうにしながら現れる

 

「部長?暑いからエアコンつける…」「あっちょっとまってくださいエイミ!今着込m」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

時は同じく、誰かが大きなモニターを眺めていた

「……さて、これで手筈は整った…」

 

「…見せてもらうわ、貴方が伝承通りの存在なのか」

 

その呟きは誰の耳にも届かない……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「会長、お菓子を持ってきました」「……トキ、ありがとう」

 

…わけでもなく、メイド服の生徒と一緒にビスケットを頬張り始めた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〜?????〜

 

 

 

 

 

 

 

「あの、片腕が義手の男…今は先生とやらと共にミレニアムサイエンススクールにいるのですね?」「…はい、マダム言う通りです」

 

パチン、と扇が音をたてて閉じ、その音にぴくりと生徒は怯える

 

「ならば命令です。義手の男がミレニアムを離れた後、隙を見てその男を襲撃し、そいつが持つ刀を二振り、殺してでも奪ってきなさい」「わかりました、マダム。先生とやらはどうしますか?」

 

「ふむ……計画の邪魔になりそうですが…離れるタイミングで奇襲しなさい」「わかりました、マダム」

 

「ああ、それとアリウススクワッドも動員しなさい」「…それは、よろしいのですか?」

 

その時、ギロリと扇を持つ異形が生徒を睨みつける

 

「…私に口答えするのですか?」「…いえ、申し訳ありません、マダム」

 

「ならば支度を整えておきなさい、襲撃はしばらくしたら実行します」「わかりました、マダム」

 

生徒はそそくさと部屋を出ていった

 

「……もし、その刀が伝わっているのと同じであればさらに私は崇高へと近づく」

 

マダムと呼ばれた異形はうっとりと近く己の近くに置いてある注射器を手に取る

 

「生徒への実験も良好、あとはこれを取り込むだけでしたが刀もあれば更に、より高く崇高へ近づく…!!」

 

注射器をゴトリと音を立て、置く

 

そしてその注射器にはナニカ白い球体が入っていた

 

「ふふふ…ふふふふふ!」

 

異形は醜く笑っていた




ここまで読んでくれてありがとうございます!

明日も投稿したい…頑張ろう

次回、お楽しみに…
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