主を失った狼、透き通る世界に行き着く   作:けんどーさん

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無事地底人第一歩を歩み始めたけんどーです

物理27.2%スタマイが出て思わず叫びました

毎日投稿したいのに…バイトがそれを許さない

以下に感謝を

荒魂マサカド様!誤字報告ありがとうございます!

それではどうぞ!


ヴェリタス、そしていつも通りの探し物

〜ミレニアム、ゲーム開発部部室〜

 

2人はガチャと部室のドアを開ける

 

“入るよ〜…モモイ?ミドリ?アリス?ユズ?”「……返事がないな」

 

2人は部室の中に入ると同時に狼と先生はなぜ返事がないか一瞬で察した

 

「……今は昼時…であれば起きてると思っておったが…」”あはは…こりゃぐっすりだ”

 

モモイとミドリは2人仲良く床でコントローラーを持ちながら睡眠、アリスとユズはソファで同じくグッスリである

 

「……なんとだらしない事か…」”まあまあ、休みの日の高校生って大体こんな感じだから”*1

 

「…仕方ない」

 

狼は懐から種鳴らしを取り出す

 

「…先生殿…耳を塞いでおけ」”分かったけど…そんなうるさいの?”

 

「…ああ、幻を打ち消す程にはな」

 

狼が種鳴らしを両手でパン!とつぶす

 

パキィィン!

 

「うわっ!?」「きゃあ!?」「ふぇ!?」「異常を検知しました!恐らく敵襲です!」

 

「…お主ら…目覚めるのが遅すぎるぞ…」「え?アイエエエ!?オオカミ!オオカミナンデ!?」「…お姉ちゃんふざけないで…えっと…おはようございます。先生、狼さんそれと…どうしてここに?」

 

“あいや、今日そのヴェリタス?ってとこ行くんでしょ?だから今の時間ぐらいに行けばいいかな?って思ってね”

 

「なるほど…そういうことでしたか」「あ!そうじゃん!色々見てもらわないと!」

 

「なるほど、移動クエストですね?ではさっそくいきましょう!」「ゲーム機とってくる…」

 

 

 

 

 

 

〜ミレニアム、ヴェリタス〜

 

ガチャ、とヴェリタスの部室のドアが開いた

 

「「失礼しま〜す!」」「おお!見たことない機械がいっぱいです!」「うう…大丈夫…大丈夫…」

 

「…これは…すごいな」”うひゃあ、こいつはすげぇや、モニターだらけだ”

 

狼が部屋のモニターを見るが何を意味しているのかさっぱりわからない

 

その時

 

「やっほーモモイ、ミドリ、今日はどうしたの?」「……お主は」

 

白髪で周囲になぜか3つ程ボールが飛んでおり、得体の知れなさに狼は楔丸を抜刀できるように手を添える

 

「ん?あなた方は…初めましてですね。私は小鈎ハレ、周りを飛んでるドローンはアテナ3号だよ」”そのアテナ3号って?”

 

「それについてはモモイ達の要件を聞いてからでいい?」”分かった”

 

「それでモモイ、今日はどうしたの?」「ハレ先輩!ちょっと聞いてよ!」「私からも説明します」

 

〜桃緑説明中〜

 

「…オッケー、大体わかった。ちょっと待ってて」「分かった!ありがとう!ハレ先輩!」

 

「…話が早いな…」「前からゲームでちょくちょく交流があったのと昨日連絡したからだと思います」「…そうか」

 

〜1時間後〜

 

「依頼されたデータについて結果が出たよ」「い、いよいよ…」「ドキドキ…」

 

“お、狼!?起きて!”「…はっ、俺は…」

 

「えーと、確か先生と狼さんだっけ?私達は「ヴェリタス」キヴォトス最高のハッカー集団だって言うのは知ってるよね?」「…はっかー?」

 

「うう〜ん…ハッカーの解説は面倒だしまた今度…で、私達はシステムの復旧やデータの復元は朝飯前…それを踏まえて言うね」「……それで…どうなのだ」

 

「モモイ、貴方のゲームのセーブデータを復元するのは無理」「……なんの話だ」

 

その時

 

「うわああぁぁぁん!もうダメだーーーーー!

 

“え!?いやそっち!?まあ気になるけどさぁ”「…そのじーばいぶるとやらを調べに来たのではないのか?」

 

「それなら、マキが作業中ですよ」”ん?君は…”

 

首からヘットフォンを下げ、メガネをかけた少女が喋る

 

「そこのお二人は初めましてですね…ミレニアムサイエンススクール3年生…ヴェリタス所属の音瀬コタマです」

 

“よろしく、私はシャーレの先生だよ”「…狼だ」

 

「コタマ先輩、今マキちゃんが作業してるって本当ですか?」「うん、多分そろそろ…」

 

コタマが喋り始めたその時

 

「あれ?ミド?モモ?来てくれてたんだ!」「…赤い髪…か」”生徒の名前、ちゃんと覚えないとな…”

 

真っ赤な髪にお団子ヘアの女の子が喋る

 

「あれ?貴方達は…」”シャーレの先生って言えばわかるかい?”「…俺はその護衛をしている」

 

「おお!貴方が噂の…私は小塗マキ、よろしく!」

 

「うぅ…私の努力の結晶が…」「モモ?どうしたの泣いちゃって」「気にしないでいいよ…G.Bibleはどう?」

 

「うん、分析はできた…けど、パスワードだけまだ解析出来ないんだ…」「…ぱすわーど…つまり鍵が必要と?」

 

「そそ、私はクラッカーでホワイトハッカーじゃないし…」「…くらっかー?ほわいとはっかー?」

 

“まあ気にしなくていいよ”「…そうか」

 

「あれ?でもどうやってパスワードを?」「ふふん、それはね…」

 

マキが喋り始める

 

「パスワードを直接解析はできないけど、セキュリティファイルを取り除いてコピーする…それなら多分行ける。そしてそれを行うのに必要なツール…Optimus Mirror System…通称「鏡」が必要なの」

 

「…鏡…か?」「全然何言ってるかわかんない…」”詰まるところその鏡があればいいのね?”

 

「うん、さっそく解析…といきたいけど…」「…何かあるのか」

 

「…うん、実はその「鏡」生徒会に押収されちゃった!」”……えぇ…”

 

「この前急に押しかけてきて不法な用途の機器の所持は禁止だーって…」「私の盗聴器もやられてしまい…」

 

「…とうちょうき?」”あ〜これは後で教える…多分役に立ちそうだし…”「…?」

 

「その鏡ってそんな危険なものなの?」「いや、そんなことはないよ、「鏡」は暗号化されたシステムを開くのに最適化されたツール」

 

「そして部長が手ずから作った世界に一つだけの物」「部長…ってことはヒマリ先輩?」

 

「「…ヒマリ?」」「ああ、2人は会ったことないね」

 

ミドリが喋る

 

「ヒマリさんはヴェリタスの部長さんなの。ちょっと体が不自由で車椅子に乗ってるから、見かけたらすぐ分かると思う」

 

「すごい人でね。身体のことはあるけど、それであの人に同情したり軽視したりするような人は、少なくともこのミレニアムにはいない。天才…って言うのかな。ミレニアム史上、まだたった三人しか貰えてない学位、「全知」を持ってる人なの」

 

「…「全知」とな…もはや…」

 

竜胤がなぜ残っているかも知っているかもしれない…と狼は考えていた

 

「あれ?でもなんでそんなすごいのを取られちゃったの?」

 

「… 私はただ、先生のスマホのメッセージを確認したかっただけです。そのために「鏡」が必要で…不純な意図はなかったのですが…」

 

“いや勝手に見ちゃダメだよ!?”「…なるほど…機械の中に忍び込める…それが「鏡」か」

 

「いやちょっと違うけど…まあそんな感じでいいか」「とにかく…私達は「鏡」を取り戻したい」

 

ハレが喋る

 

「それにちょうど貴方達にも必要…そうでしょ?」「………なるほど…つまり()()か」

 

“あ〜…なんとなく理解した”「なるほど…理解した」

 

「さすがモモ、理解が早い」「目的地は一緒だし、旅と敵は道連れってね」

 

「ともにレイドを始めるなら私達は連盟の同志です!」「お、お姉ちゃん…もしかして…」

 

「まさかヴェリタスと組んで生徒会を襲撃するつもり…?」「そのつもり!!」

 

「…お姉ちゃん、正気?」「まともであることのなんとくだらない…待ってミドリこっちに銃向けないで」

 

「でも、組んでもちょっとした問題が…」「ちょっとした問題?」

 

マキが喋る

 

「「鏡」は差押品保管所にあるんだけど…そこを守ってる存在が…」”守ってる存在?”

 

「それが…その」「…早く言え…なぜ口籠もる…」

 

マキの目がわかりやすく泳ぐ

 

「…いど部」「……?」

 

「メイド部…なんだよね。そこを守っているのが」”…え?メイド?”

 

「メイド部…あのC&C…ミレニアムの武力集団…メイド服で優雅に相手を「清掃」しちゃう?」「うん、そのメイド部。まぁ些細な問題だから」

 

「そっか〜そうか〜う〜んなるほど」

 

モモイがきれいに回れ右を決める

 

「諦めよう!!!ゲーム開発部回れ右!」”落ち着いてくれ!モモイ!”

 

「先生、私は至って冷静…メイド部と戦う?冗談じゃない…走ってる列車に飛び乗るか火山に飛び込むと言われた方がマシだよ?」「…なんと」

 

新たな強敵の予感に狼は()()()()()()()()()

 

…待て、一体いつから俺は強敵を前にし血が沸るようになった?

 

「とにかくだめ!C&Cの「ご奉仕」で壊滅させられた組織は数えきれない…ミドリにアリス、ユズの方が大事!」

 

「待って!あくまで目標は奪還!「鏡」を持ってくればいいだけ!」”ならばここに適任がいるよ”

 

先生が狼を見ていう

 

「……俺がやるのか…」”うん、狼って忍びでしょ?多分適任だよ”

 

「たしか…狼さんですよね、忍びってどう言うことです?」「……言えぬ」

 

「貴方のその刀に義手…やっぱり狼さんは忍び…なんですか?」「……明かせぬ」

 

「わかった。忍びだね」「……明かせぬ」

 

……またバレてしまった

 

「う〜ん…多分忍び向いてない気がするよこの人」”ま、まぁ…誤魔化す必要がないほど潜入上手だから…”

 

ああ、忍びこむのは得意だ、騒ぎを起こされる前に全員忍殺すれば良いからな*2

 

「あと…今のメイド部は完全じゃない…」「…何故だ」

 

狼が問いかける

 

「…メイド部は最強…でもそれは全員が素晴らしいだけじゃない…何よりも大きいのは彼女の存在」

 

「メイド部部長、コールサインダブルオー…ネル先輩」「…だぶるおー…か」

 

「…なるほど…つまるところ…そのだぶるおーとやら…不在だな?」「…そう、忍びだからか察しがいいね」「……」

 

「…お姉ちゃん…やってみよう?」「ええ!? ネル先輩がいないって言っても相手はメイド部だよ!?」

 

「…でもね、お姉ちゃん…私はゲーム開発部を…部室を…無くしたくないの。もう、ただゲームをする場所じゃない…みんなで一緒にいるための大切な場所だから」「ミドリ…」

 

「どれだけ危険でも…少しでも可能性があるなら…守りたいの。私たち…全員のために!」「……そうか」

 

狼は今のミドリを見てかつての宿敵(葦名弦一郎)を思い出した

 

…果たして今の彼女と彼の気持ちは似ている物ではないのだろうか

 

「…私達ならできます!アリスは計45のRPGをやって一番強力な力を知りました!」

 

「一番強力な…?レベル上げ?装備の強化?」「盗聴ですか?」「EMPショック?」”我が導きの月光?”

 

「ち、違います!一番強力なのは…一緒にいる、仲間です」「アリス…」「……」

 

一緒にいる仲間…狼の古い記憶が蘇る

 

「やあやあ!我こそは野上玄斎!国盗り戦の、葦名衆が一人よ!」「……なぜ、名乗る」

 

「忍び故分からんだろうが、私は侍、名乗りあげるは誇りある戦いのため!」「…相手は賊だ…誇るべき誇りもないだろう…」

 

「カッカッカ!それでも名乗るのが武士と言うものよ!」「…理解できんな」

 

葦名衆の1人、野上玄斎。彼は結局賊の毒で死んでしまった。

 

「無念…九郎…様…」「…お主」

 

賊を全て忍殺したあと、せめてもの供養に魂寄せのミブ風船を叩き割り、去った

 

彼との共闘はとても心強く、倒れるその瞬間までうわばみの重蔵を圧倒していた

 

もし生き延び、鍛えていれば弦一郎に届く強者だっただろう

 

「…よし!」「…む」

 

モモイのそんな声で狼は追憶から帰ってきた

 

「やろう!生徒会に侵入して「鏡」を取り戻そう!」「「「「「おーーー!」」」」」

 

「と言うわけでハレ!作戦は?」「…とりあえず先に仲間を増やそう」

 

「…でも、どうやって増やすの?」「それにじゃ先生の力が必要かな」

 

“私の力?”「そう、先生の力が必要なの…」

 

「彼女達…エンジニア部の力を借りるにはね?」

*1
そうだよね?もしかして違ったり?

*2
多分SEKIROプレイヤーみんなが通る道




ここまで読んでくれてありがとうございます!

書くことないので一言

聖園様のASMR出してくださいお願いします
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