「慶應大くらい2年で合格できる」永住権目的で日本に押し寄せる中国人留学生が解く「中3レベルの入試」の中身
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■「文系の数学は中3レベル、2カ月で満点が取れる」 EJUは800点満点で、文系が日本語(400点)、総合科目(200点)、数学(200点)の配分。理系は日本語(400点)、理科(200点)、数学(200点)の配分になる。文系、理系いずれも3教科の試験で、日本人が受ける一般入試に比べ、試験科目数が圧倒的に少ない。さらに試験は、6月、11月と年に2回もチャンスがある。 一川文研の李校長によると、レベル的にも高くはなく、「文系の数学なら、中国の中学3年から高校1年で学習する内容のもの。文系の総合科目も2カ月間しっかり対策をすれば、満点が取れる内容である」という。 李校長によると、各大学の合格の目安は、EJUで東京大学なら730点、旧帝国大学や早稲田大学、慶應義塾大学は680点、MARCH(明治大学、青山学院大学、立教大学、中央大学、法政大学)クラスなら、650点が目安になるという。 そして留学生が受ける1次試験は、そのEJUのスコアに加え、TOEFLなどの英語能力試験のスコア、志望理由書などを基に選抜する。それを通過すれば、あとの2次試験は、小論文と面接のみで学科試験はない。こうしたことから、李校長も「同じ大学であっても、日本人が受ける入試と、留学生が受ける入試では、難易度に大きな差があるのは間違いない」と断言する。 ■「慶應大学くらいなら80%の確率で合格できる」 そんな李校長は、日本と中国の大学入試事情を熟知しているだけあって、日本に留学を目指す今どきの中国人の若者に対しては、こんなアドバイスを繰り返しているという。「高校から日本に留学し、日本人と同じ大学入試を受けるより、中国の高校を卒業してから、留学生入試を使って大学受験をする方が、よっぽど日本の難関大学に入りやすくなる」 さらに李校長は続ける。「留学生入試なら、英語や日本語ができない普通の中国人留学生でも2年間ほどここで勉強すれば、80%の確率で慶應大学くらいなら合格できます。慶應大学は、中国の大学にたとえると上海市の名門・復旦大学くらいのイメージですが、普通の中国人が中国で2年間程度勉強しても、復旦大学には絶対に入ることができない」という。
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