保育士10人が園児殴るなどの虐待 福岡県が改善勧告、田川の保育園
福岡県は20日、田川市の私立「松原保育園」で、20~60代の女性保育士10人による園児への虐待などを確認したと発表した。県は運営する社会福祉法人「松原福祉会」に対し、児童福祉法に基づく改善勧告をした。県によると、10人のうち7人が園児を殴る、口に食べ物を押し込む、腕を引っ張り床に倒すといった身体的虐待をしていたという。
松原保育園では今年8月、20代の女性保育士が児童の頭やほおをたたく暴行をしたことが発覚。これを受けて、県と市が特別指導監査を実施していた。県や市の聞き取りに対し、女性園長は「虐待などがあった認識はなかった」と話しているという。
県や市によると、室内カメラの映像や職員への聞き取りをした結果、映像が残る7月18日~8月6日の間に、保育士10人による身体的虐待や心理的虐待、不適切保育、ネグレクトが判明。園児を殴ったり、食事が遅い園児の口に強引に食べ物を押し込んだり、「頭悪いんか」などの暴言を吐いたりしていたことが確認できたという。
発覚のきっかけとなった20代女性を含む2人については懲戒解雇となった。園児らに目立ったけがはないという。
黙認される雰囲気あった
保育士らは聞き取りに対し…
【30周年キャンペーン】今なら2カ月間無料で有料記事が読み放題!詳しくはこちら