下半分には肝と骨があるから上半分とは勝手が違うとは、漫画『野原ひろし 昼メシの流儀』のひろしの台詞である。
人体に対する台詞ではない。
概要
昼時に山手線に乗っていたひろし。隣に座った男性が古典落語の本を読んでおり、演目が「目黒のさんま」だったことからさんま定食を食べることにした。
入った店のカウンターには「さんまの正しい食べ方」というパンフレットがあった[1]。それの冒頭には「①まず頭から尻尾にかけて背骨に沿って箸を入れる」と書いてあり、ひろしは
いきなり適当な所から身をほじっちゃってたよ
等と言いながら読み進めていった。
その後、ひろしは出されたさんま定食の箸を進め、背びれ側の上半分を食べ終えた。続いて下半分に入ろうとするが、
下半分には肝と骨があるから上半分とは勝手が違う
と据わった目で冷静に状況を述べる。そして肝を皿の端に置き、その脇に取った骨を置くことで散らからずに見た目を整え、下半分にも箸を進めていく。
そして骨を外すタイミングになり、パンフレットの外し方を参照する。
まず頭のすぐ近くの位置で背骨をつかんで浮かせる
尻尾を折り曲げて外す
そして骨と頭も取り外して 上に移動
このようにパンフレットのやり方に従うことで、きれいに身と骨を分けることができた。
同作の類似した台詞
最高だろ!?
そしてめくると白いのがあらわになって
これがそそるんだよ!!
真ん中辺りにいくほどに変化を見せてより一層かき立てられたり
ずらしたら隠れたのが出てきて驚かされたり
新たな楽しみを見せてくれたり
もう ずっと興奮が止まらないんだよ!!
最高だろ!?
「すげーもん食ってきた」と穴子丼について川口に語るひろしの一連の台詞。第37話「穴子丼の流儀」、単行本5巻収録。以上は単行本19ページの4コマ分から抜粋。
ひろしは穴子丼であることを言っていないため、当然川口には全く意味が伝わらなかった。
開いた!!
開いた!! あっ!もう1個も開いたぞ!!(ひろし)
ハマグリが開いた様子を見て喜ぶ2人の台詞。話があまり盛り上がらなかった中で開いたこともあり、2人ともテンションが高め。第21話「うどんすきの流儀」、単行本3巻収録。
赤いスープ
待ってました~~~~っ!!
スープが赤いことが特徴の、ロシア料理のボルシチについての台詞。第39話「ロシア料理の流儀」、単行本5巻収録。
標本みたい
う~~~む
何か標本みたいになっちまったがま…まぁいいか…
ひろしが選んだ和食バイキングの3皿目についての見た目の感想。第31話「和食バイキングの流儀」、単行本4巻収録。
品切れになった神戸牛ステーキの補充を満腹間際で待っており、しば漬けやコーン数個など、腹にたまらない小さなものだけ選んで3×3に分かれた皿のマスの中央に置いた。その結果スカスカになってしまい、このような感想に至ったようだ。
どんな風にうまいのか語ってみろ
川口からプレゼンの相談を頼まれ、一緒に洋食屋で昼食を食べていた時の台詞。第45話「ハヤシライスの流儀」、単行本5巻収録。
関連静画
関連リンク
- 野原ひろし 昼メシの流儀 6 - 臼井儀人 (コミック) | 双葉社 公式
- 第46話 サンマ定食の流儀 / 野原ひろし 昼メシの流儀 - キャラクター原作・臼井儀人/漫画・塚原洋一 | webアクション
関連項目
脚注
親記事
子記事
- なし
兄弟記事
- 威勢のいい声が響いてますねぇ~~~!!
- 大きな体なのにとても俊敏で驚きました
- 自分を野原ひろしだと思いこんでいる一般人
- てっきりアームだけ産業用ロボットかと思ったら人型とは楽しいねぇ!!
- テーマパークに来たみたいだぜ
- ナポリタンにピラフ こりゃまた懐かしいな
- ハハハ…おしゃべりでそそっかしい店長だったな
- 若僧!さっきは悪かったな
- 2
- 0pt