二刀流大谷、3発で魅了 また「史上初」―米大リーグ・ドジャース
ドジャースの大谷が試合開始直後から投打の二刀流で本領を発揮した。 本拠地の大歓声に後押しされながら一回のマウンドに立つと、先頭打者に四球を与えたものの、そこから3者連続三振に抑えた。100マイル(約161キロ)を超える直球は力強く、変化球にも切れがあった。 【写真】ナ・リーグ優勝決定シリーズ第4戦、ブルワーズ戦で力投するドジャースの大谷=17日、ロサンゼルス その後、ベンチ前で準備を済ませて打席へ。先発左腕との対戦で、フルカウントから内角低めの変化球を捉え、右翼席に運んだ。 プレーオフに入ってから左投手に苦戦する場面が目立っていたが、完璧な先制の一発。大リーグ公式サイトによると、投手が先頭打者本塁打を放つのはレギュラーシーズンを含めて史上初となった。四回には右中間へ特大のソロ、降板していた七回には中堅に3発目のソロを放って喝采を浴びた。 投手では七回途中無失点、10奪三振と好投。二刀流で地元ファンを魅了した。