事前入国審査「JESTA」2028年度中に導入へ 外国人の入国審査を強化
日テレNEWS NNN
外国人の入国審査を強化するため、出入国在留管理庁は、事前にオンラインで審査を行う「電子渡航認証制度」、通称「JESTA」を2028年度中に導入すると発表しました。 「JESTA」は、ビザが免除されている国の外国人を対象に、日本に入国する前に、オンラインで必要な情報の入力を求める「電子渡航認証制度」のことです。 アメリカのESTAと呼ばれる仕組みを参考にしたもので、訪日外国人を事前にチェックすることで不法滞在の防止やテロ対策につなげることを目的としており、増加する訪日外国人の入国時の手続きを円滑にする効果も期待されています。2028年度中の導入を目指すということです。 一方、鈴木法相は、あわせて高止まりしている国内の不法滞在者を減らす取り組みを強化するとしました。 具体的には、難民申請の審査を迅速に行えるよう判断基準となる要件を明確化するほか、強制送還となる外国人が多い国に対し、外務省と協力し対策を呼びかけるなどする方針です。