福岡県飯塚市の株式会社白鳳会が運営する「住宅型有料老人ホーム舞鶴」（10戸）で虐待が確認され、飯塚市は、代表者に自覚が見られないことから施設としての対応が困難であると判断し、入居者を緊急避難させたとのことです。

　福岡県と飯塚市によりますと、有料老人ホーム舞鶴では4度にわたり虐待が確認され、その後も十分な防止措置がとられなかったとして8月29日、老人福祉法に基づく改善命令が出されたと言います。
　2024年8月から2025年4月にかけて、県の立ち入り検査や市の調査で確認された虐待は次の通りです。

身体的虐待
・職員に暴力を振るわれる
・体調不良にもかかわらず同じ法人のデイサービスに通わせられる
心理的虐待
・どなられる
・他の入所者が暴力を振るわれる現場を見聞きした
介護・世話の放棄・放任
・おむつなどが汚れている状態で放置
・外傷や疾病が確認されても病院受診をさせない
経済的虐待
・職員にお金を貸したが返金されない

　福岡県は２４時間を超える長時間労働が日常化し、職員が疲弊していたことが虐待の原因になったとしています。　

　この有料老人ホームを運営する株式会社白鳳会は、デイサービス百舞（定員25名・実利用者数8名）も運営していますが、驚くことに、このデイでは虚偽の業務日誌を作成して介護報酬を約159万円不正請求した上、サービス提供時間に応じた生活相談員を配置せず、営業時間も守らないなどの違反があり、8月29日付で指定取消の行政処分を受けました。

　株式会社白鳳会は「何でもあり」の凄い会社ですね。

　白鳳会のホームページには以下のような記載があります。

　社会福祉法人でもない株式会社が介護老人福祉施設（特養）を運営できるわけがないのに・・・嘘ではないでしょうか？
　こうなると、「確信犯？」
　もう、ホームページの次の言葉も「嘘」以外の何ものでもないように思われても仕方ないですね。