全米で「王はいらない」デモ、トランプ政権に抗議 6月に続き第2弾
(CNN) トランプ米大統領の「権威主義的」な政治手法に反対する抗議デモ「ノー・キングス(王はいらない)」が18日、全米50州の2500カ所超で行われる。これは6月に行われた同様のデモの第2弾として行われるもので、主催者は広範な抗議を呼びかけている。
6月のデモでは、首都ワシントンでトランプ氏が軍事パレードを実施するのに合わせ、全米で約500万人が街頭に繰り出した。
前回のデモは、トランプ氏の第2次政権発足からの5カ月間にわたる一連の政策に反発して行われた。トランプ氏が打ち出した政策には、出生地主義に基づく国籍付与の制限をはじめ、トランスジェンダー保護の撤廃、デモに参加した学生の取り締まり、連邦政府のDEI(多様性・公平性・包摂性)方針の見直しなどが含まれる。
デモの主催者は、夏以降も政権がこれらの政策を「さらに強化した」と指摘した。移民の一斉摘発や、民主党が地盤を持つ都市への州兵の派遣などがその例だ。
一部の共和党指導者は今回の抗議デモを反米的だと非難している。ジョンソン下院議長は根拠を示さず、デモが政府機関閉鎖の一因になっていると主張した。共和党のマーシャル上院議員は「プロの抗議者」や「扇動者」が参加すると指摘した。ジョンソン議長も参加者について、イスラム組織ハマスや反ファシスト運動「アンティファ」の支持者になると示唆した。
主催団体によれば、政権による武力の誇示とは明確な対比を示すことを目的とした平和的なデモを計画している。
非営利団体インディビジブル・プロジェクトは公式サイトや現地の主催者向けの資料で「非暴力行動」を強調している。同団体によれば、これまで数万人に対して安全対策や緊張緩和のための訓練を実施したという。