第3話

序章「ユリの花」第三話 七竈神社
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2024/01/08 17:48 更新
岡田ユウ
みんなそれぞれいただきますしてねー!
ダイゴロウ
いただきますー!
ライム
いただきますですー!
子供達みんな、お弁当を食べていて楽しそうだ。
岡田ユウ
それじゃあ、ユウ先生も食べようかな。
岡田ユウ
いただきます。
美味しい、自分で作ってなんだけど今日は結構出来た方だと思う。
気づけばあっという間にお弁当を食べ終えていた。
岡田ユウ
よいしょっと...
岡田ユウ
お弁当も食べ終わったことだし、少し運動してこようかな?
ルミ先生
気をつけてくださいね。
岡田ユウ
はい!
そして俺は少しだけ公園を回った。
岡田ユウ
今日はまだお昼だから人が少ないのかな...
岡田ユウ
こうして見るとかなり広いな。
???
そうだね。
岡田ユウ
うわぁ!びっくりした...
ゾーヤ
そんなに驚いた?
岡田ユウ
う、うん...ゾーヤも食べ終わったの?
ゾーヤ
うん、ボクもセンセイと公園を回ろうと思ってさ。
岡田ユウ
そっか、離れちゃダメだよ
ゾーヤ
うん。
その後、ゾーヤと公園を回った。
岡田ユウ
よし、戻ろうか!
その時...
???
...
一人の少女がこちらを見ていた。
岡田ユウ
...?
ゾーヤ
...センセイ、どうしたの?
岡田ユウ
...あ!いや、なんでもないよ!
ゾーヤ
...そっか。
そして、俺とゾーヤはそのまま戻った。
???
...ふふふ。
岡田ユウ
よし、みんないるね?
シンタ
ヒーロー戦隊は全員いるぞ!
ワタル
いるぞー!
マモル
みんな元気ですね!
リンリン
あんなに走った後なのにね...
マドカ
シンタらしいですね。
ユズリハ
はぁ...
ハヤテ
...(ピコピコ)
ダイゴロウ
おにぎり美味しかったー!
ライム
あたちもおべんとうさんおいしかったですー!
ライオン
ふふ、よかったですね。
ヒカル
んん、これからバスかー。
マリア
たいへんだねー。
アキ
はやく旅館に行きたいわ...
ダイヤ
...
カナタ
くすくす「みんなクタクタダナ!」
ゾーヤ
まあ、無理もないんじゃないかな。
ルミ先生
大丈夫そうですね!
岡田ユウ
それじゃあみんな!バスに乗ってー!
そして、ふたたび長時間バスに乗り...
次の目的地、七竈ななかまど神社に着いた。
七竈神社とは、ナナカマドという花が辺りに生えていており、古くからこの神社には、守りの神が生息しているとされているらしい。
岡田ユウ
確かに古く感じるような...
ルミ先生
それほど守られてきたんでしょうね...
ライオン
なんとなく、私達も神様に守られてるような気がします...
リンリン
神様がこの神社に...?
岡田ユウ
よし、それじゃみんな!ここからは自由に動いていいよ!でも、決して遠くにいっちゃダメだからねー!
ルミ先生
それとひとり行動はだめですよー!必ず誰かと一緒に行動してくださいー!気をつけてくださいねー!
ヒカル
はーい!
シンタ
よし、ヒーロー戦隊!さっそく探検だー!
マドカ
えーまたですかー...少しぐらいゆっくりさせてくださいよー...
シンタ
ぐぬぬ...じゃ、じゃあブルー、俺と二人で探検しようぜー...
ワタル
お菓子あるのらー?
リンリン
マモルくん、シンタくん達に着いていこうよ!
マモル
はい、一緒にお土産屋さんを見ましょう!
お土産屋の中にて...
シンタ
このドラゴンのストラップかっけぇー!
シンタ
こっちもかっこいいな!
ワタル
お菓子はないのらー?
シンタ
お菓子はあとだ!先にこっちだ!
ワタル
お菓子食べたいのらー...
リンリン
お昼ごはんの時にたくさん食べてたけどね...
シンタ
そうだぞ!それにまだお菓子あるだろ?
ワタル
もうぜんぶたべちゃったのらー...
マモル
も、もう全部食べたんですか!?
リンリン
食い意地がすごいんだか...
シンタ
明日の分はなくなったな...
ワタル
えー...ざんねんなのらー...
マモル
...あ!
マモル
リンリンくん!これなんてどうでしょう?
リンリン
ん?これは...?
マモル
これは勾玉まがたまというものです!
リンリン
小さくて綺麗だね!
マモル
緑色で、リンリンくんにピッタリな色だと思います!
リンリン
そ、そうかな...
リンリン
それなら、これにしようかな。
リンリン
マモルくんもお揃いの買おうよ!
マモル
は、はい!
リンリン
この色、シルバーにそっくりだよ。
マモル
あ、ありがとうございます...!
一方その頃...
マドカ
ユズリハちゃん!あそこのお土産屋さんなんてどうですか!
ユズリハ
あら、和菓子じゃない!ここにするわよ!
マドカ
はい!
お土産屋の中にて...
ユズリハ
どんな和菓子かあるのかしら...
マドカ
定番でいえば、まんじゅうとか...
マドカ
んー...(ユズリハちゃんに合う和菓子はなんでしょうか...)
マドカ
はっ!
マドカ
ユズリハちゃん!これなんてどうでしょうか!
ユズリハ
んー?
ユズリハ
あ!これって見たことある...
ユズリハ
確かちょっと前にマモルに教えてもらったのよ!
マドカ
(ユズリハちゃん、マモルと話すことあるんですか...!?)
ユズリハ
琥珀糖こはくとうって言うのね...!
マドカ
この和菓子、宝石みたいでキラキラして、ユズリハちゃんに似合うと思ったんです!
ユズリハ
マドカ...流石ね。
マドカ
そ、そうですかね〜...
一方その頃...同じお土産屋にて...
ライム
おねえたま!これが欲しいです!
ライオン
どれでしょうか?
ライム
これです!
ライム
このおまんじゅうが欲しいんです!
ライオン
わかりました、おまんじゅうですね。
ライオン
お父様とお母様の分も買っておきましょうか。
ライム
はいですー!
ダイゴロウ
おまんじゅうおれも買おー!
ダイゴロウ
ママも喜ぶかな〜...!
ライオン
ふふふ、きっと喜びますよ。
一方その頃...別のお土産屋にて...
ヒカル
マリア!何が買いたい?
マリア
んー...
マリア
マリア、これがいい。
ヒカル
どれどれー?
ヒカル
このうさぎのみくじ?
マリア
うん、かわいいからこれがいいんだー。
マリア
ひーちゃんもお揃いにしよー。
ヒカル
え?いいの?
マリア
うん、マリア、ひーちゃんとお揃いがいいなー。
ヒカル
いいよ!おんなじの買おうか!
一方その頃...同じお土産屋にて...
アキ
ダイヤ!このお面なんてどうかしら!
ダイヤ
...?
アキ
ほらこれ!
ダイヤ
...!!
アキ
このお面、どうかしら!
ダイヤ
...!!(頷く)
アキ
それはよかったわ!
カナタ
くすくす...似合ってるんじゃない...?
ゾーヤ
うん、野菜たっぷりのボルシチみたいで似合ってると思うよ。
カナタ
...くすくす。
カナタ
「ゾーヤにはこれが似合ってるんじゃナイカ?」
ゾーヤ
ん?
ゾーヤ
これって...何かの宝石?
カナタ
「知らないケド、キラキラしてるし似合うんじゃナイカ?」って、ヒナタが言ってるよ?
ゾーヤ
...ふふ、ありがとう。
ゾーヤ
ひんやりとしたいちごアイスみたいで嬉しいよ。
カナタ
...
一方その頃...
岡田ユウ
ユウ先生も何かお土産買おうかなー...
ハヤテ
...
岡田ユウ
...ねぇハヤテ、本当に何も買わなくていいの?
ハヤテ
...あぁ、こんなのに金使いたくねぇからな。
岡田ユウ
そ、そうなんだ...
岡田ユウ
(せっかくなら、ハヤテも何か思い出に残るもの買っておけばいいと思うんだけどなー...)
岡田ユウ
...あ!これいいかも!
俺が手に取ったのはお守りだ。
ハヤテ
...ただのお守りかよ。
岡田ユウ
ただのお守りでも、良いことあるかもしれないじゃん!
このお守りがいつか、自分を守ってくれる、自分のためになるかもしれない。
岡田ユウ
よし、これにしよう!
???
...
そして、自由時間はあっという間に終わり、バスに乗ることに。
岡田ユウ
ついに次は旅館かー...
そして次はついに宿泊場の旅館「ユリの花」に。
作者
とうとう次回は旅館に到着です!
作者
ここまで少し長くなってしまいました💦
作者
旅館に修学旅行でいくって設定がぶっ飛んでるかもしれませんけどね
作者
もしかしたらちょっと設定があやふやになるかもしれません

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