14歳のときに歌手デビューし、甘いルックスで人気アイドルとして活躍した川﨑麻世さん。両親が1歳半のときに離婚し、母と祖父母に愛情深く育てられた。大阪の実家は喫茶店を営んでおり、90歳の母は今もお店で働いているという。 昨年9月に21歳下の料理研究家と再婚、今年3月には結婚式を挙げた。どちらも母子家庭で育ったので、それぞれの母親は家族が増えたことを喜んだ。麻世さんの母と妻の母は仲良しで、手をつないだり、肩を組んで歩いたりしている。21歳下の妻とは、ジェネレーションギャップを感じることがあり、妻が掃除をするときに流している今どきの曲はさっぱり分からないという。むしろ、妻の母と一緒に整骨院に行ったり、人間ドックに行ったりしていると明かす。 出演者：黒柳徹子　川﨑麻世 【毎週月～金曜 ひる13時から放送】

「ダークダックス」「デューク・エイセス」と共に戦後の男性コーラスグループ人気を作った「ボニージャックス」の玉田元康さんがゲスト。早稲田大学グリークラブのメンバーで作った「ボニージャックス」は、童謡「ちいさい秋みつけた」のヒットでレコード大賞童謡賞を受賞、紅白歌合戦にも出場し先の朝ドラ「あんぱん」でも取り上げられた「手のひらを太陽に」も大ヒット。いつしか「童謡のボニー」と呼ばれるようになった。コーラス活動は順調だったが、相次いでメンバーが亡くなりコロナ禍の自粛でコンサートも中止になり、88歳の頃に所属事務所が倒産。歌手も引退しようと考えていた。しかし周囲から「まだ歌えるでしょ」と叱咤激励を受け90歳の時には「ソロデビュー」を果たすことになった。85歳から介護施設で働きはじめ現在は週4日勤務している。仕事は清掃作業や歌の指導だが、体を動かす仕事なので体力もつき健康にも歌にもいい効果があるという。 出演者：黒柳徹子　ボニージャックス　玉田元康 【毎週月～金曜 ひる13時から放送】

2023年12月31日に亡くなった中村メイコさん。突然妻を亡くし涙に暮れていた作曲家で夫の神津善行さんと、20代から神津家と縁が深い森公美子さん。2年前の大晦日、体調が悪いからと神津さんを呼び、夫に抱きかかえられた時にメイコさんが逝った。夫の手に添えられたメイコさんの手の力が抜けてハラリと落ちた瞬間に力尽きた。それ以来一人では何もできない妻を思うと、あの世でも困っていないかと涙が止まらなかった。今でも仏壇代わりの「メイコの部屋」の前でメイコさんと話をして落ち着きを取り戻している。神津さんの次女・はづきさんと20代から友達の森さんにとって神津さんは友達の父親であると同時に恩人。神津さんはミュージカル界で唯一無二の森さんの才能をいち早く見抜き、神津家に入りびたりの森さんを自分が指揮する舞台のコーラスで使った。歌唱力がある森さんに「これからも個性を大切に」とアドバイス。森さんはあの言葉があったので今の自分があると感謝の日々だという。 出演者：黒柳徹子　神津善行　森公美子 【毎週月～金曜 ひる13時から放送】

今年デビュー60年を迎えた歌手の千昌夫さん。高校生の時に岩手から上京し、当時の売れっ子作曲家の遠藤実さんの自宅にいきなりノーアポで訪ねると、同じような弟子志望の若者が100人以上行列していたという。しかし持ち前の口のうまさでお手伝いさんと仲良くなり、一人だけ弟子入りを許可されたらしい。ほかにも売れない頃から面倒を見てやっていた吉幾三さん作の「津軽平野」と「俺ら東京さ行ぐだ」の名曲誕生秘話も披露。 もちろん恒例の愛するインコ達も登場している。 出演者：黒柳徹子　千昌夫 【毎週月～金曜 ひる13時から放送】

もうすぐ90歳！浜木綿子さんが8年ぶりに登場。18歳で宝塚歌劇団に入団し娘役のトップに、その後、舞台俳優として活躍を続けた浜さん。最近「終活」で遺言書を書こうと思ったが、ある出来事で断念した!?浜さんの人生は波瀾万丈。宝塚を退団後、舞台の共演者として出会ったのが、当時 市川團子だった市川猿翁さん。結婚して息子の照之さんが誕生したが、突然夫が家を出て…3年で離婚。息子を育てるため、必死で働いた。寂しい思いをさせている息子のために、ロケ先では虫ばかり取っていたと笑う浜さん。青天の霹靂はその息子が46歳で、孫と共に歌舞伎界入りを決意したこと。元夫と40数年ぶりに再会した時は…そして2年前、市川猿翁さんが83歳で亡くなった。遺品の中に浜さんとの写真が大量に残されていたと聞いたとか。今日は浜木綿子さんが家族への思いや、波瀾万丈な90年の人生を明るい笑顔で語ってくれた。 出演者：黒柳徹子　浜木綿子 【毎週月～金曜 ひる13時から放送】