SwitchでニンテンドーDS復活か 二画面プレイを可能にする新特許が発見される
任天堂は9月の「ニンテンドーダイレクト」で、懐かしの立体視ゲーム機を復刻する『バーチャルボーイ Nintendo Classics』を発表し、大きな話題を呼びました。そんななか、今度はニンテンドーDSを初代SwitchやSwitch 2で再現する可能性が浮上しています。
ゲーミング系インフルエンサーのMike Odyssey氏によると、任天堂は二画面表示に関する3つの特許を出願したとのことです。そこでは「デュアルスクリーンをどのように制御するか」について、次の3つの方式が説明されていました。
- デュアルスクリーン(親子画面):2台の機器で上下画面を分担し、親機・子機の構成で再現する方式。
- シングルスクリーン(ピクチャー・イン・ピクチャー):1つの画面内にもう一方の画面を小窓で重ねる方式。
- スイッチモード(画面切り替え):1画面だけを使い、ボタン操作などで上下画面を切り替える方式。
任天堂は過去に、Wii UのバーチャルコンソールでDSゲームを提供していました。テレビを上画面、ゲームパッド(タッチ付きコントローラー)を下画面として使うほか、上下2画面を1つにまとめたり、片方を小窓表示にするなど、6種類のレイアウトが用意されていたのです。
ゲームパッドの画面サイズは6.2インチで、初代Switchとほぼ同じ大きさです。そのためSwitchシリーズでも同様の再現は十分可能と思われます。
実際、Wii U(2012年末発売)でDSゲームが動作していたことを考えれば、Switch 2はもちろん、初代Switch(2017年発売)でも技術的に再現は可能でしょう。
もっとも、これはあくまで特許段階の話であり、「Nintendo Switch Online」の「Nintendo Classics」にDSタイトルが追加されることを保証するものではありません。任天堂はこれまでも多くの特許を出願してきましたが、すべてが製品化されたわけではありません。
とはいえ、Switchシリーズはいずれもタッチ画面を備えており、追加コントローラーなしでもDSの操作を再現できます。ゲームキューブ、バーチャルボーイと続いてきた復刻の流れを踏まえると、次はDSが登場するのも自然な展開といえそうです。