名古屋“錦三”のママ「二次会が減った…」 全国で相次ぐクラブやバーの倒産 物価高や人件費高騰で夜の街ピンチ!? 一方で不動産は“繁華街の物件”争奪戦
■「限られた客を取り合っている状態」 (CLUB MILLE CHARME 吉澤もえママ) Q.お店に女性は何人くらい?」 「いまは13人くらい」 (CLUB MILLE CHARME りのさん) 「私は去年の11月からなんです。まだ1年たっていない」 Q.なんで錦で働いている? 「いろいろな方とお話がしてみたかった」 平日でもほぼ満席でしたが、以前は売上の半分を占めていた、企業の接待が減っているといいます。 (もえママ) 「同じお客様が(いろいろな店を)行ったり来たりしている状況」 Q.新規の客じゃなくて限られた客を取り合っている? 「そう思っている。今飲みに来られている方はお酒とか、こういう雰囲気が好きな方」 中には約50年、錦に通い続けているというツワモノも… ■5年間で投資した額は「2億円以上だね」 (歯科医院を東海地方に3つ経営する男性) Q.50年間でいくら錦に投資した? 「2億円以上だね」 Q.もったいないと思わない? 「全然。自分の知識と教養のために全部使っているわけだから。遊びの中で」 Q.今の錦はどうですか? 「はっきり言って活気がない。接待とか経費で使えるお金がないと、自分のお金で来る人はそんなにいない」 クラブやラウンジなど、企業接待や富裕層をターゲットにする店は厳しい一方、普通の飲食店は賑わっているようで… おいしそうな焼き鳥が店頭に並び、いつも賑わっている「富士子」では。 (富士子 店長) Q.お客さんの入りはどうですか? 「今はちょっとずつ上がっている状態」 Q.コロナ禍前より? 「前よりもっと。おかげさまで」 夜遅くまで錦三で過ごすより、一次会でお開きという人が増えているのかもしれません。 ■ドレスのお店「売れ行きは悪くない」 そんな街角に、一風変わったお店が。営業時間は午後5時から午前3時まで。 店内には、所狭しと衣装、そして靴が並んでいます。 37年間、錦三に店を構えるドレスショップ「Andy」。店内には2〜3万円台のドレスがずらり。クラブなどで働く女性がここのお客さんですが、実は今「売れ行きは悪くない」と話します。 (Andyマスター) 「(年間の)売り上げは結構びっくりしますよ」 Q.僕の耳にだけ教えてください (耳打ち) 「へ〜この店舗の狭さで?そんなに売り上げるんですか」