黒服の口調が難しい……ので、ログインできなくても感想を書けるようにしているので、ご意見等ぜひよろしくお願いします。後今回三連休中に色々ありすぎてあんまり編集できていないので、また後日編集して文の修正などをしたいと思います。
ホシノさんに相談して、ヘンなのと話をしに行く事になった。今自分が持っている力が未知数すぎて、流石に少し怖くなってきたからだ。でも、なんだか大体分かったような気がする……けどやっぱ不確定だと怖いよねってことで相談したわけだが。
ホシノ「ここですね」
アスカ「なんかすげえオフィスって感じ」
マップに書いてあった赤い印は、ビルが立ち並ぶアビドスの市街地にある建物であった。
ホシノ「行きましょう。警戒は緩めないでください」
アスカ「うっす」
中に入ると、先程言ったようにオフィスという言葉が似合う内装だった。高級感があり、妙に洒落ている。
ホシノ「エレベーターに乗りましょう。ついてきてください」
アスカ「え、あ、はい」
ホシノさんはこの建物を知っているかのようだった。慣れた足取りでエレベーターに向かい、ある階のボタンを押す。おそらく、ヘンなのに勧誘されていたから来たことがあるのだろう。
鉄の籠が動き出し、重力を感じながらヘンなのが居るであろう階に着くまで沈黙する。
……気まずい。
ポンと音が鳴った。エレベーターが止まって、重力を感じる事も無くなった。扉が開くと、そこはとても大きい部屋だった。奥を見ると、大きなソファーと机、そして例の奴が。
黒服「来てくれましたか。渡曾アスカさん。そして、暁のホル……小鳥遊ホシノさん」
ホシノ「…………」
暗い部屋を歩いてヘンなのが居るデスクへと向かう。近づくほど、窓からの光が当たって明るくなるので、少し目を細めながらヘンなのを見る。目が光に慣れた頃、ヘンなのとは机1つ遠い距離になっていた。
ホシノさんが見たこともない顔をしてらっしゃる……どんだけ嫌いなんだ……
アスカ「えーっと……どうも?」
黒服「ええ、アビドス高等学校から遥々お越しくださり、ありがとうございます。病院の時は急に押しかけてしまい、大変申し訳ございませんでした。どうしても話をしたかったのですが、なかなか御一人になる時間が少ないようでしたので」
アスカ「あー、いや、全然大丈夫ですよ」
なんだこいつ、妙に話し方が丁寧すぎる……。
黒服「ありがとうございます。では早速、本題の方に入りましょう」
そう言って、ヘンなのは話し始めた。
黒服「渡曾アスカさん、病院でもお話ししましたが、貴方は他の者とは違う神秘を持っています。しかし……」
アスカ「詳細はわからないからそれを調べたい……と」
黒服「その通りでございます」
黒服「神秘とは、我々の技術でも解明が出来ない力。爆発や銃弾を受けても、神秘に守られかすり傷に。そんな、摩訶不思議の力の解明のために、貴方のその特殊な神秘を研究したいと思い、病院に赴いた所存なのです」
ホシノ「何でも良いが、危害を加えるような事をした場合は……分かっているな?」
黒服「小鳥遊ホシノさん、危害を加えるつもりはありません。ただ、少し実験体になってもらおうかと……」
ホシノさんが怖すぎる件について。ヘンなのに至ってはマッドサイエンティストみたいなこと言い出したぞ!?実験体……病院の時の話だと、これに承諾すれば借金も無くなる……あれ?これ前の世界でも無かった?
アスカ「これって……治験?」
ホシノ「何ですか、それ」
そう、治験だ。前の世界では俺も手を出しかけたが、その前に祖父母に家に逃げ込めたので、未遂に終わった。……だけど正直少し気になってはいた。
アスカ「新しく作った薬を自分の体で試す代わりにお金をもらうって言う……まあ、今回のものとは少し違うけどね」
黒服「ええ。実験に賛成していただければ、借金の全額肩代わりを約束致しましたので。似ている所はありますね」
ホシノ「……アスカ」
ホシノさんが、心配そうな顔でこちらを見てくる。いつものような無愛想な顔に見えるが、俺にはわかる。
不安の色が顔に滲み出ているが、それを取り繕うように頑張っている様子が見受けられるのだ。珍しい。
そんなホシノさんを見ていると、ふと気になることが。そもそも、この実験のことについて何も知らない。とりあえず気になることを聞いてみよう。
アスカ「……その実験って、今ここで終わるものなのか?」
黒服「いえ、無理ですね」
アスカ「無理なんかい!!」
思わず突っ込んでしまった……長期間の実験か。アビドスに帰れないかもしれないな……
黒服「実は、貴方のことは数日前から観察していたのですが……貴方の神秘は、何もしなければ何の反応も示しません。周りの者達と同じ力を持つ、何の変哲もないただの人間。しかし、貴方が持っているあの、人型兵器。あれに搭乗した途端、貴方の神秘はものすごい変化を遂げるのです。あれを例える言葉が見つかりませんが、唯一つ言えることがあるならば、貴方の神秘は、あの兵器に、『馴染んでいる』」
急に何を言い出すかと思えば……ストーカーされてたのか、俺。っていうかそんなことより、神秘が『馴染んでいる』か。俺の感覚は正しかった様だ。俺の神秘……というか、転生の特典は、「強化人間に成る事ができる」だろう。ACの操縦が、自分の手足を動かすようにできたのも、それが理由で間違いない。おそらく、反射速度もACに乗った時限定でとんでもなく速くなっているだろう。
とんでもない特典を貰っているではないか……。
アスカ「なるほど……では、俺はACに乗れば良いのか?そうすれば、実験できるんじゃないか?」
黒服「話が速くて助かります。渡曾アスカさん、貴方の言った通り、あの人型兵器に積極的に乗って頂きたい。実験内容はそれだけなのです。情報収集は、こちらに全てお任せを」
俺がやることはACに乗ることだけ。ただ乗るだけで色々わかるらしい。実はこいつらってすごい集団だったり?ただのマッドサイエンティストじゃ無かったり?
アスカ「ほえー……ゲマトリアってすげー」
ホシノ「あんな奴の言葉なんて、信じない方が良いですよ。」
黒服「小鳥遊ホシノさん。貴方も、こちらに来る気は「何回言ったらわかる?無い」……そうですか」
黒服の言葉を遮って、強い睨みを効かせる。ギロという擬音では表せないぐらい、とんでもない目力で。
ホシノさんが怖い。怖すぎる。
アスカ「ま、まあ、俺がやるべきことはわかった……けど、借金のことについては?」
黒服「貴方の神秘の力が全て分かり次第、此方からご報告させて頂くのと同時にこちらが肩代わりする形となります」
つまり、俺の力が分かるまでは、自力で金を稼がないといけない訳か……ACあるなら余裕だろう。受けない手はない。
アスカ「なるほど……わかった。その提案受けよう」
ホシノ「……どうなっても知りませんよ」
ホシノさんは、見放す様な、でも心配そうな、そんな声色で声を発した。
そんなに心配することは無いだろうに……こんな良い契約、受けない方が馬鹿だろう。
黒服「ありがとうございます……!では、契約書を作成致しますので、暫くお待ちください」
そう言って、黒服は奥の部屋に入って行った。
アスカ「……ふう……なんか、緊張するな。この部屋」
ホシノ「…………」
ホシノさんはだんまり、か。……何か安心させる言葉をかけた方が良いかな?
アスカ「ホシノさん、俺はアイツと手を組む気はありませんよ。今回は偶々利害の一致をしただけです」
ホシノ「…………そうですか」
……これで良い……筈。
重い空気に押し潰されたのか、時間はいつもよりゆっくり流れている様に感じた。
そんな空気を弾き飛ばすかのように、軽快なドアの音が響いた。
黒服「お待ちしました。この契約書に、サインを」
アスカ「……」
黒服が紙と、黒いペンを持ってきた。紙には、箇条書きで、契約についての説明、情報が、びっしりと連ねられていて、少し読むのが億劫になってしまった。だけど、こう言うのはしっかりと良く見ないといけない。ただでさえ信じられない奴の契約書なんだから。
契約書には、こう書かれていた。
・この契約の目的は渡曾アスカの神秘の力の解明であること。
・これから渡曾アスカのことを監視すること。
・アビドスの生徒には絶対に危害を加えないこと
・もしどちらかの申請があった場合、この契約は即座に解消されること
・渡曾アスカが死んだ場合、この契約は無かったことになること
まあ、重要な所だけを挙げたので、他にも細かいところは書いてあるが、とりあえず大丈夫そうだ。
契約書にサインをした。
黒服「ありがとうございます。これにて、契約は完了しました。これから貴方には、できる限りあの人型兵器に乗るようにして頂きます。乗れば乗る程情報が集まるので」
アスカ「わかった。俺もちょうど乗りたい所だったから丁度良い」
ホシノ「用は済みましたね。帰りますよ」
アスカ「んえ?う、うん」
ホシノさんが手を掴んで、出口側に引っ張っていく。別に留まる理由も無いので、ホシノさんの力に身を委ねて、少しこけそうになるが、一緒に歩く。
黒服「おや、そこまで急がなくても……」
ホシノ「うるさい!行きますよ。アスカ」
アスカ「はいぃ……」
ヤクザにしか見えん。このホシノさん。
ニンダイ後:任天堂最高!!
最近学園アイドルマスターにはまりました。
もしかしたら小説を書くかも……?
もしそうなったら、今週はこっちを、今週は学マスを、と気分によって更新したりしなかったりするかもしれません。
9/20
足りないと思ったところを加筆しました。