設備に搭載するカメラ選びは重要です。得られる画像の品質は、イメージセンサの良し悪しに大きく左右されます。
たとえば、1枚目の画像は、CMOSISのCMVシリーズのイメージセンサで撮像した画像。2枚目はSonyのIMXシリーズで撮像した画像です。
どちらも暗所条件で撮像した画像ですが、これから言えることは、Sonyのセンサのほうが、
・量子効率が高い(受光素子として光を電荷に変換する効率が高い)
・ダークノイズが少ない
・S/N比が高い
なので、Sonyのセンサは優秀です。このIMXシリーズ以外のセンサも非常に優れています。iPhoneで採用される理由はこういうところにあります。
では、なんでもかんでもSonyのセンサを選んでおけば良いかというと、そういうわけではありません。
CMOSISのCMVシリーズのほうが、
・価格が安い
・高フレームレート
です。つまり、CMOSISのほうは高画質を捨てた代わりに、「価格を抑えた速いカメラ」という特長を得ています。例に出した2つのセンサは対照的ですが、これは設計思想の違いと捉えることもできます。
ここまで考慮した上でカメラ選定ができるようになると、製造業での画像処理の仕事がもっともっと面白くなります。
Quote
とき@engineer
@toki_engineer
製造業で「画像処理ができます」と言う人で、実際に現場で通用するレベルの人に出会ったことがほとんどない。(勿論、検査機メーカーの人は除く。この人達は本職なので)
まず、キーエンスなどの画像処理ユニットの処理が組めるだけの人は論外。「画像処理ができます」だと?
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