自由ソフトウェア運動・エゴイズム派『青緑の会(仮)』

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自由ソフトウェア運動とは?

自由ソフトウェア運動とは、自由ソフトウェアのもとにコンピューティングの自由を勝ち取るための運動です。 自由ソフトウェアでは、ユーザ自身がコンピュータをコントロールすることできます。 しかし、不自由なソフトウェアではときに、コンピュータ(もといユーザ)が そのソフトウェアを制作した開発者や企業にコントロールされてしまいます。

古くは'83年の"Free Unix!"からなる声明、 '85年のGNU宣言に始まり、 そして現在では自由ソフトウェア財団(FSF)によって、主導・支援がなされています。

自由ソフトウェアとは?

ソフトウェア4つの自由を 全て満たすソフトウェアを指します。これらの自由が満たされることによって、 そのソフトウェアを、実行、コピー、配布、研究、変更、改良する自由を利用者が有すること (「自由ソフトウェアとは?」より引用 2025-10-19 閲覧) となります。

”エゴイズム派”を名乗る理由

自由ソフトウェア運動は元来、啓蒙思想としてその真理を広めるべく運動を展開してきた。 様々な闘争手段が試みられ、FSFとしては主にコピーレフトなライセンスの普及を通して、 いくつかの成果を残した。 しかしながら、ビジネスパートナな(”有用性”のみを訴える)オープンソースの台頭によって、 自由ソフトウェア運動の倫理観・思想・哲学については、忘れ去られる危機に瀕することとなる。 そこでこれらの明確化が図られたが、IT界隈・業界では”オープンソース”ばかりが連呼され、未だ 自由ソフトウェア派はオープンソース派に遅れをとっている。

オープンソース界隈と企業のタッグには、もちろん評価されるべき点も多い。 自由ソフトウェアからイデオロギッシュな側面を取り除き、 IT業界にLinuxコミュニティへと目を向けさせることに成功したことによって、 社会は以前に比べ”より自由”になった。オープンソースは、未来への新しい可能性を見出し、 この運動を前進させたのである。 自由ソフトウェア派とオープンソース派はアプローチが異なるのであって、決して敵ではない。 その理念や(邪悪な?)コピーレフトを推し進める (別にコピーレフトなライセンス以外は受け入れない、という訳ではないが)FSFの強固な姿勢は、 「必要以上に攻撃的だった」と云えるかもしれない。 しかし、将来的に人員や資金の面で、企業に依存することになってしまうのではあるまいか。 その企業がもし、不自由なソフトウェアで利潤を得ているのであればなおのこと、関係が避けられるべきだ。 現にGitHubやDiscordなど、不自由なプラットフォームへFLOSSコミュニティの多くは依存している。 企業とコミュニティが”対等な関係”でいることは不可能に近い。

気がつけば40年、次の40年も同じく、この運動は敗北を重ねるのではないか。 私はその危機感から、根本を問い直すことにした。『自由ソフトウェアの歌』を聴いてみよう。

Join us now and share the software;
You'll be free, hackers, you'll be free.
Join us now and share the software;
You'll be free, hackers, you'll be free.

Hoarders can get piles of money,
That is true, hackers, that is true.
But they cannot help their neighbors;
That's not good, hackers, that's not good.

When we have enough free software
At our call, hackers, at our call,
We'll kick out those dirty licenses
Ever more, hackers, ever more.

Join us now and share the software;
You'll be free, hackers, you'll be free.
Join us now and share the software;
You'll be free, hackers, you'll be free.
この曲がRMSによって作詞されたのは、'91年初頭のことである。この頃にはまだ"オープンソース" という言葉は存在していない。”オープンソース”という言葉が誕生したのは、 '98年の2月3日、VA Researchのオフィスでの出来事である。 重要なのは、"誰に訴えているか"である。── そう、"ハッカー"なのだ。
自由ソフトウェア運動はハッカーのエゴイズムに起因する
こう、私は定義することにした。 論拠とするものは他にもいくつか存在するが、詳細は別の機会に。 思えばオープンソースが栄えたのも、ハッカーのエゴイズム、もとい商業的プログラマーの 金銭的利益へのエゴイズムと協調するものだったからかもしれない。 "ただのユーザ"は、ソフトウェアに自由など欲していないし、欲しえない! 社会的正義のための運動から、再びハッカーのエゴイズムのための運動へ! 自由なコンピューティングのために勝利しえるのは、”ハッカーのエゴイズム”── これ以外にないのである。

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