主を失った狼、透き通る世界に行き着く   作:けんどーさん

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初代教区長ローレンス撃破、落葉入手も心折れかけたけどどっちも成し遂げとたけんどーです

ブラボでそれらに躍起になって投稿遅れてしまった……申し訳ない

以下に感謝を

なかノンノン様!評価9ありがとうございます!

軽トラ(最終作戦仕様)様!誤字報告ありがとうございます!

それではどうぞ!


2度目の廃墟

〜ミレニアム、売店〜

 

「ありがとうございました、またのご来店をお待ちしております」「……店番が機械とは…奇怪なものだ…」

 

一行は出発した後、まだ食事を済ませていないことを思い出し、売店で食事を買っていた

 

“いやぁ…やっぱり違和感だな…銃弾やグレネードが普通に売られてるんだもん…それに私のお財布…”

 

「あはは…先生、ありがとうございます」「奢ってくれてありがとう!先生!」「あ、ありがとう…ございます」

 

「先生、大丈夫です!そこら辺のモンスターを倒せばお金は手に入ります!」

 

”うん、モンスターは今ここには居ないから無理かな…落とすにしても銃と爆弾だよ”

 

「……こんな良質な飯が…食いたい時に、手軽に手に入るとは…凄まじい時代になったものだ…」

 

先生と狼がおにぎりを頬張り、喋る

 

「……うまい」”そりゃ美味しいさ、高級バージョンの脂たっぷり鮭おにぎりだもの…この昆布バージョンも美味いな”

 

「いや〜私はやっぱり米よりパンだな!手軽に食えるし美味しい!」「メロンパンは最高のパン…異論は認める」

 

「アリス、どっちも初めて食べますがどっちも美味しいです!」「や、やっぱり私は梅干しおにぎりかな…」

 

「……柴関ラーメンのラーメンが食いたくなってきたな…」”今度暇があったら行こうか”

 

一行は食事を終え、廃墟へ向かう

 

「…しかし、そのじーばいぶるとやらの場所の目星はついておるのか…?」

 

「うん!前にも話したでしょ!座標の場所がその廃墟の工場を示してたの!」

 

“う〜ん…廃墟だけど…見た目は本当にただの廃墟なんだけど…”「…なぜ人気のない場に絡繰り兵が多いのか…か」

 

“そう、まるであの場所を守ってるかのような…”「…確かに、どうしてでしょう」

 

「…ひ、秘密には…つ、常に隠す人がいるって…聞いたことがある…」

 

”あ〜なるほど…確かに…アビドス砂漠にも廃墟にも秘密を暴きに行ったもんなぁ…”

 

「……秘密には常に隠す者がいる、か…」「まぁとりあえず私達はG.Bibleを探せばいいから!」

 

そう言って一行は廃墟へと歩みを進め、到着する

 

ミレニアム、廃墟

 

“いや〜相変わらず崩れそうだなぁ…狼、鉤縄はなるべく抑えて、使うにしても倒壊しなさそうな頑丈なやつだけでお願い”

 

「……承知した…」「か、鉤縄って…?」

 

ユズが聞く

 

「…これだ」

 

狼が鉤縄を義手から取り出す

 

「…先端にクナイがついている…これを引っ掛け飛ぶのだ」「…すごい」

 

「なんだかゲームに出た鞭に似てる!」「お姉ちゃん、これどっちかと言うとグラップルとかそっち系かと思うよ…」

 

「…その鞭とやら…後ほど詳しく教えてくれ…」「え?分かった!」”鉤縄って鎖鎌みたいだな…鎌じゃなくてクナイだけど”

 

そんな会話を交わしていたその時

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「!?伏せろ!」”ん?うわぁぁぁ!”

 

ドカァァァァン!

 

「うわ、びっくりした…いきなり爆発ってどゆこと!?」「うう…みんな大丈夫?」

 

「私は無事…でも思ったより火力が…あ!先生、狼さん!大丈夫ですか!?」

 

ミドリが先生がいた方へ視線を向ける

 

“う、うん…大丈夫…びっくりしたぁ…ありがとうアロナ、危うく狼も巻き込まれるとこだった”「いえ!これが私の仕事ですから!」

 

「…先生殿…今のは…」”ええっとね…今のは…見えない盾みたいなもんだよ、私を危険から守ってくれる”*1

 

その時、前方から多数のロボットが現れる

 

「……数が多い…一度は死ぬやもしれぬな…」”狼?死ぬ前に下がってよ、本当に…”

 

「ふふふ、心配ご無用!もう少し引きつけたら…アリスちゃん!」「はい!」

 

アリスがスーパーノヴァを構える

 

「思いっきりやっちゃって!」「はい!今日の私は光属性兼広域アタッカー…前方のモンスターを殲滅します!」

 

スーパーノヴァが光り輝く

 

「光よ!」

 

ドカァァァァン!

 

“おおお!すごい!”「……大手門すら崩せそうだな…」

 

「アリスちゃん、すごい!」「ま、まだ!敵の第二陣がきてる!」「嘘!?あれだけぶっ放して普通戦意ある!?あ、相手機械か」

 

「こ、ここで立て続けはちょっと…流石に不利だよ、撤退しよう!命大事にが一番!」

 

「……ううん」

 

モモイが喋る

 

「ここで退くわけにはいかない、突破しよう」「えええっ!?」「……なるほど」

 

狼が喋る

 

「……ここで退いても…奴らがアリス殿の銃撃を聞いて来るかも知れぬ…ならば来る前に行くというわけか」「そう!流石狼、察しが良い!」

 

“あ〜総数がわかんない、でもスーパーノヴァを撃った今が一番手薄だから今のうちってことか”

 

「そそ!工場の座標まで行けば多分前回と同じく襲ってこないはずだから早く行くよ!」

 

「で、でもっ…やっぱり危険だよ!」「大丈夫です」

 

アリスが喋る

 

「私たちは今までに27回のダンジョン探索と139回のレイドバトルをクリアしてきました」「………何を言っておる…」

 

「今回もきっと…このメンバーならクリアできるはずです!」「で、でも、それはゲームの話でしょ!?」

 

「どう転んでも…危険はある……私も、頑張るから」「でも、先生と狼さんは?狼さんは強いけど、それでも私たちと違って銃弾を受けちゃったら…」

 

「……そう案ずるな…俺は銃弾を弾ける」「んん?狼、今なんていった!?」「じゅ、銃弾を弾ける…??」

 

「大丈夫です、安心してください」「…え?」

 

アリスが喋る

 

「どれだけ危険な状況であっても、アリスが先生を守ります…先生、アリスを信じて、共に来てくれますか?」

 

“もちろん、私もできる限りのことをするよ”

 

「パンパカパーン!先生が改めて、仲間になりました!」「…先生殿も銃弾を防ぐことができるのであれば…恐れるものはない」

 

狼が楔丸を抜き、義手忍具を仕込む

 

「……備えは…十分だ」「ふぅ…分かった、私も覚悟を決める!」

 

ミドリが銃を構え直す

 

「ゲーム開発部、敵を突破するよ!」「よーし、準備OK!ばっちこーい!」「…整備はしっかりしてたから…うん、行こう!」

 

「……先生殿…指揮を頼む」”もちろん、それが私の仕事さ”

 

“よし、それじゃぁ…”「……ああ」

 

“みんな!出撃!”「…参る」

*1
実際は弾道ミサイルすら防げる超優れ物、しかしバッテリーに難アリ




ここまで読んでくれてありがとうございます!

書いているうち、ふと思ったんですよ…これ、みんな朝も(恐らく昼も)何も食ってなくね?って

それと狼にうまいを言わせたかった…

次回、お楽しみに
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