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【皆様へ】 弟子・加賀弥祥子によるハラスメント被害公表について このたび、私の弟子である加賀弥祥子が、出演した舞台公演において受けた不当な扱いを公に記した件について、師匠としての立場から声明を発します。 まず明言したいのは、彼女の発信は「報復」や「感情的な訴え」ではなく、同様の被害を防ぐための記録と警鐘であるということです。 それは、芸術を志す者として、そして教育を担う者として、極めて正当で勇気ある行動です。 演劇・音楽・芸能の世界では、長年にわたり「情熱」「指導」「熱量」という名のもとに、暴言や威圧が正当化されてきた現実があります。 しかし、人格の尊重を欠いた指導は教育ではなく、創作現場での暴力です。 その構造を放置すれば、若い表現者たちが萎縮し、創造力を失っていくのは必然です。 彼女の行動は、個人攻撃ではなく構造的問題の可視化であり、沈黙の中で苦しむ人々に「言葉を取り戻すきっかけ」を与えるものです。 私自身、彼女の勇気と誠実さを誇りに思います。 私たちは、過去の慣習を批判するのではなく、そこから何を学び、どう次の世代に健全な現場を引き継ぐかを考えねばなりません。 芸術は、敬意と知性と対話の上にこそ立つものです。 暴力や支配の中から生まれるものではありません。 彼女の言葉が、これからの舞台芸術のあり方を問い直す一石となり、業界に「再生と浄化の波」が広がることを切に願います。 2025年10月18日 Lutherヒロシ市村